屈伸

先日は、埼玉県にて開催された“日蓮宗青年会”の会議に出席したり・・・

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消防署にて、年イチの“普通救命講習”を、受講したり・・・

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また、“会議”があったり・・・

“研修会・講演会”に、参加したり。

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来る事業に向けて、あんな“打ち合わせ”や・・・

こんな、“打ち合わせ”も。

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・・・その他、掲載する気が起きないようなことも、諸々。。。

 

よく言われるような言葉でいえば、「ジャンプ前の、屈伸」とか・・・

「我慢の時」ってやつですかね。

 

とにかく、私・・・

“地味”に、生きております。

 

さて。

 

どうでも良い話ですが、“我慢”という言葉は、古来・・・

現在のような意味合い(耐え忍ぶ、とか。。。)では、使用されていませんでした。

 

元々は、仏教用語である・・・

「四慢(4つの自惚れ)」の、ひとつ。

 

①邪慢(じゃまん) : 間違ったことをしても、正しいと言い張ること

②増上慢 (ぞうじょうまん): 自分の価値を高く見て、おごり高ぶること

③卑下慢 (ひげまん): 謙虚さを強調することで、自分を良く見せること

 

そして、④我慢とは、「“我”がものの“慢”心」と書きますから・・・

自分を偉いと思い、他人を軽視するということ。

 

・・・先日拝聴した、講演会でのこと。

 

登壇された講師の方は、ご自身の紹介において、進行役が・・・

「先生」という呼称を用いることが無きよう、打ち合わせしたそうな。

 

そういえば、我々(僧侶)のことを「先生」と呼ぶ方も、中にはいらっしゃいます。

(特に、葬儀社の方を中心とした、関係業者に多い気がします。。。)

 

講師曰く、「“先生”と呼ばれると、自分が偉くなったように勘違いする」と。

「講演料を頂戴する限り、聴講者は“お客様”だ」と、いうことで。

 

・・・それはともかく、私が「先生」と呼ばれた時の、あの何とも言えない違和感。

だって、彼(彼女)に対して、私は何かを教授する訳でもないし。

 

我々の業界、皆さまの前に出る時は・・・

ある意味、“華やか(?)”な部分があるのかもしれません。

 

でも、それはごく一部の事で。

(どこの業界でも同じだと思いますが)ほぼ毎日が、「屈伸」で。

 

どれだけジャンプ出来るか、分かりませんが。。。

 

心を映す鏡

毎月1日(午後2時~)は、「題目講(だいもくこう)」という行事を行っています。

 

平たく言えば、“お経・お題目(南無妙法蓮華経)”を、お唱えする会。

初心者でも、すぐに上達します・・・いや、させます。

 

「読経 → 住職の法話 → 茶話会」

・・・という流れで、開催中。

 

ぶっちゃけた話、私が住職になって12年目にして・・・

今が最も雰囲気よく、“和気あいあい”としているかもしれません。

(以前が決して、ギスギスしていた訳ではありませんが。。。)

 

会費等、一切のご負担もございませんので・・・

参加をご希望される方は、お気軽にご連絡ください。

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本日の「題目講」終了後、参加のある檀家さんは・・・

「今日は、お祖師さま(日蓮聖人像)の顔が、笑って見えた。。。」と。

 

よく言われる言葉ですが、“仏像(の顔)”は、(自分の)「心を映す鏡」だ、と。

きっと、穏やかで美しい心持ちをなさっていたのに違いない。

 

さて。

 

そういった現象を、「見る者の感受性」と片付けてしまう人は・・・

実に、面白みのない人間です。

 

そんな方には、それなりの見方として・・・

納得していただけるような、話をします。

 

そう、ここからは・・・

「ドライな話」です。。。

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一級品の“能面”は、顔の左右が“非対称”につくられているそうです。

もちろん、そうと言われなければ判らない程度に。

 

それは“能楽師”の舞を、より一層引き立てるものなのでしょうし・・・

“能面”自体の神秘性も、きっと増すのでしょう。

 

そして、それは恐らく“仏像”にも言えることで・・・

多くの仏像は、参拝者が「下から見上げる」ように、製作されます。

 

「参拝者 = お客さま」とする、現代の寺院の多くは・・・

参拝者が膝をつかずとも、“参拝・焼香”出来るよう、整えられています。

 

