エンバーミング

はい、無呼吸運動中です。

 

このスケジュールで、体を壊さない自分に、関心すらしますが・・・

実際は、お盆前にこの有様で大丈夫か、不安でなりません。

さて。

 

先日、ある方の葬儀をお勤めさせていただきまして・・・

やや遠方、地元から約100キロほどの土地へ、伺うことになりました。

 

葬儀(お葬式)に関しましては、その土地により慣習が異なります。

道(川)を挟んで・・・といったレベルで、違ったりもするんです。

 

いや、葬儀という法要に関して・・・

こちら(僧侶)が内容を変える、という意味ではなく。

 

参列者を含む、葬儀に関わる方の行動が、地域によって異なる訳です。

それは、単純に「昔から、こうやってるから」ってことも、あるでしょう。

 

また、いわゆる土着信仰と呼ばれるような・・・

何か謎めいた、儀式的な風習を目にすることもあります。

【土着信仰:土地・民族に(固有の)生活習慣と結びついた儀礼など】

 

(話を戻しまして)今回の葬儀、初めての経験だったのは・・・

式中、お棺のフタが閉じられることが無かったこと。

葬祭ホールですと、奥行5~60cmの机を挟んだ奥は、ご遺体。

常に眼に入るところに、ご尊顔があるというのは、独特の緊張感でした。

 

終了後、スタッフの方に「この辺の、風習ですか??」と、尋ねたところ・・・

「いえ、エンバーミングの方は・・・」とのことで。

 

「エンバーミング(embalming)」とは、 遺体を消毒・保存処理・修復し・・・

長期保存を可能にする、技法のこと。

 

土葬を主とする欧米諸国などでは、一般的ですが・・・

私も実際に目にしたのは、初めての経験でした。

 

時間の経過で見た目の変化が無く、感染症の心配も無いため・・・

お棺のフタを閉じるのは、出棺の時が最初になる、という訳で。

近年の終活ブームもあり、家族に迷惑を掛けたくない・・・

自分のことは自分で・・・という考えの方も、少なくないと思います。

 

しかしながら、弔いは残された方のためにも、大切なもの。

遺族が流す涙は、後悔の部分が大きいことも、否めません。

 

人生の最後の最後に、出来得る限りのことをしたと・・・

その、納得や達成・充実、もしかしたら贖罪かもしれませんが。

 

そんなことが、残された者の気持ちを楽にしたり・・・

区切りをつけてあげることになることも、あるんです。

 

終活ブームの開始当初は、いかにも葬儀・お墓の事前準備って感じで・・・

私自身も、少なからず疑問も持ったものですが。

 

現在では「人生の終焉を通じ、今をより良く生きる活動」のことを言うそうな。

正解は、こっちですね。。。

踏んだり蹴ったり

先日(6月13日)、宗勝寺開基檀越の「第402遠忌法要」を・・・

宗勝寺役員・題目講の各位とともに、厳修いたしました。

開基(かいき)とは、お寺が開かれるにあたって・・・

経済的支持を与えた者や、一般在家の実力者(大旦那)のこと。

 

須坂藩(現在の長野県須坂市)初代藩主「堀直重」公が、これにあたります。

→ 宗勝寺の歴史ページへ

 

宗勝寺では、年中行事としてこの法要を営み・・・

同日、役員総会や護持会会計監査も、行っています。

 

今年も、無事にこれを終了・・・

・・・と同時にスタートするのが、お盆の準備。

 

監査済みの決算書や、お盆のご案内、寺報(お寺の新聞) etc.・・・

例年7/1付の封書にて、全檀家さんのお宅へ郵送します。

 

事務作業は、集中しないとミスの元ですので・・・

カレンダーとにらめっこ、日を決め、一気に仕上げています。

事務作業予定日を翌日に控えた、夕方・・・

千葉県では突然の、雷雨がありまして。

 

明くる日、寺務所のパソコンを立ち上げると・・・

インターネット接続が、無い。

 

