良いお年を。

本日は、大晦日。

 

今年も、多くの方々とのご縁をいただき、感謝しております。

まずもって、ありがとうございました!

 

・・・今年最後の出仕は、多古町「能満寺」さまの、星祭り。

ご参集の檀信徒の皆さまに、ご祈祷仕りました。

夜が最も長い(=星の力が増す)冬至は、よりご守護をいただける。

天に、三光(太陽・月・星)が同時に上る冬至に祈りを捧げると、ご利益がある。

 

・・・冬至(今年は12/22)に星祭り、の図式は・・・上記などの説から。

 

古来、物事の吉凶や、人の運命・運勢は・・・

天体の運行によって、予測されてきました。

 

物事(人生)には、浮き沈みというものがありますが・・・

それを(予測の観点での表現として)「星回りが良い/悪い」と、言う訳です。

 

個人それぞれの運命を左右する、星を供養することで・・・

一年間の幸いを祈り、災いを除くというのが、星祭りの趣旨。

宗勝寺としての最後の行事は、忘年会でした(笑)

毎月一日開催の題目講、12月だけは暮れの開催・・・その後、という訳で。

 

一応、私の奢りです。

(これ目当てでも良いので)来年も、参加者随時募集中です。

 

・・・実は。

我が家に元気があったのは、この日まで。

 

ここから、長男が保育園で、風邪を頂戴。

あとは、お決まりのパターンですね。

 

長男から次男へ。

次男から、私と妻へ。

 

私自身、(今現在も)75%と言ったところでしょうか。

久々に頂戴すると、こんなにツライものかと。

ええ、大掃除も地獄でした。

しかしながら、何とか年を越せそうで、心底安堵しております。

・・・人は、迷惑を掛けずに生きていくことは、出来ません。

 

私も、人に迷惑を掛け続けながら、生きています。

だからその分、人を許すことが出来ると、カッコ良いですよね。

 

今年も、人生の最高記録を塗り替えたと、自負しております。

来年も、今と同じ気持ちでいられるよう、毎日を大事にしていきます。

 

やりたいことは、やっていきます。

やりたくないことも、やっていきます。

 

何かを失わずに得る、ってことは・・・面白くないので。

 

来年も、どうぞよろしくお願いいたします!

・・・良いお年を。

 

日蓮宗 法中山 宗勝寺

住職 小島知新

ワイドショー系

ボチボチ、やっております。

 

檀信徒の皆さまには、来年のご祈祷札のご案内をさせていただきました。

返信の都度、染筆させていただいておりますので、ご安心ください。

どうでも良い話ですが、私は日常・・・ほぼほぼテレビを見ません。

厳密に言うと、地上波放送を見ることはありません。

 

朝は・・・子ども向けの番組が、垂れ流されていますが。

(それ以外は)Blu-rayとか、Amazonプライムとか、YouTubeとか。。。

 

ニュース・天気予報なんかは、概ねネットニュースでチェック。

今どき、皆んなそんな感じですよね・・・そんな感じです。

 

ところが、私が唯一テレビ(地上波)を点けるのが・・・

塔婆・御札を、染筆する時だったりするのです。

 

時間帯的に、大体・・・ワイドショー系。

染筆中なので、見るというよりはBGMとして点けている訳です。

・・・番組の話題は、除夜の鐘について。

 

(住宅街に建つ)ある寺院は「うるさい」との近隣住民のクレームにより・・・

除夜の鐘を、中止に。

 

これが、全国各地にちょいちょいある話らしく、別の寺院では・・・

除夜ならぬ、除夕(じょせき)の鐘と銘打ち、時間変更。

 

当然ながら、賛否両論・メリット/デメリット・・・

そんな感じでした。

 

私個人としては、中止したご住職の言葉が、印象的でした。

平たく言えば、近隣住民との和合を重んじての決断、ということでしょうか。

 

分かるなぁ。。。

実際・・・うちにも、何やかんや言ってくる方(非檀家)も、いない訳ではなく。

 

まぁ、クレーマーと言う程ではないので、良いんですけど。

いや、良くはないですけど。

 

内心はどうあれ、穏やかな対応をさせていただくほか、無いんですよね。

(実は、昔はそれが出来なくて、未だに後悔していることもあります)

 