うち(宗勝寺)も、そのようなスタイルをとらせていただいておりますが・・・

本来のご尊顔として、拝してみるのも良いのではないでしょうか。

 

ちなみに。

 

よくいただくご質問として、上記画像からも分かるように・・・

「怒った顔した、仏像がいるけど。。。」と。

 

“憤怒相(ふんぬそう)”なんて、言いまして・・・

それぞれに、それぞれの“怒る理由”があり、一概には言えませんが。

 

「夜遊びして帰ってきた高校生を、家で迎える“母親”の顔」

・・・と、思っていただければ。

 

つまり、怒ってはいても、憎んではいないんですよ。

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本日の「題目講」に合わせ、遊びにいらしてくれたのは・・・

檀家さんの、“娘さん & お孫さん”。

(うちの息子と、ひと月違い)

 

これには、皆さん等しく“恵比寿顔”でした。。。

危ういバランス

先日(8月24日)は、多古町「能満寺」さまへ。

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施餓鬼会(せがきえ)”に、出仕させていただき・・・

これをもって、本年の“お盆関連行事”が、無事終了。

 

この時季ともなれば、うちのお寺は静かなもんです。

祭りのあと、ってやつでしょうか。

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このチャンスを生かすべく、ここ数日は・・・

“総代会”等の打ち合わせを経て、“公文書”の作成に奔走させていただいております。

 

“お寺”といっても、形式としては宗教法人なる“会社”ですからね。

宗門(日蓮宗)への提出書類に加え、対外的な申請書類の作成も。

 

さらに、来る行事への“構想・計画・折衝”など・・・

“水面下”での、地味で地道な活動に精を出しております。

 

さて。

 

打って変わって、地元(千葉県香取市)で、慌ただしくなるのは・・・

やはり、“農業(稲作)”を営む方々。

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稲刈り最盛期のこの時季は、(脱穀作業によって)境内もこんな状態。

 

洗車したって、数時間後には“真っ白”に粉が被ってますし・・・

洗濯物なんか、外に干すことも出来ません。

 

・・・あ、“文句”を言っている訳ではありませんよ。

そんな人に、お米を口にする資格は、ありません。

 

近年、いわゆる“悪質クレーマー”に関連した情報は・・・

(各種メディアにおいて)目にしないことは無い、と言って良いでしょう。

 

ごくごく一部の情報を、派手に報道しているがために・・・

大げさになってしまっている感も否めませんが、きっと事実は事実。

 

あるお寺では、その手の方から・・・

064 帰山式 その4

「朝のお勤めの音(木鉦や太鼓)が、うるさい。。。」と。

 

結果、古来より朝6時から続けられてきたものを・・・

午前10時に“時間変更”し、対応する始末。

 

そんな話、うちを含めた田舎のお寺には・・・

「ピンとこない話」かもしれません。

 

それは、周りに人がいないから・・・

・・・という訳でも、なさそうです。

(ちなみにうちの周りは、住宅ばかりです。。。)

 

昔の方は往々にして、乱暴にも・・・

「新参者のくせに。。。」なんて、仰いますが。

 

その地域に古くから根付いてきた、お寺と住民。

間違いなく、“良し悪し”ではありますが・・・

世の中は、そんな「危ういバランス」で、保たれているのでしょう。

 

昔から、続けられてきたものというのは・・・

そうなっただけの、“理由”というものがあって。

 

それに、文句を言ったら・・・

すべてが“ぶち壊し”になる、と思うのです。

一息

本日(8月13日)より、“お盆”が始まりました。

 

お盆には、ご先祖さまが“里帰り”をする、と言われています。

つまり、“お盆休み”はあくまで、ご先祖さまと過ごすためのもの。

 

せっかくの、休日ですから・・・

「丸々3日間、家にいろよ。。。」って、訳じゃなく。

 

たまには、「一息」ついて・・・

古来から続いてきた尊い行事に、触れてみてはいかがでしょうか。

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・・・とはいえ、この時期。

「一息」つくことが不可能なのが、我々の業界。

 

かくいう私も先日(8月8日)より、日がな一日・・・

“棚経(たなぎょう)”に、廻らせていただいております。

 

“棚経”とは、お帰りになったご先祖さまに対し、“お経”を差し上げる事。

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ご先祖さまへの“おもてなし”として、様々なお供えをした飾り付けを・・・