雷が原因なのか、定かではありませんが・・・

一夜にして、ルーターとPCスピーカーが、ご臨終。

 

無音なのはさておき、インターネットに繋がらないのは、マズい。

まず、宗勝寺はひかり電話なので、電話がダメ。

もちろん、FAX(コピー複合機)もダメです。

 

しかしながら、文書作成(外付けHD)はイケる・・・と思ったら。

貼り付け用の画像を保存していたのは、いわゆるオンラインストレージサービス。

 

活字の文書だけでも印刷を、と思ったら・・・

有線LANで接続してある、プリンターもダメ。

 

そうこうしているうちに、檀家さんから携帯に着信があり・・・

「住職、さっき塔婆の申込み、メールで送ったんだけど、、、」なんて。

 

思えば、電話回線経由で情報を送っている・・・

警備会社との繋がりも、切れている訳で。

 

慌てて、スマホで修理依頼の連絡先を調べまして。

「そっか、Wi-Fi 繋がるわけ、、、」とか、思いつつ。

 

結果、当日便でルーターが(夕方には)到着。

その日のうちに、すべて復旧することが出来ました。

(スピーカーは、現在も死んでいます)

 

いやー、恐ろしい。

気付かないうちに、ズブズブに依存しているんですね。

 

結局、この日出来たことと言えば・・・

掃除と、(境内の)梅の収穫くらい。

今年は、昨年に引き続き、大大大不作。

何だか、「踏んだり蹴ったり」ですね。

 

僅かながら、梅シロップを漬けてみました。

何だかこの頃、一発OKだった試しがありません。

 

まぁ、結果丸く収まってる気もするので、アレですが・・・

その方が、面白いっちゃ面白いんですかね。

 

・・・頑張ります!

当たり前

6月6日、多古町「法眼寺」さまの「施餓鬼会(せがきえ)」に・・・

青年会員として、出仕させていただきました。

法要終了後は、裏山にある「水戸谷城(みとさくじょう)」(合戦)跡にて・・・

供物をお供えし、ご回向・ご祈祷させていただきました。

また、同日午後からは多古町「妙光寺」さまにて・・・

「三大竜玉神(日天竜玉神・月天竜玉神・明星竜玉神)例祭法要」が。

青年会員に加え、ご当山の有縁のお上人たちとともに出仕させていただき・・・

多くの檀信徒の皆さまへ、ご祈祷仕りました。

上記の行事、(長年)毎年この日に開催され、毎年お声掛けをいただき・・・

私自身、毎年出仕させていただいている訳ですが。

 

・・・有難いですね。

 

有難いとは、「有ることが難しい」と書くくらいですから・・・

言うまでもなく、「当たり前」では無いことは当然。

 

この数字、お分かりでしょうか??

1年:40%
5年:15%
10年:6%
20年:0.3%
30年:0.02%

 

実はこれ、企業生存率なんです。

起業して5年で、85%の会社は倒産か。。。

 

ちなみに、いわゆる老舗(しにせ)と呼ばれる企業数に関しては・・・

日本は、ダントツの世界一(確か、世界の半数以上が日本企業)。

 

今年(2017年)日本では、創業100年以上の企業が、3万3千社以上。

1000年以上の企業も、7社あるそうで。

 

そんな日本ですら、この数字ですからね。

 

お寺(宗教法人)は、特殊なので、アレですが・・・

継続することの難しさ、と言ったらお分かりのことと思います。

 

さて。

 

先日、父は「オレの人生最後のクルマだ」と、新車を購入。

父のクルマ購入は、実に20年ぶりのことです。

 

それまで、父が乗っていたのは・・・

私が(10年前)生まれて初めて新車購入したクルマ。

 

購入より4年間、私が乗りまして・・・

その後、父に譲ることになり6年間。

 

下取りに出す、って言うんで「ちょっと待てよ」と。

そんな訳で急遽、セカンドカー購入の運びとなりました。

 