こんな言い方、良くないのでしょうが、色々な人がいますから。

お寺・檀家さん・子ども・家族と、守るべきもののためには・・・グッと堪えて。

ふたつ目の話題は、「終活年賀状」なるもの。

 

(高齢などを理由に)今回の年賀状を、最後に・・・

来年以降は辞退させていただきます、といった内容のものでした。

 

毎年開催の同窓会の席で、「来年から出席しません!」って言ったら・・・

皆んな、どんな顔するでしょうか。

 

ハガキ一枚もらったから、うれしいのではなく・・・

この年末のクソ忙しい時に、面倒臭いことをやってくれた、その背景がうれしい。

 

そんな私、今年の年賀のご挨拶は・・・

喪中のため、欠礼させていただきます。。。


→ご祈祷札・お守りのご依頼受け付けております
【宗勝寺 郵送祈願~遠方の方でもお気軽にご祈願を~】

チバラギ(笑)

例によって、昨今の行事報告をさせていただきます!

 

まずは11月7日、千葉県東部管内寺院の「顕彰参拝」が開催・・・

100名以上の参加者がありまして、スタッフとして参加させていただきました。

 

1か寺目、大網白里市「本山 正法寺」さま。

2か寺目、多古町「妙光寺」さま。

3か寺目、多古町「本山 日本寺」さま。

平たく言うと、「地元のお寺に皆んなでお参りしましょう!」というやつでして。

私自身は、ここ5年ほどバス添乗員を兼ねて・・・近年の、恒例行事です。

 

・・・以下、御会式(おえしき)シリーズです!

御会式とは、日蓮大聖人のご命日に際し、報恩感謝の誠を捧げる法要のこと。

 

今年は、第738遠忌の御会式。

ご命日(10月13日)前後に、全国各地の日蓮宗寺院でこれが厳修されます。

 

10月20日には、銚子市「妙福寺」さまの御会式に、出仕を。

また11月13日、多古町「能満寺」さまにて、出仕させていただきました。

うち(宗勝寺)の御会式は、10月6日に。

(今年から)御会式に伴い、大黒祭を厳修させていただく運びとなりました。

 

実は、昨年までは・・・役員さんと題目講の方々のみの、お声掛け。

少々寂しい御会式でありまして、「何とかしなきゃ」という思いがございました。

 

ちょうど今年の2月、荒行(第参行)を成満し、大黒相承を賜り・・・

(入行の折)檀信徒各位に、大黒さま(子大黒)を、お迎えいただいた訳です。

 

大黒祭では、檀信徒各家の大黒さまに、秘伝の沐浴をさせていただき、ご祈祷を。

初めての行事でしたが、何とか無事に勤められたことに、感謝です。

また、結果として大聖人へ手を合わせる方が増えたこと、これまた感謝です。

 

師匠のお寺「浄国寺」でも、(11月3日)同じ形式を採らせていただきました。

11月23日、匝瑳市「常福寺」さまの御会式をもって・・・

今年も無事、すべての御会式をお勤めさせていただくことが出来ました。

ありがとうございました。

 

さて。

 

うちの地元の方、下世話な言い方で言うと・・・チバラギ(笑)あたりでは。

七五三を、やたらと派手に行う風習がありまして。

 

結婚披露宴よろしく、ホテルの広間を利用し・・・

親族一同が会し、パーティなさることも、珍しいことではありません。

 

うちは、そこまで・・・しませんが。

長男、無事5才を迎えることが出来ました。

お参り&お祓いは、日蓮宗の本山などに赴くのも、筋かと考えましたが・・・

地元の神さまにご挨拶するのも、これまた筋かと思いまして、神社へ。

 

質問される前に、言っちゃいますが。

 

宗教儀式的なものは、当然私自身(僧侶)行うことが出来る訳ですけども・・・

自分・身内の場合は、他の寺社に依頼するのが、基本です。

 

・・・以上、マメ知識でした。

マイナスをゼロに

11月・・・カレンダーの残り枚数に、焦りを感じる今日この頃。

境内の柘榴(ザクロ)・・・今年は不作?台風による落下?