“盆棚”と呼び、その前でお経を差し上げるので、“棚経”と。

 

さて。

 

この“お坊さんバラエティ”、結構見ている方いらっしゃるんですね。

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“棚経”中にも、この話題を出す方が、何件もございました。

 

先日(お盆直前)の放送では、“棚経”に関し触れたそうで。

(私は拝見してませんので、誤りがあればご勘弁ください。。。)

 

「(朝5時半から)一日に“70件”も廻るので、時間との勝負。。。」とか。

「(お茶を出す等の)過剰な“接待”は、困る。。。」とか。

・・・そんな感じで、話題にしていました。

 

結論から言えば、それは一概には言えません。

 

私の場合、“丁寧”にお経をあげたいので、一日の件数を絞り・・・

その分、お盆前から“棚経”を開始しています。

 

・・・なんて書き方を、しますと。

(放送の)“70件”の方は、立場ありませんが。

 

実は、それも良し悪し。

 

“里帰り”されたご先祖さまへの、お経ですから・・・

本日(13日)から開始するのが、“本義”な訳で。

 

お盆という、“限られた期間”を重視するなら・・・

一日の件数が膨れ上がるのも、仕方ありません。

 

あくまでも、そのお寺の“方針”ということになるでしょうね。

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今年は、“大豊作”だそうで。

今から収穫の秋が楽しみ、ですが・・・

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“棚経”の際に、農業を営む檀家さんから頂戴し・・・

私が現在食べているのは、まさかの“新米”。

 

北海道で有名な“ゆめぴりか”という品種を、(温暖な)千葉で育てたところ・・・

穂をつけ始めたのは、なんと“6月”とのこと。

 

「前例がない→検査ができない→出荷できない」

・・・という事態で、私の口に入ることになった訳ですが。

 

これが、今の私の「一息」です。。。

ゼロ

・・・前回のつづき(?)です。

 

第31回少年少女研修旅行「てらこや」が、開催されたことは・・・

→その①    →その②

先般、2回にわたり書かせていただいた通りですが。

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先日、その“残務整理”が行われました。

 

画像の通り、“記念文集”を作成し・・・

参加者および、関係各位に送付させていただくのが、“通例”となっており。

 

「夏休みの思い出(文集)は、夏休み中に手元に届いて、しかるべき。。。」

・・・という、“(謎の)通例”により、急ピッチでの“残務整理”を余儀なくされております。

 

それにしても、時期が時期。

お寺によっては、お盆の棚経(お経廻り)が始まっているため・・・

私のような“暇人”を寄せ集め、作業に没頭します。

写真集①

“フライング公開”ですが・・・

これらが、私が担当させていただいた“写真集”のページ。

写真集②

3日間撮影した画像を、フォルダに整理して・・・

“コラージュ作成(フリー)ソフト”で、ワンクリック。

写真集③

30分足らずで、“写真集”の完成です。。。

写真集④

人がいなきゃ、“モノ”でカバーするしかないんですよね。

 

時間が余った“暇人”として、こんなものにも初挑戦。

(この程度の“動画作成”なら)こんなに簡単に、出来ちゃうんですね。

もっと早く、手を出すべきでした。。。

 

さて。

 

5年以上にもわたる、私の“ブログ人生”の中で・・・

この「てらこや」に関しては、毎度の事“募集・告知”をしてきた訳です。

 

その中で、“参加希望”の旨、うちに連絡をいただいた方・・・

過去、何名いらっしゃると思いますか??

 

答えは、「ゼロ」です。

 

これが、前回に書いたような、私の“悩みの種”でもあり。

つまり、(結果が出ないものに関して)結局は“オナニー”に過ぎない、と。

 

・・・「てらこや」開催中、2日目のこと。

会場となった「飯高寺」さまがある、“匝瑳市”の・・・

広報の方が、「てらこや」の“取材”にいらっしゃったそうな。

 

私は直接応対出来ず、真偽のほどは不明ですが・・・

(その際、熱中症による頭痛と戦いながら、流しソーメン用の麺を、茹でまくってました。。。)

どうやらうちのブログをご覧になり、お出でいただいたそうで。

 

以前、「仏さまは、見てるから。。。」なんて、書きましたが。

見てる人は、見てるんですよね。

見てないようで見てるし、見てるようで見てない。

 