遠方の法務も、これを活用しようと考えております。

お帰りなさい、また可愛がってやろう。。。

父は、新車納車後のタイミングで、めったに(×2)ない長期休暇を確保・・・

夫婦で、長距離ドライブ旅行(3泊4日)に行ってましたね。

 

息子としては、今後も・・・

今回のようなお出かけを、楽しんでいただきたいものです。

 

動く身体と、自由な時間、遊ぶ小銭。

そんな三拍子揃うこと、奇跡ですから。

 

世の中に、当たり前って無いんですよ。

ベタ

先般(5月7日)、銚子市「妙福寺」さまにて・・・

千部会(せんぶえ)」が厳修され、出仕させていただきました。

 

午前・午後と、計3座の法要に加え・・・

北辰妙見大菩薩の御神輿(おみこし)が、渡御されます。

境内の藤は「臥竜の藤」と呼ばれ、樹齢750年ほどだそう。

花房も見ごろ、多くの方で賑わっていました。

 

やはり、これだけのものですと(同業としては)管理が気になるところ。

ご住職に伺うに、やはり樹木医の協力を仰ぐそうで。

 

以前、幹の治療しかしていなかった時代は・・・

状態も芳しくなく、根腐れも引き起こしていたとか。

 

現在は、根っこを中心とし、土壌改良にも精を出し・・・

昨年は、最長190cm以上の花房をつけることが出来たんだそうです。

さて。

 

いきなりですが・・・

私たち人間を、一本の樹木に例えます。

 

幹は、太く高い方が良いでしょうし・・・

枝葉は、生い茂るように、成長していきたいものです。

 

そのためには、根っこを大事にしなければいけない。

根っこが水や養分を吸収することで、幹や枝葉が育つ訳です。

 

また、根っこがしっかりしていれば・・・

樹木というものは、嵐でさえも倒れずにいられます。

 

自分という存在を、幹とするならば・・・

枝葉は、子孫と言えます。

 

目の届かない所で、私たちを支えてくれている存在。

つまり、根っこは・・・ご先祖さまのこと。

ご先祖さまへの供養を、「回向(えこう)」と言います。

 

これは、私たち(幹・枝葉)が、根っこ(ご先祖さま)に・・・

水や養分(供養)を、差し上げること。

 

その栄養分は、(回り向かって)自分達のところへ。

私たちは、根っこから命をいただき生かされている、ということですね。

 

誰もが、父母から生まれ・・・

父母にもそれぞれに、父母が存在します。

 

自分から、10代遡れば(単純計算で)1024人のご先祖さまがいて・・・

そのひとりが欠けても、自分という存在は有り得ない訳です。

 

ご縁というものを、大切にし・・・

ご先祖さまには、無条件に感謝しなければいけませんね。

・・・この話、実は「ベタ」なものでして。

いや、法話としたら・・・ベタ中のベタ。

 

しかしながら、心に残る話。

私も困った時は、この話。

 

ベタにはベタになっただけの、理由があると感じます。

経験上、最初から「隠れ家的な」を求めると、失敗するような。。。

 

初めての観光地なんか、ベタなところで良いんです。

結局、ベタなデートが楽しかったりしますしね。

 

ベタ、侮ることなかれ。

春真っ盛り

先日(4月9日)、師匠のお寺「浄国寺」にて・・・

「千部会(せんぶえ)」が、厳修されました。

「千部会」の趣旨については、前回書かせていただいた通り。

 

約60名の檀信徒の皆さんとともに、読経させていただき・・・

後半には、各位の安泰を願い、ご祈祷させていただきました。

季節は、春真っ盛り。

 

今年は、天候と(私の)予定が合わず・・・

例年(家族恒例)のお花見も「よもや、、、」と、ハラハラしましたが。

今年も、しっかりと「花より団子」を、満喫。

 

こんな時に、何かと記録を残したくなるのは、世の父親の常。

運動会シーズンの前になると、家電業界では、ビデオカメラ商戦が始まるとか。

 

あれ、撮って(DVD・Blu-rayに)焼いて・・・

上映会?ってのも、私個人的には、ピンと来ませんで。

 

