背徳感
突然ですが、“ニューヨークマヨネーズ”って、ご存知ですか??
某コンビニで販売している、スナック菓子(ひねり揚げ的な。。。)なんですが・・・
私の中では、「お菓子ランキング No.1」ですね。
そのパッケージは、秀逸。。。
製造工場が、我が“千葉県”というのも、誇らしい限り(?)ですが・・・
最近、なぜか店頭で見かけなくなってしまったのが、残念。
「どんな味??」と、聞かれれば・・・
私に言わせれば、あの味は「背徳感」そのもの。
体に悪い・悪そうなもの(すみません。。。)って、何で美味いんスかね。
“ファストフード”なんて、それを分かってるくせに、皆んな大好きでしょ。
さて。
先日の、「新年祈祷会」でのこと。
例年、この行事の際には、境内が“車両”でごった返していましたが・・・
昨年の“境内拡張工事”を経て、初めての「新年祈祷会」。
皆さまが、宗勝寺にいらっしゃる様子を・・・
(出仕僧控室を兼ねた)2Fの寺務室にて、高見の見物。
・・・と言いますのも、(思うところあって、敢えて)“駐車ライン”を引いていない境内。
もちろん、“誘導員”もいない状態(ある意味実験でした。。。)でのことでしたから。
すると皆さま、端っこから順序良く、停めていくではありませんか。
結果、見事にすべての車両が、収まった訳です。
それにしても、感心したのは・・・
どの車両でも、境内の出入口を使用出来るように、駐車していたこと。
途中で帰る人もいませんし、帰る時は(ほぼ)一斉に帰るんですから・・・
誰かが発車できない状態でも、誰も困らないのに。
(宗勝寺境内、どなたでも自由にお使いください。。。)
「背徳感」とは、いわゆる罪悪感的な、“後ろめたい”感覚をいう訳ですが・・・
その言葉自体は、“造語”なんだとか。
日本人は、古来より「恥」というものを意識してきました。
“ルール・マナー”を守らないと、恥ずかしい。
恥ずかしいのは、「他人から見て」ということなのでしょうが・・・
「見られていなければ、OK。。。」なんて人こそ、自分自身が恥ずかしいでしょう。
また、「ご先祖さまに、申し訳が立たねぇ。。。」なんて・・・
「恥」の相手は、目に見える存在だけではないことも、ありますね。
これに対し、欧米人が大切にしたのは「罪」の意識なんだそうですが・・・
自らの行為は“神”が見てらっしゃる、と。
日本風に言えば・・・
「お天道(てんと)さまが、見てるよ。。。」ってやつでしょうか。
(最近、めっきり耳にしない気が。。。)