お坊さん便
宗勝寺檀信徒の皆さまには、封書にて・・・
来年の年頭行事・新年の“ご祈祷札”の、ご案内をさせていただきました。
お申込みの順に、染筆させていただいておりますので、ご安心ください。
また、ご覧の皆さまには・・・
「宗勝寺 郵送祈願」として、各種ご祈願のお取次ぎを行っております。
“お申し込み・お問い合わせ”も、お気軽にどうぞ。
さて。
ある統計によりますと、今年(平成27年)の6か月間に・・・
“ネットショッピング”を利用した人は、“78.9%”に及ぶということです。
「宗勝寺 郵送祈願」は、御札・お守りの“ネットショップ”。
・・・そう見られても、構いません。
ただ、「祈願のお取次ぎ」と銘打っているように・・・
お申込みいただいた方には、お寺や僧侶との“繋がり”を実感していただけば、と思っております。
私自身、実は頻繁にネットショッピングを利用します。
多くの種類・多くの価格の中から、自分が納得したものを選択出来ますからね。
そこで感じるのは、ネットショッピングとはいえ・・・
買い物をする相手は、“人間”だということです。
見えない相手だからこそ・・・
安心して、お金を払いたいものですから。
上記の統計では、会社員・専業主婦の約8割、学生の約9割は・・・
“amazon”で、ネットショッピングをしているということです。
タイムリーな話で言えば、本日(12月8日)より・・・
「おぼうさん便(法事・法要の際に全国一律定額・追加料金なしで僧侶を手配するサービス)」なるものが・・・
“amazon”にて、出品が始まりました。
SNSでは、同業の方中心に、コアな盛り上がりを見せていますが・・・
やはり概ねが、「けしからん」的なものだったように思います。
けしからん・・・ですかね??
よくよく調べるに、「お坊さん便」は・・・
すでに菩提寺がある場合は、販売対象外。
あくまで、臨時で一度だけ頼むといった利用が対象で・・・
寺院との付き合いがない方や、相場が分からないといった方を、想定している訳ですよね。
つまり、菩提寺も持たないような方でも・・・
故人を、宗教を通じて弔いたい方が、大勢いらっしゃるということ。
もちろん、依頼した方に相対するのは、“人間(僧侶)”。
そのご縁をもって、「お坊さん便」から卒業させてあげるのが、我々の役目かもしれません。
「けしからん」と、思う方(僧侶)こそ・・・
志をもって、「お坊さん便」に登録してみてはいかがでしょうか。