・・・こんなの、仕入れてみました。

スマホ用の、ジンバル(スタビライザー)。

中々、良いですよ。。。

レジャーには、必ず持参しております。

 

さて。

 

「今年は、筍(タケノコ)が不作だ」なんて、私の耳にも入りましたが・・・

確かに、うち(宗勝寺古墳)の初堀りも、3日前(4月13日)のこと。

 

不作、と言うよりは、恐らく遅いのでしょう。

例年、筍の収穫時期は、桜の開花時期とリンクしますからね。
ちなみに、私・・・

4月~10月は、基本「短パン」です。

 

・・・とは言え、今月頭はちょっと肌寒かったですから。

やはり、地面の温度も低かったのでしょう。

 

先日、今春初の、草刈りをしまして・・・

休憩無し、5時間かけてサッパリと。

シャワーで、ガッと汗を流しまして・・・

慌てて、ある会議に直行してしまったのです。短パンで。

すると、思いのほか(同業の)皆さま、イジってくださる。

 

「遊びに来たのか」とか。

「若いねぇ」とか。

「ラフ過ぎるだろ」とか。

 

仕舞いには、大先輩(70代)から、懇々と諭される訳です。

「私は以前、体が〇〇となってねぇ。病院に行ったら、△△さん、これは冷えが原因だよ、と言われたんだよ。冷えというものは、本当に良くないよ。若いうちは、大丈夫かもしれないよ、でも、内臓が冷えるとねぇ、、、」と。

 

短パンは・・・ホッとするんですよね。

反動と言えば、反動かもしれません。

 

我々の業界、仕事中はガッチリ着物を着こみますから・・・

オフの時くらい、思いっきりラフにいきたい訳です。

 

会議は・・・オフではありません。

以後、気を付けます。

先日(4月3日)は、多古町「妙光寺」さまにて・・・

「千部会(せんぶえ)」に、出仕させていただきました。

 

「千部会」は、直訳すれば「1000回、読経する法要」のこと。

 

たくさんの読経の功徳を以て「ご祈願・ご供養」をする、という趣旨で・・・

例年、大勢の僧侶が一堂に会します。


(動画は、平成24年のものです。。。)

 

法要は、午前・午後の計2座。

境内の特設ステージでは、日舞や地元歌手の公演に、賑わいを見せました。

 

また、法要に先駆けて行われたのは、「花まつり稚児(ちご)法要」。

「花まつり」とは、お釈迦さまの誕生(4月8日)をお祝いする、法要のこと。

お稚児さん、理屈抜きにかわいいですね。。。

 

多古町では「春」の風物詩とも言える、当行事。

日増しに春を実感するような陽気に、なってまいりました。

 

もうさすがに、路面凍結はないでしょうから・・・

妻のクルマを、スタッドレスからサマータイヤへ。

腰が・・・男はつらいね。。。

 

都内では、桜が満開に近いようですが・・・

うち(宗勝寺)では、まだまだこれから。

当ブログをご覧の皆さまの中には、新年度を迎え・・・

環境や立場が変わり、心機一転という方も、いらっしゃるでしょう。

 

我々の、業界も、、、

 

つまり、業界ということは、縦や横の繋がり・組織というものが、存在。

そして団体ともなれば、やはり「年度切り替え」なるものが、存在。

会議・事務作業と、どうしてもお寺を空けることが多くなる、この時期。

仕方ないことですが・・・ですね。

 

さて。

 

先日、久々にお寺に籠れる日がありまして・・・

すると、外から「カタン!カタン!」と、音が。

 

覗くと、スケボー少年たち。

妻に聞けば(休日には)ちょいちょい、いらっしゃるようで。

 

うちの境内は・・・最高でしょうね。

滑らかなフルフラットの舗装で、(お参り以外)車通りも無い。

うちの息子も、これを活用。

ただの親バカなのですが、中々のライディングテクニックでして。

・・・話を戻しますが。

 

スケボー少年たち、私が表に出ていくなり・・・

蜘蛛の子を散らすように、チャリにて散会。

 

怒られるとでも、思ったのでしょうか??

