贅沢
本日(3月20日)は、(春の)お彼岸の“中日”。
“お彼岸”に関しましては、以前にも書かせていただいたので・・・
上記リンクを以て、割愛させていただきたいと思います。。。
さて。
自分が、いくら頑張ったとしても・・・
それが求められていないものだったとしたら、どうでしょうか??
全くの無意味だ、という方もいらっしゃるでしょう。
自分が納得出来れば、それで良いという方もいらっしゃるでしょう。
個人的には、大きな“温度差”があったとしたら、それなりにショックを受けますが・・・
とにかく、自分を客観視することは、大事なのかもしれません。
・・・では、あなたから見て「僧侶(寺院)に求めること」とは、何でしょうか??
「教えを説くこと(布教)」とか。
「困ったときに相談にのること」とか。
「先祖(故人)を弔うこと」とか。
「環境(諸堂・境内)の整備」とか。
「コミュニティとしての場を提供すること」とか。
「仏事を通した、特別な雰囲気づくり」とか。
人それぞれに、重要と思うことは違うと思います。
私としては、「何もない」という回答を除いては、どのようなご意見でも大歓迎ですが。
じゃ、「お前が重要だと思っていることは、何なんだ??」と、聞かれましたら・・・
私なら、「年中行事です」と、お答えします。。。
今月(3月)も、“題目講(毎月1日)”に始まり。
13日の旧初午には、“南横宿区”主催の「出世稲荷大明神祭」に、お招きいただき・・・
18日には、多古町「能満寺」さまの、「彼岸会・大黒祭」に。
そして本日(20日)は、東京は目黒区「妙見寺」さまにて・・・
「彼岸会」に、出仕させていただきました。
こうして、自坊(宗勝寺)だけでなく、様々な地域・寺院の皆さまから、お声掛けいただき・・・
年中行事に関わらせていただけること、本当に有難く思っております。
正月とお盆とクリスマスを、まとめて行うお宅はありますか??
1才と2才と3才の誕生日(お祝い)を、一緒にやりますか??
・・・答えは決まっているでしょう。
その時にやるからこそ価値を持つことを、その時に行うということは・・・
豊かさ、いや「贅沢」と言っても良いかもしれません。
“百聞は一見に如かず”と言うように、体験することでしか感じられないこともありますし・・・
微力ながら、そのお手伝いが出来れば、と思っております。
たった一度の人生、せっかくなら「贅沢」しましょうよ。。。
合掌
彼岸会に行ってまいりました。
僧侶(寺院)に求めることは皆さんそれぞれ思う所があるでしょうね。
私も、小島上人の言われるように「年中行事」を行っていることにより、一つ一つの行事そのものに全てが含まれていると思います。
それらを参加されておられる皆さんと同じ目線で行うことが必要だと思います。 日蓮聖人のお手紙には、いつでも信者の身になり指導されておられる事実が分かります。 私も各種の行事等に参加し、一層の行学に励みたいと思います。 再拝
時々、増上慢のお上人や信者をちらほらと見かけることもあります。
日々のご修行、ご苦労様です!
参加する側、企画する側、裏で支える側、皆んなが同じ目線で時間を共有できたなら、年中行事としても大成功ですね。。。