ファンクラブ
本日(11月9日)、師匠のお寺「浄国寺」にて・・・
無事に「御会式(おえしき:宗祖日蓮大聖人御報恩会式)」が、厳修されました。
「御会式」については、先般も触れさせていただきましたが・・・
こうした、毎年行われる行事を、“年中行事(ねんちゅうぎょうじ)”といいます。
それぞれのお寺によって、“年中行事”の数(種類)は、様々ですが・・・
こうして、“脈々”と歴史を積み重ねることが、最も大事なことかもしれません。
それなりの規模の“イベント”を主催したことのある方は、共感していただけると思いますが・・・
イベントは、「準備(段取り)8割、片付け2割」ってところですよね。
「おいおい、当日が無ぇじゃねぇか。。。」って?
当日は、始まっちまえば終わるんです。
そんなもんだ、ってことも共感していただける方、いらっしゃると思います。
・・・とにかく、お寺の活動を、広い視野で見れば。
「年中行事→年中行事→年中行事…」と。
「準備→片付け→準備→片付け…」と。
意外かもしれませんが、何かに追われるように、1年また1年を繰り返しております。
さて、いきなりですが。
お寺に限った話ではありませんが、何か“イベント”がある場合。
“キャパ”が無い“ハコ”借りて、「さぁ、来てください」って・・・
そんなバカげた話、無いでしょう?
でもそれを平気でやってしまうのが、お寺だったりするのです。
まぁ、「通例〇〇人くらいしか、来ないからな」っていうのもありますが・・・
それはそれで寂しいもんですし、“企業努力”が足りない気がしてしまいますよね。
・・・これを解消すべく、師匠のお寺では、登録制の「ファンクラブ」をつくりました。
(「長妙会」と名付けました)
その「ファンクラブ」の会員になれば、全ての行事にご案内を差し上げる。
「ファンクラブ」には、どなたでも、いつでも、もちろん会員費無料にて登録いただける訳です。
ちなみに、すべての行事報告は“寺報(じほう:お寺の新聞)”にて行っており・・・
年中行事には、全檀信徒案内のものもございますが。
・・・例えば、の話ですよ。
あるお寺の“年中行事”で、大勢の檀信徒さんがお見えになって。
入り来れないから、“立ち見(?)”までした。
ここまでは、まだ良いでしょうが・・・
「じゃ、あなたとあなたは、客間でお食事をどうぞ。」
「他の皆さんは、とっととお帰り下さい。」
・・・っていうのじゃ、胸クソ悪い思いをする方が、いらっしゃいますよね。
例が極端ですが、そういう思いをさせたくないがための「ファンクラブ」。
まぁ、“賛否両論”あるでしょうが。
他に、“名案”があればご教授くださいm(__)m