別に、悪さしてる訳じゃないのに、逃げなくても。。。

 

一昨年の「境内拡張・整備事業」以降・・・

檀家外の方に、足を運んでいただけるようになったと、実感します。

 

その多くが、子どもや子連れの方。

安心・安全に遊ぶことが出来る、ということなのでしょう。

 

・・・スケボー少年たちよ。

私は君たちに、ウィールのメーカーについて、教えてもらおうと思ったのだよ。

区切り

昨日(3月11日)は、「あの日」から丸6年。

 

我が千葉県東部管区も、ある意味被災地域。

実際、十数名の死者・行方不明者がいらっしゃいます。

 

あれほどの、震災でしたから・・・

上を見ても下を見ても、キリがないのかもしれません。

 

我々が、どんなに心を寄せたところで・・・

人の心の内を完全に読み取ることは、出来ないかのもしれません。

 

しかしながら、ひとりひとりが自分の出来ることを行う。

それが素晴らしい…というのではなく、それしかないと思うのです。

私は、檀信徒研修会「東日本大震災第七回忌法要」に・・・

スタッフとして、参加してまいりました。

 

日蓮宗千葉県東部宗務所・檀信徒協議会、共催による当行事は・・・

800名収容の、多古町文化ホールにて開催。

 

【和讃奉納・講演・第七回忌法要・(少年少女の)合唱】

・・・の4つが、主なプログラム。

 

七回忌のご供養のため、「経木塔婆」建立者を募り・・・

画像のように、約1,000基もの建立を賜りました。

(供養料は、全額寄付金となります)

 

法要では、30名以上の僧侶とともに供養の誠を捧げ・・・

復興祈願のご祈祷も、併せて厳修されました。

 

上記、「丸6年で七回忌」という記述の通り・・・

故人は、昔ながらの「数え」で年を重ねていきます。

 

お亡くなりになって、丸1年の「一周忌」・・・

下ひとケタに「3・7」の付く年を、(簡単に言えば)「区切り」と考えます。

(3回忌・7回忌・13回忌・17回忌・23回忌・・・)

 

もちろん、故人の「祥月命日」は、毎年やってくる訳ですが・・・

区切りの年には法要などを行い、ご供養を行うことが一般的。

(年回忌法要・年忌法要といいます)

 

・・・余談ですが「命日」について、まとめます。

☆祥月命日(しょうつきめいにち):歿月日(例:3月11日 歿)
☆命日(めいにち):歿日(例:毎月11日)
☆月命日(つきめいにち):祥月命日以外の命日

 

さて。

 

先日、私の実家に・・・

(息子と比べても)かなりコンパクトなお墓が、完成。

14年前、ここに我が家の愛犬が埋葬されました。

私が大学生の頃でしたから、死に目には会えず仕舞い。

 

当時は、ペット供養墓「追想墓」も未建立のため・・・

実家の庭先に、埋葬した訳ですが。

ちなみに、「PONY」と、命名されたはずでしたが・・・

両親的には「ポニ」だったらしく、墓石にも彫刻が。。。

 

やはり、こうしてご供養も形になると、気持ちに区切りがつくものです。

ヒーロー

先日(2月19日)は、香取市九美上第三地区へ。

「清正公大神祇祭礼」にて、ご祈祷仕りました。

こちらには、師匠のお寺「浄国寺」より・・・

昭和20年に、清正公大神祇が分祀される形で勧請。

 

年代からもお分かりの通り、先の第二次大戦の英霊も合祀されており・・・

清正公大神祇への法楽荘厳に併せ、英霊のご供養もお勤めさせていただきました。

 

日蓮宗のご祈祷、と言えば・・・

日蓮宗大荒行堂」を思い出される方も、いらっしゃるかと思いますが。

 

