背景
お婆ちゃん(檀家さん)から、“インゲン”を頂戴しました。
ご自身の畑から、収穫されたばかりの“インゲン”は・・・
丁寧に、“スジ”が取り除かれていました。
人間には、“想像力”がありますから。
我々が、頂いたその晩に茹でることを、想定し・・・
最も手間のかかる“スジ取り”をしてくれた、その「背景」が見える訳です。
先般、ご案内の、“日蓮宗千葉県東部青年会”主催「てらこや」は・・・
申し込み締切りの期日を、迎えることになりまして。
お陰さまをもちまして、募集定員を“大幅”に超える・・・
“65名”の申込みを、頂戴することが出来ました。
募集要項にあるように、定員をもっての締切りをうたっておりましたが・・・
検討の結果、受け入れ態勢を整えることに。
とは言え、限られたスタッフの中で・・・
(落ち度はともかく)事故等無きよう、計画しなければなりません。
アメリカの哲学者(心理学者)“ウィリアム=ジェームズ”は・・・
「苦しいから逃げるのではない、逃げるから苦しいのだ」
・・・と、仰った。
確かに、うまくいかないままで逃げ出してしまえば、それで終わり。
ただただ、恰好悪いままなんですよね。
でも、もっと恰好悪いのは、やる前に逃げ出すこと。
飛ぼうと思えば飛べた“ハードル”が、次回は本当に飛べなくなる。
参加の子どもたちには、そんなことも・・・
(理屈じゃなく)学べる“3日間”にしてほしいな、と。
またそれは、我々スタッフにも言えること。
・・・昨日(7月7日)は、その“準備会議”ということで。
詳細の決定から、各種資料作成に加え、備品購入など・・・
それこそ、朝から夜遅くまで、ぶっ通しの作業となりました。
それを、誰かに“アピール”する訳でもないし・・・
“文句”ひとつ、言う訳でもない。
(もちろん、日当も出ません。。。)
「出来るヤツは、引っ張られる」というのは、当然と言えば当然ですが・・・
やっぱり各々が、“複数”のポジションを担っている。
そしてさらに、各々が仕事に“追われる”訳ではなく・・・
むしろ、仕事を“追っている”ヤツらです。
誰も褒めてくれる人が、いないでしょうから・・・
私が、褒めてみましたが。
それは、私みたいのがお節介に言わずとも・・・
きっと当日、その「背景」を感じ取ってもらえることでしょう。
そうじゃなくても、大丈夫。
仏さまは、見てるから。。。