“購読者層”なんかも、リサーチしようと思えば、出来るんでしょうが・・・

・・・そんなの、いいんです。

 

“気楽”にいこうぜ、って気になれました。

感謝、感謝です。。。

困苦の者

前回の予告通り、去る8月2日・・・

宗勝寺年中行事、「施餓鬼会(せがきえ)」を厳修させていただきました。

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本年も、多くの檀信徒の皆さまにご出席賜り、ありがたい次第です。

 

・・・お釈迦さまの弟子のひとり、“阿難(あなん)尊者”が、瞑想していたときのこと。

“焔口餓鬼(えんくがき)”という鬼が現れ、阿難に対し・・・

「お前の生命はあと“3日”で、その後は私のように醜い餓鬼に生まれ変わるだろう」と。

 

驚いた阿難が、どうにか逃れられる方法はないかと、お釈迦さまに相談すると・・・

「餓鬼界の“困苦の者”、ひいては“あらゆる困苦の者”に対して飲食を施し、“三宝(仏・法・僧)”を供養すれば、苦難を脱することが出来る」と。

 

阿難がその通りにすると、阿難は3日後に生命を亡くすこともなく・・・

さらには、お釈迦さまの弟子の中で、一番の“長生き”をしたといいます。

 

これが、「施餓鬼」の起源とされる訳です。

IMG_4245「“自分勝手”ではいけない」ということくらいは、百も承知。

“ご身内(家族・親族)”は、大切にされてらっしゃいますか??

では、“友人・仲間”は??

 

・・・なんて、レベルじゃない。

「“あらゆる者”に対し供養することで、“自分”が救われる」というのが、ポイント。

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今年に入って“3件目”のご依頼を、いただきましたのは・・・

墓地(香炉)に出来た、“蜂の巣”の駆除。

 

住職(墓地管理者)としては、予防法として・・・

「頻繁にお参りし、線香“モクモク”焚いてくれ。。。」

・・・としか、言いようがありませんが。

 

「施餓鬼」の話になぞらえれば、“蜂”だって「困苦の者」。

朝・昼・晩と、我々に食される“生命”も、きっと「困苦の者」。

 

「施餓鬼」に限った話ではありませんが、あなた自身が救われたいのなら・・・

「ありがとう/ごめんなさい」で、生きていくほかないのでしょう。

 

さて。

 

私がこのような“マジメ系”の話を、書きますと・・・

実は、(かなり)レスポンスが悪い。。。

 

いや、笑いごとではなく。

それなりに、“悩みの種”でもありまして。

 

・・・・・・つづく。

 

子どもと大人の違い

このところ、幾人かの“同級生”が・・・

地元に帰ってきている(帰ってきていた)という話を、耳にしました。

 

男は、30歳にして「これで良いのか症候群」に、侵され・・・

35歳を、「人生のターニングポイント」とする、と聞いたことがあります。

 

えらくお兄さんに見えた“高校球児”が、年下になり・・・

いつの間にか、“横綱”が年下になる。

(次は、“総理大臣”が年下になるそうです。。。)

 

以前、学生時代以来、初めて“同窓会”に参加した後輩は・・・

その顔に、明らかな“緊張”を浮かばせていました。

 

しかしながら、20~30分もすれば・・・

子どもの頃と、何ら変わりがないことに安堵し、打ち解けたのでした。

 

「ねぇ、お盆の“塔婆”書いてる??」

・・・なんて“同業トーク”を耳にする、この時季。

 

思えば、「ねぇ、夏休みの“宿題”やった??」とか・・・

「ねぇ、昨日“テスト勉強”した??」とか。

 

やっぱり、話の内容も子どもの頃と・・・

・・・なんて、“感慨”にふけってる場合じゃない。。。

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明日(8月第一日曜)は、宗勝寺の年中行事・・・

「施餓鬼会(せがきえ)」が、厳修されます。

 

準備に追われ、脂汗だか冷や汗だか・・・

何だかよく分からない“汗”を、たっぷりかかせていただきました。

 

室内、オッケー。。。

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屋外、オッケー。。。

(年に一度の、プロによる“植木剪定”完了しました!)

