効く/効かない
先日(10月4日)、八千代市「長妙寺」さまにて・・・
「痔の呪(まじな)い」に、出仕させていただきました。
毎年、旧暦八月十五夜(中秋の名月)に行われる、当行事。
日康上人(第29世)が、法華経三千部を読誦し・・・
呪いによって、病気平癒のご祈祷を為されたことに由来するそうです。
朝9時より午後4時に至るまで、常経の中お呪いが行われ・・・
約1時間に一度は、参詣者にご祈祷が行われます。
初参詣の方が、そのきっかけを「テレビで見て、、、」と言うように・・・
各種メディアでも、取り上げられている行事でもあります。
さて。
行事当日は、ひっきりなしにお参りの方が見えますし・・・
こちらも、バタバタしてるせいもあって。
当日は実際、意識することも無かったのですが・・・
ふと後から思い返しますと、参詣者の気持ちは、如何ばかりか。
つまり、いらっしゃる方全員が、いわゆる恥部に悩みを抱えていらっしゃる。
(治癒したことによる、お礼参りの方も多いようですが、、、)
中には、若い女性の方も、そう少なくない。
結構、勇気を振り絞って足を運んだ方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな訳で、お寺にお見えになる方より・・・
事前申し込みの方が、多数だったように感じました。
距離の制約(全国各地・米国からの申込書あり)も、あるのでしょうが・・・
当日の参詣者の中で、ご遠方は岐阜県からだと耳にしました。
うちも、「宗勝寺 郵送祈願」などと、銘打っておいてアレですが・・・
(個人的には)ご祈祷・ご祈願は、実際にお受けになることをおススメします。
それは「効く/効かない」とかの、薄っぺらい話ではなく・・・
自身が受けるのと、受けたものを所有するのでは、別な話ということ。
おススメするには、それなりの確たる理由がございますが。
それを、ここで書いてしまうのは・・・面白くないですよ。
ネットオークションを、閲覧すれば・・・
これは、上記の話とは、似て非なるもの。
御朱印・御首題を頂戴するのは、お参りの証(参拝ありき)ですから。
購入はダメということではなく、功徳を積むという意味では・・・ということ。
まったく、けしからん!!
・・・というのが、模範的な書き方なのでしょうが。
信仰を抜きとしたコレクションとしては、分からなくもないですよ。
それぞれの寺院によって、染筆や印章は、やはりそれぞれ。
そもそも、ひげ題目は、教義的要素はもとより・・・
美意識が高く、センスあふれる文字羅列だと感じます。
完全個人的意見です、悪しからず。