いずれにせよ、僅かな収穫を鬼子母神さまに、お供えさせていただきました。

→ 柘榴(ザクロ)と鬼子母神さまについて

鬼子母神さま・11月、と言えば・・・今年も始まりました、日蓮宗大荒行堂

我が千葉県東部管区からは、4名のお上人が志され、入行しております。

 

入行に先立ち(先月9日)日蓮宗千葉県東部修法師会、主催による・・・

一日行堂(荒行堂の一日を再現した行事)が、本年も開催されました。

 

会場となったのは、大網白里市「本山 正法寺」さま。

それにしても、昨年の今頃は・・・と思うと、何とも言えない気持ち。

各聖の、無事のご帰山を願うばかりですが。

 

入行から丸1年を機に、同じ釜の飯を食った仲間たちとの、再会。

第1回参行会、27名中24名という出席率の良さ!

神戸市「教福寺」さまに、お参りさせていただきました。

 

刺激、頂戴しました。

もうちょっと、頑張れそうです!

 

・・・翌朝、早起きして神戸の街を散歩。

Amazonプ〇イム「バチェ〇ー」に、ドはまりしていた妻は・・・

送った画像に、興奮(分かる人には分かる)してましたっけ。。。

 

さて。

事業報告です。

 

実は、アレは・・・

序章でしかなかった、という訳です。

最初は、こんな↑感じでした・・・今となっては、もはや忘却の彼方ですが。

掘って、基礎打って・・・

L型擁壁、埋め戻し。

分かります。

人の仕事って、何でこんなに面白いんですかね。。。

舗装して、完了!

・・・と思ったんですが、結構な段差が出来たため、追加工事でフェンスを。

・・・実は、この工事を志したのは、ちょうど10年前。

土地の境界査定なんかまでは、当時済ませたのですが。

 

どうしても、後回しになってしまうんですよね。

こういった、地味・・・というか、マイナスをゼロにする作業って。

 

正直、心配のタネがひとつ消え、ホッとしています。

北側墓地使用者の皆さまにも、ご心配をお掛けしました。

 

土砂流出により使用不可となっていた、墓参用水道も・・・

今回の土留め工事を機に、新規設営いたしましたので、ご利用ください。

覚悟と準備

10月も、半ばになってしまいましたが・・・

9月の行事報告、です!

 

1日、恒例の題目講に始まり・・・

6日には、匝瑳市「朗生寺」さまにて、放生会(主催:千葉県東部修法師会)を。

→ 題目講(宗勝寺HP)

→ 放生会(ほうじょうえ)とは

8日には、師匠のお寺「浄国寺」の、七面大明神大祭に出仕。

(残暑真っ盛りの)屋外行事でしたが、約50名の参列を賜りました。

→ 七面大明神大祭について

12日には、八千代市「長妙寺」さまの年中行事、痔の呪い(まじない)へ。

朝から夕方まで、多くのご参詣がございました。

→ 痔の呪い(まじない)とは

21日は、多古町「能満寺」さまの彼岸会ならびに七面大明神大祭へ。

 

永仁5年(1297)年 9月19日(旧暦)に、日朗聖人が七面山登詣し・・・

七面大明神を、お祀りしたことから・・・この日が、七面さまのご縁日と。

 

当山や浄国寺(前述)でも、9月に大祭を開催しているという訳です。

23日(お彼岸の中日)には、都内目黒区「妙見寺」さまの、彼岸会へ出仕。

暑さ寒さも彼岸まで・・・という言葉が通用しなくなっている、今日この頃。

先般の台風(15・19号)然り、自然のストレスには参ります。

 

(宗勝寺に関しては)19号は、15号ほどの被災は、ございませんでした。

実際、雨風ともに「15号>19号」だったのは、確かですけども。

 

今回の無事は、覚悟と準備の差だったのかなぁ、と。

強いて言えば、情報というものの恐ろしさを、垣間見た気がします。

 

・・・例えば、SNSなんかを見てますと。

 

窓ガラスに、養生テープを貼り台風に備える方が、多く見受けられ・・・

次のフィードには、その危険性が訴えられたりしている訳です。

要約するに、テープに補強の効果は無く、むしろ(圧力集中のため)弱くなる。

飛散防止にはなるが、破損時には塊となって飛んでくるので危険、とのこと。

 

また、(地元では)利根川の氾濫警戒による避難勧告が、発令・・・

その際、「〇〇のところ(近所)まで、水が来ている!」なんて情報が。

 

これが、まさかのデマでして。

 

しかしながら、これらの情報が正しいかを判断するのは・・・

平常時ならともかく、というやつですわ。

・・・先日、38歳に。

アラフォーにして(健康診断では)人生初(?)のオールA評価!