昨日(2月22日)は、東金市「寳藏寺」さまへ。

日頃、お世話になっているお上人が、この度・・・

「傳師(でんし)」として、そのお勤めを終え。

 

任務達成の報告を兼ねた「国祷会(こくとうえ)」に、お招きいただきました。

【国祷会:日本国・世の中の安穏を願う法要のこと】

 

傳師とは、修行僧に荒行堂の秘法を伝授する立場であり・・・

修行僧の訓育、ひいては命を預かる立場とも言えます。

法要に先立ち、同行の聖僧ととも水行にて、心身を清め・・・

御宝前にて任務達成報告、参列の檀信徒にご祈祷が行われました。

 

・・・いやー、格好良く見えましたね。

いや、格好良かったです。

 

さて。

 

先日、甥っ子が3歳の誕生日を迎える、との情報を得・・・

誕生日プレゼントを用意しよう、ということになりまして。

 

妻がリサーチの結果、「エグゼイド」のグッズが欲しいとのことで。

「何のこっちゃ」と思いましたが、仮面ライダーの現代版なんですね。

子どもって「ヒーロー」好きですよね、何たらレンジャーとか。

 

実は私の幼少期は、そういった類のものには興味が無く・・・

ただひたすらに「ZOIDS(ゾイド)」と「ミニ四駆」だったのですが。

先日の会議で、寂しい情報を得ました。

昨年の1年間で、日蓮宗寺院は10か寺減少し、僧侶数は50名減少したと。

 

・・・いわゆる「お坊さんあるある」では、ありますが。

息子が出来ると、「将来、継がせるの??」ってやつ。

 

(私を含め)多くが「強要はしない」と、答えるでしょうが・・・

本心はやはり、と言ったところなのではないでしょうか。

 

どこの業界でも同じかもしれませんが、やはり人材不足は否めません。

実情を知れば知るほど、やりたがらないだろうし、やらせたくないという方も。

 

「将来の夢は?」と聞かれて・・・

職業名を言うような子どもでも、良いでしょうが。

 

私は、「エグゼイド!」って言う子供が、好きですね。

 

・・・やはり、父親は格好良くなくちゃ。

憧れられる、「ヒーロー」でいなければいけません。

開基

先月、「御会式(おえしき)」を厳修した旨、書かせていただきましたが・・・

この日(10月13日)は、日蓮大聖人の正当ご命日。

 

実はこの御会式、今月(11月)も、シーズン真っ盛りなのです。

これは、いわゆる“月遅れ”のこと。

 

「旧暦と新暦のズレを、季節を基準に合わせて行うこと」を、言いまして・・・

(8月に行われる)お盆も、同じ考えですね。

img_3567

10月16日には、銚子市「妙福寺」さまの御会式に、出仕させていただきました。

img_3570

午後から出発する、妙見宮の“御神輿&万灯”行列の、帰りを待ち・・・

法要は、日が暮れてからの開式となります。

 

そして、先日(11月13日)は・・・

img_3836

多古町「能満寺」さまの御会式に、出仕させていただきました。

 

私が今年出仕予定の御会式は、あと2か寺。

例年、御会式を終えると、本当に冬の到来を感じてしまいます。

 

言い方を、変えるなら・・・

今年が終わってしまうようで、気が焦ります。

img_3839

先日、12/1(檀信徒さんへ)発送予定の、寺報(お寺の新聞)・・・

「宗勝寺瓦版」を、(とりあえず)一気に書き上げました。

 

宗勝寺では、年明けに檀家さんのお宅へお邪魔し、お経を差し上げる慣習があり・・・

その日程を、当瓦版に記載しています。

 

毎年、お声掛けいただけるお寺さんの行事日程に、かぶることが無いよう・・・

来年のカレンダーと、にらめっこ。

 

・・・ゲップが出ますよ、毎年毎年。

この時期に、来年の2月3月あたりの予定を、みっちりと書き込むんですから。

 

仕事が重なれば、休みたいと言い。

休みが重なれば、働きたいと言い。

 

