お焚き上げ
うかうかしてる間に、まもなく“10月”も終わろうとしています。
年末の代名詞とも言える、“煤払い(大掃除)”ですが・・・
例年、「これでいいや、しょうがねぇ。。。」の繰り返し。
先日の“開かずの納戸”の掃除に、スイッチも入ったせいか・・・
今般、これを打開すべく「大掃除“第一弾”」に、着手した訳です。
・・・結果、夢中になりすぎて“写真”撮ることすら、忘れました。
いつのものとも分からない、変色した“経木塔婆(水塔婆)”やらが・・・
【経木塔婆(水塔婆):薄く短い塔婆で、うちではお盆の際に用います】
・・・ごちゃっと、発掘されてしまったり。
そんな訳で、「お焚き上げ」していた時の事。
【お焚き上げ(浄梵式):仏具等を“報恩・感謝”の意を込めて読経し、浄火に付すこと】
火の勢いもある程度納まったのを確認し、室内に戻り・・・
再度、様子を見に行った時には、辺りは暗くなっていました。
「秋の日はつるべ落とし、ってのは本当だねぇ。。。」
・・・なんて呟きながら、ふと目線を上げますと。
道の反対側から、“青年”が叫ぶのでした。
「大丈夫ですかァァァーッ!」と。
「えっ!?」と聞き返すと、向こうも「えっ!?」と。
顔色が変わり、走り出す“青年”の向かった先には・・・
闇夜を赤く照らす、“赤色灯”が。
この後は、皆さまのご想像通り。
「目立たないように、日中行うように」
「火が大きくなり過ぎないように、小分けに行うように」
・・・とのご指導を、賜りましたが。
ちなみに、うちの地元(千葉県香取市)の条例では。
“農業関連・宗教関連・軽微なもの”は、法に触れることはなく・・・
また、事前の許可も必要ありません。
しかしながら、消防隊員の方のお言葉は、言い得て妙。
「火事を出したくて出す人は、いませんから」と。
「通報されちゃうと、どんな形でも“出動”しなきゃいけないんですよね。。。」
・・・なんて、(冗談半分で?)仰っていましたが。
(近隣の方々含め)ご迷惑をお掛けし、申し訳ございませんでした。
対策として、早速(下水マスを利用した)“簡易お焚き上げ場”を、設置。
また現在、「大掃除“第二弾”」として・・・
境内の“庭木剪定”に、着手。
もちろんこれは、「お焚き上げ」の部類に入りませんので・・・
“クリーンセンター”に、持ち込みです。
こんな“許可証”を、市役所で交付していただきまして。
上記画像の量で、“160㎏(600円)”でしたとさ。
(処分費:100㎏まで無料、+10㎏あたり100円)