お開帳

身延山久遠寺 本堂

昨日の話の続きのようなもんですが・・・

近年は、“寺社ブーム”・“仏像ブーム”・“パワースポットブーム”もあってか、お寺に行く、という方が増えているようです。

昨日のブログでは説明しませんでしたが、お寺のお参りの仕方として「お開帳」というものがあります。

「お開帳(かいちょう)」とは、ご本尊(仏像など)を直接拝せていただき、お経をあげていただくこと。

「お開帳」の時でなければ、ご本尊が“見られない”・“見えない”というお寺も少なからずあるんです。

1年に1回とか、数年・数十年に1回しか「お開帳」をしないという、いわゆる“秘仏”なんていうものもあります。

「お開帳」は、本山格をもっているようなお寺なら、おおむね受け付けてくれると思いますよ。金額も、微々たるもんですし。

・・・ただ、一般の方に伺うと、腰が引けて、なかなか頼みづらい、と。

地方の本山なら、“貫首さま”が直々にお出ましになって、なんてことも有り得ますから。

少人数だと、何だか「申し訳ない」と思ってもしょうがないですよね。

でも、思い切って頼めば、丁寧に応対していただけますし、お寺によっては「縁起(お寺の歴史)」の説明や、「法話」、「諸堂の案内」までしていただける所もありますから、おススメですよ。

最初は“勝手”がわからないし、どうしても気が引ける・・・

と言う方には、「団参」に参加するのが“一番”ってことですね。

あるお坊さんの話です。

「今度、団参で○○寺に、一緒にお参りしに行きませんか?」と檀家さんに声を掛けた、と。

檀家さんは、「○○寺なら、俺はツアーや町内の旅行で何度も行ったことあるわ」と断った、と。

ここで重要なのは、ツアーや旅行で行った際に「お開帳」をしたのか、ということ。

せいぜい、お堂の外から手を合わせて、お賽銭でも投げて帰ってきたんでしょう。

いや、もしかしたら外からお堂を眺めただけで、帰ってしまったかもしれません。

これでは、あまりにももったいない。

お寺は、“見に”行くのではなく、“お参り”しに行きましょう。

お堂に上がって、直接“ご本尊”を拝してください。

敢えて、説明はしません。

経験して、感じてください。

お堂をただ眺めたことがそんなに偉いんだったら、自分は、寺の周りに生息する“山猿”を褒めてやりますよ<(`^´)>

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