 

「健康のためなら、死んでも良い」なんて言葉が、ありましたっけ。

タバコを止めて7年・・・飲めないお酒も、飲まないと決めました。

 

しかしながら、この結果に惑わされること無く・・・

健康第一、これからも精進してまいります。。。

子育ては、難しいです。

てらこやの文集、今年も発送完了・・・ホッとします。

「夏休みの思い出は、夏休み中に手元へ。」

・・・という、歴代先輩の流れを汲ませていただいております。

 

8月の行事は、8月中に・・・

と思っていましたが、1日遅れの更新を、お許しくださいませ。

 

8月4日は、当山(宗勝寺)の施餓鬼会でした、

→ 施餓鬼会(せがきえ)とは

前半に施餓鬼供養、後半にお盆塔婆供養&新盆供養、という流れ。

今年も、約70名のご参列を賜り・・・良い汗かかせていただきました。

 

8日には、香取市「浄蓮寺」さまの施餓鬼会に出仕。

この頃、ちょいちょい写真を撮り忘れるなぁ。。。

お盆を明けて、16日は師匠のお寺「浄国寺」にて、施餓鬼会を。

約130席+立ち見(?)数名、満堂にての厳修となりました。

翌17日は、成田市「東光寺」さまの施餓鬼会へ。

一座目に新盆・二年盆の方、二座目に一般檀信徒の方が、ご参列なさっています。

24日には、多古町「能満寺」さまの施餓鬼会に出仕。

これにて、お盆関連行事は一段落です。

また、29日には多古町峯「妙興寺」さまにて・・・

日蓮宗千葉県東部修法師会主催の、研修会(動画は、過去のものです)。

以上・・・8月でした。

 

対外的なもののみ、書かせていただきましたが、いかがでしょうか??

・・・って言われても、アレでしょうけど。

 

これらに、例によって棚経やら、個人的な法務(法事・ご祈祷 etc.)・・・

作務(いわゆる掃除です)・その他、諸々と。

 

やはりお盆月は、お坊さんにとっては、繁忙期と言わざるを得ません。

 

(もちろん、うちもそうですが)お寺の多くは、家族経営の自営業ですので・・・

良いところもあるのでしょうが、やはり犠牲になる部分も多いものです。

 

私自身、経験してきた部分ですので、余計に不憫に思ってしまうのですが・・・

どうしたって、子どもが犠牲になる部分はあります。

今は、遊び半分で手伝ってくれていますが、いつかは・・・でしょうか??

 

罪滅ぼしに、バースデーパーティだけは、贅沢にやってやります。

(画像だけ)切り取って見ると、良い部分しか見えませんが・・・

実は、お盆中に生まれた次男は、誕生日当日は、スルー。

長男(同じく8月生まれ)との、合同開催だったりします。

 

5歳になり、物事の道理が少しずつ分かってきた長男は・・・

一般家庭とのズレに気付き始めているのか、否か。

 

何だか、この頃・・・ひねくれることが、多いような気がします。

それが原因かは、分かりませんが。

昨日(8月31日)、夏休み最初で最後のお出かけ(恐竜博2019 @上野)に。

 

子育ては、難しいです。

でも、全力でやってます。

中々、楽しいもんです。

今年も、無事に開催出来ましたよ!

今年も、無事に開催出来ましたよ!

今年も、募集人員オーバーの77名・・・

お断りさせていただいた方は、申し訳ございませんが、また来年どうぞ!

 

・・・以下、画像にて大まかな日程を。

 

【1日目 7月24日】

会場は、匝瑳市「飯高寺」さま。

飯高檀林旧跡、日本最古の大学です。

開校式を経て、自己紹介。

昼食の後は、フィールドワークを。

亀のタマゴは、珍しい・・・日本古来種なのです。

近隣の宿泊施設に移動し、恒例のカレー作り。

極力、大人が口を出さないようにしていますが・・・ゾクゾクします。

同じ材料でも、班ごとに味が違うのが面白いところ。

作文書いて・・・就寝です!

