あなたの夢は?
9月の年中行事として、毎月一日開催の題目講。
そして、2日には師匠のお寺「浄国寺」境内中、七面堂にて・・・
七面大明神大祭が、厳修されました。
紆余曲折あって、当地に勧請された七面大明神の大祭も、今回で2回目。
当行事が末永く続いていくことを、切に願います。
6日には、匝瑳市「朗生寺」さまを会場に、放生会(ほうじょうえ)が開催。
日蓮宗千葉県東部修法師会の会員として、出仕させていただきました。
法要後の放生供養(近場の河口にて)では、例年のウナギに加え・・・
(お寿司屋さんを営む)ご信者さまのご供養にて、ヒラメやカサゴを放生。
・・・あれやこれやで、もう明後日(20日)からは、秋のお彼岸が始まる訳で。
焦ります。
毎日が、毎月が、毎年が、あっと言う間で。
さて。
夏休みに開催された、てらこやで・・・
参加者全員に「わたしの夢」と題し、作文を書いてもらったんです。
実はこれは、夢さがし作文大賞という作文コンテストで・・・
日蓮聖人降誕800年慶讃事業の一環として、日蓮宗が関わっている事業でもあり。
当然、得手不得手はあるものですが、全員に書かせるとなると・・・
やはり、「夢なんか、無い」という子も、いたりします。
夢が無いことが、悪いことかと言われれば・・・
(良くはないのかもしれませんが)無いのだから、仕方ないとしか。
むしろ、「あなたの夢は?」と聞かれて、すぐに答えられる大人って?
経験や見聞、現実を見れば見るほど・・・ではないでしょうか。
毎日が、毎月が、毎年が、あっと言う間で焦るのは・・・
このまま年だけを重ねていくことに、焦るのでしょう。
いや、オブラートに包み過ぎました。
このまま、何もせず死んでいくことに、不安になるのでしょう。
そこに気付けば、対処法としては・・・夢を持つことに他ならない訳で。
「わたしの夢」
こじまちしん 36才
わたしが60才になったら、むすこたちは27才と24才です。
わたしは住職をいんたいして、むすこが住職になります。
そしてわたしは、寺男(てらおとこ)になります。
まいにち、お寺のそうじや草ぬきに、汗をながします。
もちろん、からだは健康そのものです。
ちょいちょい、むすこたちに、おこづかいをせびって、遊びにいきます。
よくを言えば、スポーツカーに妻をのせ、月イチ旅行にいきます。
わたしの夢は、定年退職することです。
・・・夢ってのは、叶いそうで叶わない、でも叶うかも、くらいが良いんです。