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・・・それにしても、先月も先々月も、行事に次ぐ行事。

 

「終わったら、次」って感じで・・・

“慣れっこ”にならないようにしないと、いけませんね。

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そんな行事を、明日に控え・・・

今宵は、地元の“花火大会”に顔を出してこようかと。

 

いやいや、分かってます。

必要なのは“余裕”で、“油断”ではありませんから。

 

・・・八代将軍“吉宗”の、時代。

“飢饉・疫病”で、多数の死者が出たそうな。

 

その“慰霊”や、“(病の原因とされた)悪霊退散”を願って・・・

隅田川で、花火が打ち上げられてから、一般市民にも親しまれるようになった、と。

 

以来、“お盆”前後の時季に、花火大会が多いのは・・・

一説には、ご先祖さまの“供養”のため。

 

「子どもと大人の違い」ってのは・・・

こういった屁理屈を、堂々と言えるか言えないか、だと思う。。。

宣伝=商売=恥ずかしい

「こないだ〇〇神社で・・・えー、お寺で“交通安全”のお祓い、やってたんですか!?」

・・・なんて話は、“お坊さんあるある”だったりします。

 

「神社(神道・神主・神職)」

「お寺(仏教・僧侶・お坊さん)」

「教会(キリスト教・牧師・神父)」

 

皆さま、(大なり小なり)人生の“節目”には・・・

上記いずれかの“宗教施設”に、という方は少なくないと思います。

 

では、どのような“節目”に、どちらに伺いますか?

 

“初詣・お祓い”は、神社でしょうか。

“お葬式・供養”は、お寺でしょうか。

“結婚式”は、教会でしょうか。

 

実は、これらすべてのことは・・・

神社でも、お寺でも、教会でも、承ることが出来ます。

 

“生きる指針”であり、“心の拠り所”というものが、宗教の基本的な存在価値ですから・・・

全部出来ることが、当たり前っちゃ、当たり前なんですよね。

 

・・・海外の方からしたら考えられない、“適材適所(?)”の感覚。

筋を通さないことで、絶妙なバランスを保つような・・・

それはそれで、面白いのかもしれません。

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突然ですが、こんな“ショーケース”を探してました。

 

良さそうなモノがあっても、サイズが合わない。

サイズが合っても、予算が合わない。

・・・なんてやってるうちに、“半年”が経ちました。

 

結局、こんな“チープ”な設計図を描いて、発注。

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一週間ほどで、完成してきました。

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“ハイクォリティ & リーズナブル”な、アクリルケースは・・・

(本来、プラモデルとか飾るやつ。。。)

今まで悩んでたことは何だったのか、と思わせるほど。

 

ブランド・デザインの、価格に対する“+α(プラスアルファ)”なんて、そんなもんですよね。

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・・・早速、“御札・お守り”をディスプレイしてみました。

 

宗教家は、「宣伝=商売=恥ずかしい」と考える人も、少なくないため・・・

その活動自体に、“ベール”がかかってしまうのかもしれません。

 

だからこそ、冒頭に書いたようなことが起きる訳です。

結局、知らないものは頼みようがないんですけどね。

 

・・・と、いう訳で。

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宗勝寺では、「宗勝寺 郵送祈願」として・・・

web上でも、ご祈願のお取次ぎを承っております。

 

また、各種「ご供養水子供養ペット供養)」や・・・

各種「ご祈祷」も、承っております。

 

まずは、お問い合わせください。。。

お疲れっス

今年も無事に、“7月盆”のお経廻りを終了することが出来ました。

該当の檀信徒の皆さん、ありがとうございました。

 

「7月13~15日」というのが、お盆の日程としては、本義。

それだけ、古来(旧暦)から行われてきた行事、ということですね。

 

現在の暦に切り替わった際、“ズレ”が生じた訳ですが・・・

日程に関して、全国的な“統一”は出来なかった、と。

 

ある地域は、“日付ありき”で。

またある地域は、“季節ありき”で。

 

つまり、多くの方が意識するであろう「8月13~15日」のお盆は、“季節ありき”。

いわゆる、“月遅れ”のお盆ということになります。

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初日に関しては、“電車”で都内を廻らせていただいております。

何せ、時間が正確ですし、移動経費も少なく済みます。

 

・・・朝、7時台発の“高速バス”に乗り、東京駅へ。

遠めのお宅から順番にお邪魔し、そのまま“電車”で戻るのが、例年のルート。

 

