顕彰
お陰さまで、うち(宗勝寺)も時代の流れか・・・
webをきっかけとしたご依頼を、しばしば頂戴いたします。
ご依頼は、様々。
お問い合わせの多くは、メールか電話でいただきますが・・・
その際、あることに難色を示す方が、多いのです。
「え?予約がいるんですか??」と。
一般的(?)な感覚として・・・
お寺イコール(世間的に名前が通った)大寺院、なのかもしれません。
観光地化されていることもあるでしょうし、そのような所では・・・
常に、数名のお坊さんがスタンバイOKで、対応してくださる。
(うちを含め、大多数のお寺では)お坊さんは、せいぜい住職ひとり。
丸一日、お寺に張り付くことは難しく、大原則として先約が優先となります。
申し訳ございませんが、何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
・・・しかしながら、先日のこと。
車両購入による、交通安全のご祈祷のご依頼がございまして。
伺うに、ご依頼者さまは、某大寺院での(交通安全祈願)経験有り。
当日はご満足いただけたようで、何よりでしたが・・・
比較対象としての具体的な話は、伏せさせていただきます。。。
さて。
今月2日、千葉県東部管区「寺院顕彰(けんしょう)参拝」が開催され・・・
スタッフとして、参加して参りました。
その名の通り、地元寺院を参拝するという、ここ数年の恒例行事。
今回は、約130名の参加者がありました。
ちなみに、定員を超える申し込みがある行事であり・・・
リピーターを、多く輩出する行事でもあります。
↑山武市「蔵光寺」さま
↓多古町「妙暹寺」さま
↓多古町「妙光寺」さま
参加の皆さんの多くが、こう仰います。
「こんなところに、こんな素晴らしいお寺があったとは」
そう、行けば分かるんですよね。
某大寺院より、うちをお気に召してくれる方が、いらっしゃるくらいですから。
行けば、分かる。
行かなきゃ、分からない。
知らなければ、行けない。
知ろうとしても、分からない。
【顕彰(けんしょう)】
隠れた功績・善行などを讃(たた)えて、広く世間に知らせること。
うちとて、開山400年以上・・・隠れたつもりなど、さらさら無く。
・・・となると、隠しているのは我々僧侶なのでしょうね。
それにしても、顕彰参拝とは・・・言い得て妙ですな。