人間とは、かくも身勝手な生き物ですが・・・

とにかく、日一日を過ごすしか無い訳です。

 

・・・来年のカレンダー、と言えば。

img_3837

掲載許可依頼の後に、(長野県須坂市より)ご恵贈いただきましたのが・・・

「堀直虎没後150年 須坂藩堀家14代」と題した、カレンダー。

img_3838

この須坂藩初代藩主が、宗勝寺の「開基(かいき)」なんですね。

→ 詳しくは、こちら

 

「開基」とは、お寺が開かれるにあたって・・・

経済的支持を与えた者や、一般在家の実力者(大旦那)のことを、言います。

 

ちなみに、お寺の初代の住職のことは、“開山(かいさん)”と。

開山と開基、お互いの協力なくして、お寺は創始されないのでしょう。

 

とにかく、そんな先人たちの名を、汚すことが無きよう・・・

お寺を護っていかなければならない、ということですね。。。

御会式

昨日(10月13日)、宗勝寺役員・題目講各位とともに・・・

「御会式(おえしき)」を、厳修いたしました。

img_3557

御会式とは、日蓮大聖人のご命日に際し・・・

“報恩感謝”の誠を捧げる、法要のこと。

 

今年は、735回目の御会式ですから、正式名称としては・・・

「宗祖日蓮大聖人第七百三十五遠忌御報恩会式」と、いったところでしょうか。

034%e3%80%80%e6%b1%a0%e4%b8%8a-%e5%be%a1%e4%bc%9a%e5%bc%8f%e3%80%80%e3%80%80%e3%80%80%e3%81%9d%e3%81%ae3

大聖人御入滅の地である、“池上(東京都大田区)”では・・・

画像の通りの、大変な賑わいを見せます。

 

百数十の講中、総勢約三千人もの万灯練り行列が・・・

夜を徹し、池上の町を練り歩く訳です。

 

万灯に飾られているのは、“桜の花”。

img_3564

・・・9月8日に身延を発った、日蓮大聖人。

 

10日間をかけ、池上の大工“宗仲・宗長(むねなか・むねなが)”兄弟の家に到着。

その時には、筆を持つ元気さえ無かった、といいます。

 

伝えるべきことを伝え、為すべきことを終え。

弟子信者とともに、「南無妙法蓮華経」のお題目を唱えながら・・・

10月13日午前8時、61歳の生涯を終えられました。

 

日昭上人の打つ、臨終を知らせる鐘の音が悲しく響き・・・

池上の山には、季節外れの“桜の花”が咲いたといいます。

 

宗勝寺でも、約10年前に植えた“御会式桜”が、開花。

年々、少しずつ花の数も増え、足を止める方も増えてきました。

img_3562

・・・日蓮大聖人が生きたのは、鎌倉時代。

現代のように、言いたいことが言える時代ではなかった訳です。

 

その時代に、声を大にして法華経の教えを説こうとした大聖人。

浄土宗の教えで、世を治めていた幕府は、面白いはずもありません。

 

文永元(1264)年、小松原の地(現在の千葉県鴨川市)において・・・

日蓮大聖人は、(地頭の)“東条景信”らに襲撃を受けます。

 

命は取られずに済んだものの・・・

腕を折られ額に刀傷を負った、という凄惨な事件となりました。

08 日蓮聖人 小松原法難

日蓮大聖人が、額の刀傷から流れる血を小川や井戸の水で洗いながら・・・

岩高山の洞穴に、身を休めていた時のこと。

 

そこに通りかかった、老婆(おいち)が、

「傷口に風を当てると痛みますので、これで寒さをおしのぎ下さい」

 

自分のかぶっていた“真綿”を差上げた、との故事から・・・

現在に至るまで、「綿帽子(わたぼうし)」の慣習が伝えられている訳です。

 

この綿帽子、御会式(10月13日)を境に・・・

日蓮聖人像にお掛けするのが、一般的。

img_3558

季節は、冬へと向かいます。。。

1 2 3 5