ご希望により、日時の指定・変更も承っておりますため・・・

今年は、例年より“2時間”ほど遅れての、終了となりました。

 

田舎は、電車の本数が少なく・・・

乗り継ぎも、うまくいかないことが多いんです。

 

調べるに、現地から“電車”を使うよりも・・・

1時間もかけて“東京駅”まで戻り、そこから“高速バス”に乗った方が、早く着くんですから。

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多少の余裕をもって着くはずだ、と思っていたんですが・・・

何を間違えたのか、“東京駅”に着いたのが、高速バス発車“4分前”。

 

「“MAISON KAYSER”で、嫁にパン買って帰るか。。。」とか。

「昼飯食えなかったから、パン1個だけ食おっかな。。。」とか。

「やっぱり、夕飯に響くから止めて、お菓子で誤魔化すか。。。」とか。

「のど“カラカラ”だけど、バスまで我慢すっか。炭酸が飲みてぇな。。。」とか。

 

・・・電車に揺られながら考えてたことが、全部“パァ”。

 

何とか飛び乗った、“高速バス”は・・・

女性でも汗をぬぐうほどの、“弱冷房”。

 

熱中症なのか脱水症状なのか分かりませんが、凄まじい脱力感の中・・・

前の座席に座った“男性”の様子を、私はずっと見ていました。

 

“柔らかいか燻製”と、“素焼きミックスナッツ”を、食べながら・・・

“缶ビール”を三本飲んだ後に、“缶チューハイ(レモン)”を空けていた、その様子を。

 

・・・そういえば、ここ数年。

あまり都内(電車)で、同業の方をお見受けしない気が。

 

あの、“アイコンタクト”や“会釈”の感じが、たまらないんですが。

「お疲れっス」的な。。。

良い天気

毎日、よく降りますね。。。

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特に、宗勝寺がある“千葉県香取市”は・・・

昨日(7月3日)、一日の降水量が“過去最高”とのこと。

(一部、冠水した地域もあったようで)

 

新たに舗装してから、初めての大雨でしたが・・・

心配に及ばず、しっかりと排水したため、一安心。

 

“(メディア等の)天気予報”では、誤解を防ぐため・・・

「良い天気(快晴)」という言葉を、使用しないそうな。

 

考えてみれば、状況によって、また人それぞれに・・・

「良い天気」というものは、異なりますから。

 

かくいう私も、“雨”は嫌いではありません。

(もちろん、鬱陶しいこともありますが。。。)

 

特に、室内での仕事を進めたい、この時期。

何やかんやと、“スタートダッシュ”が遅れてしまった(お盆用の)“塔婆書き”も・・・

ここ連日の「良い天気」のお蔭で、何とか軌道に乗りつつあります。

 

さて。

 

人の発言は、大きく分けて“2種類”に分けられる、と言います。

それは、「リポートトーク(report-talk)」と、「ラポールトーク(rapport-talk)」の、ふたつ。

 

「リポートトーク」は、(リポーターが現場の状況を報告するように)“事実・情報”を伝えること。

「ラポールトーク」は、“感情・感覚”に訴えること。

 

“ビジネスマン”にありがちな、「リポートトーク」に偏った会話は・・・

今流行りの言葉でいえば、“塩対応”に感じます。

 

ともすれば、人との信頼関係を、会話によって構築したい時は・・・

「ラポールトーク」に力を入れれば、良いのでしょうか??

 

しかしながら。

 

この「ラポールトーク」の、“真骨頂”ともいえるのが・・・

「今日は“良い天気”ですね。。。」ってやつ。

 

(完全に、私個人の考えですが)それは、いただけない。

単純に、“トークスキル”の貧困さを露呈しているだけのような気がします。

つまり、ネタに欠いて苦し紛れの、“当たり障り”のない話に過ぎない。

 

例えば、いわゆる“女性”が在籍するような店舗にて・・・

 

「今日は、暑い(寒い)ですね。。。」

「お仕事、何されてるんですか??」

「お休みの日は、何されてるんですか??」

 

・・・といったような、“定型文”。

あれを、ローテーションで答えることの、苦痛といったら。

 

結局、その苦痛から解放されるために、懸命にしゃべる訳です。

お金を払う側の立場にある、私が。

 

・・・どうでも良い話で、すみません。

明日も、「良い天気」のようです。。。

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