 

【2日目 7月25日】

ラジオ体操の写真は・・・撮り忘れました!

 

お寺と言えば・・・読経です。

お寺と言えば・・・写経です。

ちょっと、空気がピリッとしたので、お昼は楽しく・・・流しそうめん。

自生している茗荷(ミョウガ)が、激ウマです!

77人で雑巾がけすると、ビックリするくらいキレイになります。

そのころ、裏ではもち米を蒸かし・・・

8升のお餅が、一瞬で子どもたちの胃袋に消えていきます。

お寺の境内で鬼ごっこって、異様に盛り上がるんです。

夏の夜と言ったら、花火以外に何かありますか??

全力で学び、全力で遊び、全力で食べる。

・・・バタンキューでした。

 

【3日目 7月26日】

子どもたちは、元気です!

・・・と言うか、この頃には、ホームシックだった子も、ケロッとしてきます。

 

大人は・・・大抵、こんな感じです。

最終日は、朝から海水浴ですよ!

天気が最高過ぎて、日焼けがヤバいです。

当然、恒例のやつも・・・やっちゃいました。

海と言ったら・・・BBQでしょ。

がんばったご褒美に、ちょっとしたレクリエーション(景品付き)を。

閉校式では、お経・お題目を一緒にお唱えし・・・

最後には、修了証が。

・・・という感じでした!

 

77名の大所帯、限られたスタッフで、どうなることかと思いましたが・・・

今年は、ひとりの脱落者を出すことなく、円成することが出来ました。

 

ありがとうございました。

【Special Thanks!!】

ご協力いただいた、女性スタッフ各位。

賛助会員(青年会OB)各聖。

日蓮宗千葉県東部宗務所さま

飯高寺の総代各位。

飯高檀林を守る会の各位。

フィールドワークの八木先生。

保護者の皆さま。

 

来年は、2020年7月28~30日の開催予定です!

・・・お待ち申し上げます。

 

PS.今年のスタッフは、最高でした!

刺激と攻め

6月も、行事が目白押しです。。。

 

まずは、6月3・6・18日と、3日間にわたり行われたのは・・・

日蓮宗千葉県東部青年会による、寺院参拝。

青年会OBのお寺にお伺いし、読経・・・

行事等、ご協力のお願いや賛助、賜ります。

 

さらに、青年会(に法要出仕依頼)行事が続きますが・・・

6日には、多古町「法眼寺」さまの施餓鬼会に出仕。

同日午後より、多古町「妙光寺」さまの三大竜玉神例祭法要に、出仕を。

宗勝寺でも、6月13日には年中行事、開基第404遠忌法要を。

法要に先立ち、役員総会も行われ、護持会決算承認など討議されました。

→ 宗勝寺開基(お寺が開かれる際の重要人物)須坂藩初代藩主 堀直重公について

 

雨が降ったら・・・事務作業。

来る、お盆関連行事の書類製作も、今年はバッチリです。

境内の梅も、今年は豊作でしたよ!

うちは・・・ひと瓶だけ、梅シロップに。

あとは、(数件の)檀家さんにお分けしてます。

6月は毎年、会議も多く・・・振り返ると、アッという間。

毎日をこなしていくのが精一杯、というのが正直な所。

 

・・・なのですが。

 

今年は、色々と刺激を受けることが多く・・・

一歩、踏み出してやろうと、もがいております。

 

その、刺激というやつは(小出しに)紹介していこうと思っておりますが。

宗勝寺の境内をご活用いただき、スーパーの移動販売が来るようになりました。

結構何でも揃ってるんで、ビックリ。

 

週2回、独特のテーマソングを流しながら、やってくる訳ですが・・・

近所のお婆ちゃん、「何も買うもん、無ぇわ」といいつつ、カゴは一杯。

 

思い返せば、私が子どもの頃(34~5年前)・・・

実家の裏手で、八百屋さんの移動販売車が、来てましたっけ。

 

その後、スーパーが出来る・・・で、八百屋が潰れる。

スーパーが、移動販売を始める・・・という、数奇な運命を感じますが。

 

・・・ニーズ、あるんですね。

 

あ、当然ながら、お寺に(直接的な)メリットがあるとは思ってません。

仏教とか布教とかに、無理やりこじつける気も、さらさらございません。

 

しかしながら、4年前の工事の際に志した思いとして・・・

地域の皆さまに、境内をご活用いただきたいという考えは、ブレておりません。

 

まぁ、私なりに思った訳です。

「スーパー、攻めてんな」と。

 

これ、刺激のひとつです。

 

私の、攻めの姿勢も、小出しにしてまいります。

形になるまで、手の内は明かさない・・・とだけ、言っておこう。

 

「てらこや」告知です!

今年も「てらこや」・・・開催いたします!

主催は、日蓮宗千葉県東部青年会。

↓ 募集要項です。

→ 昨年の様子(過去Blog)です!

↓ 過去動画です!

参加ご希望の方・お問い合わせは、下記連絡先のいずれかにお願いいたします!

【「てらこや」事務局】
TEL:090-2522-2338(担当:長谷川)

 

【宗勝寺】
TEL:0478-54-4373
Mail:info@shushoji.jp

※ 以下、注意点ですので・・・ご一読ください!

 

① 定員になり次第、締め切らせていただきます。

・・・近年、参加希望者が増加傾向にあります(6/4現在、定員の8割以上に達しています)。募集要項には申込締切期日の表記がございますが、受け入れ態勢の都合上、お断りさせていただく場合もございますので、ご了承ください。

・・・募集要項には「別紙申込用紙」の記載がございますが、上記の理由からまずはご一報ください。

 

② 途中参加・途中退出は出来なくなりました。

・・・カリキュラムの都合上、3日間参加できる方のみの対応とさせていただきますので、ご了承ください。

入寺式

地元3か寺の入寺式に、関わらせていただきました。

 

入寺式とは、お寺に新しい住職が入る式典のこと。

入寺奉告式とか、法燈継承式、(本山の場合)晋山式なんて言い方もあります。

 

まずは3月30日、匝瑳市「長福寺」さま。

4月6日には、香取市「大相寺」さま。

そして5月6日、東金市「妙宣寺」さま。

式典のスタートは(上記画像のように)新住職が行列をなして、お寺へと。

堂内では、住職としての辞令を受け、仏祖三宝に住職としての誓いを奉告。

 

・・・その中でも、やはりメインといえば、このシーン。

この、払子(ほっす)という仏具が、住職としての証であり・・・

これを受け渡された際の、新住職の表情と言ったら。

 

責任・緊張・感謝・興奮・不安・喜び・・・

様々な感情が入り混じっていることでしょう、何とも言えないものがあります。

私の入寺は、今からちょうど丸15年前、22才の時でした。

 

そんな訳で、(住職という立場での)先輩面をさせていただくならば・・・

住職になると、今までの2倍は、大変なことがあると思っていただきたい。

 

そして、今までの100倍、面白くなるとお伝えしたいです!

 

私のつたない経験上ですが、お寺を見れば住職の姿勢が分かります。

住職が変われば、お寺の雰囲気も変わります。

 

3か寺とも、より良いお寺になっていくことでしょう。

 

じゃあ、お前の入寺の時はどうだったのか、と聞かれれば。

・・・実は私、入寺式をしておりません。

 

当時の私は・・・右も左も、分かりませんでした。

いや、上も下も前も後ろも、分かりませんでした。

 

入寺式なんて、見たことも聞いたこともありませんでしたし・・・

そういったことを教えてくれるような人間関係も、ありませんでした。

 

言い訳がましいですが、そんな感じです。

 

もちろん、最低限の人たちに挨拶はさせていただきましたが・・・

入寺式、という括りで言えば、やっていないということです。

 

SHUSHOJI Blogしかり、私の法話しかりですが・・・

私は口酸っぱく、区切り・慣習・行事を大切に、と言い続けてきました。

 

今や、何でも簡素化、簡素化で・・・

結婚式や葬式まで、行わない方も増えてきている世の中です。

 

絶対に、後悔する。

正確に言えば、後悔する時がくる。

 

やらなかったらやらなかったで、どうなる訳でもないかもしれません。

しかし、取り返しがつかない場合も、有ったりする訳です。

 

少なくとも私は、入寺式に関わるたびにそう思うし、今後も思い続けるでしょう。

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