もう、落ち着いた??

無事に、“お盆”のお勤めを終えることが出来ました。

 

毎年の事ですが、知り合いに会うたびに・・・

「もう、落ち着いた??」なんて言われる、今日この頃。

 

先日(8月16日)には、師匠のお寺「浄国寺」にて・・・

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施餓鬼会(せがきえ)”が厳修され、約150名の檀信徒が参列。

 

また翌日にも、成田市「東光寺」さまにて・・・

“施餓鬼会”に、出仕させていただきました。

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お釈迦さまの時代、“目連(もくれん)尊者”は「神通力(超能力)第一」と、謳われました。

目連が神通力により、亡くなった“母親”の姿を探しますと・・・

なんと、母親は“餓鬼界”に、堕ちていました。

 

喉を枯らし飢えた母親に、水や食べ物を差し出しても・・・

口にする直前に炎となり、母親の口には入りません。

 

お釈迦さまに、方法を問うに・・・

「僧侶たちが、夏の修行を終えるこの時期(7月13~15日)、すべての僧侶に食べ物を施せば・・・

母親にもその施しの一端が口に入り、救われるだろう」と。

 

・・・これが、いわゆる“お盆”の由来。

先日書かせていただいた、“施餓鬼”の由来と、どこか似ていませんか??

 

そんなことから、「お盆の前後に、施餓鬼会を。。。」という慣習が弘まることに。

(逆に言えば、“施餓鬼会”はいつ行っても良い、ということになります)

 

「じゃ、“前後”って、いつまで??」と、聞かれれば・・・

概ね、「8月1日~24日」というところが、主だと思います(月遅れのお盆の場合)。

 

8月1日は、俗に“釜蓋朔日(かまぶたついたち)”なんて、いいまして・・・

その名の通り、“地獄の釜”のフタが空く日。

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ご先祖さまが、遠く離れた“地獄”にいる(なんて考えたくもありませんが。。。)場合・・・

朔日に出発することで、ようやく“お盆”までに到着出来る、と。

 

“8月24日”は、いわゆる“地蔵盆(お地蔵さんのご縁日)”ですが・・・

宗勝寺がある千葉県香取市では、なぜかこの日を「ウラボン」と。

 

「盂蘭盆(うらぼん:お盆の正式名称) = ウラボン」ではなく・・・

きっと、「お盆 = 表」で、ウラボンってのは「“裏”盆」なのでしょう。

 

「ウラボン」には、“生花”を取り換え、お墓の掃除をする程度。

(ある意味)華やかな“表”の後片付けが、“裏”の由縁なのでしょうか。

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境内を掃除すると、良く目につく“セミ”のご臨終が・・・

“夏の終わり”を、感じさせてくれます。

 

どうしても私を誘いたい皆さんに、言っておきます。

私、ようやく落ち着きました。。。

ゼロ

・・・前回のつづき(?)です。

 

第31回少年少女研修旅行「てらこや」が、開催されたことは・・・

→その①    →その②

先般、2回にわたり書かせていただいた通りですが。

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先日、その“残務整理”が行われました。

 

画像の通り、“記念文集”を作成し・・・

参加者および、関係各位に送付させていただくのが、“通例”となっており。

 

「夏休みの思い出(文集)は、夏休み中に手元に届いて、しかるべき。。。」

・・・という、“(謎の)通例”により、急ピッチでの“残務整理”を余儀なくされております。

 

それにしても、時期が時期。

お寺によっては、お盆の棚経(お経廻り)が始まっているため・・・

私のような“暇人”を寄せ集め、作業に没頭します。

写真集①

“フライング公開”ですが・・・

これらが、私が担当させていただいた“写真集”のページ。

写真集②

3日間撮影した画像を、フォルダに整理して・・・

“コラージュ作成(フリー)ソフト”で、ワンクリック。

写真集③

30分足らずで、“写真集”の完成です。。。

写真集④

人がいなきゃ、“モノ”でカバーするしかないんですよね。

 

時間が余った“暇人”として、こんなものにも初挑戦。

(この程度の“動画作成”なら)こんなに簡単に、出来ちゃうんですね。

もっと早く、手を出すべきでした。。。

 

さて。

 

5年以上にもわたる、私の“ブログ人生”の中で・・・

この「てらこや」に関しては、毎度の事“募集・告知”をしてきた訳です。

 

その中で、“参加希望”の旨、うちに連絡をいただいた方・・・

過去、何名いらっしゃると思いますか??

 

答えは、「ゼロ」です。

 

これが、前回に書いたような、私の“悩みの種”でもあり。

つまり、(結果が出ないものに関して)結局は“オナニー”に過ぎない、と。

 

・・・「てらこや」開催中、2日目のこと。

会場となった「飯高寺」さまがある、“匝瑳市”の・・・

広報の方が、「てらこや」の“取材”にいらっしゃったそうな。

 

私は直接応対出来ず、真偽のほどは不明ですが・・・

(その際、熱中症による頭痛と戦いながら、流しソーメン用の麺を、茹でまくってました。。。)

どうやらうちのブログをご覧になり、お出でいただいたそうで。

 

以前、「仏さまは、見てるから。。。」なんて、書きましたが。

見てる人は、見てるんですよね。

見てないようで見てるし、見てるようで見てない。

 

“購読者層”なんかも、リサーチしようと思えば、出来るんでしょうが・・・

・・・そんなの、いいんです。

 

“気楽”にいこうぜ、って気になれました。

感謝、感謝です。。。

子どもと大人の違い

このところ、幾人かの“同級生”が・・・

地元に帰ってきている(帰ってきていた)という話を、耳にしました。

 

男は、30歳にして「これで良いのか症候群」に、侵され・・・

35歳を、「人生のターニングポイント」とする、と聞いたことがあります。

 

えらくお兄さんに見えた“高校球児”が、年下になり・・・

いつの間にか、“横綱”が年下になる。

(次は、“総理大臣”が年下になるそうです。。。)

 

以前、学生時代以来、初めて“同窓会”に参加した後輩は・・・

その顔に、明らかな“緊張”を浮かばせていました。

 

しかしながら、20~30分もすれば・・・

子どもの頃と、何ら変わりがないことに安堵し、打ち解けたのでした。

 

「ねぇ、お盆の“塔婆”書いてる??」

・・・なんて“同業トーク”を耳にする、この時季。

 

思えば、「ねぇ、夏休みの“宿題”やった??」とか・・・

「ねぇ、昨日“テスト勉強”した??」とか。

 

やっぱり、話の内容も子どもの頃と・・・

・・・なんて、“感慨”にふけってる場合じゃない。。。

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明日(8月第一日曜)は、宗勝寺の年中行事・・・

「施餓鬼会(せがきえ)」が、厳修されます。

 

準備に追われ、脂汗だか冷や汗だか・・・

何だかよく分からない“汗”を、たっぷりかかせていただきました。

 

室内、オッケー。。。

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屋外、オッケー。。。

(年に一度の、プロによる“植木剪定”完了しました!)

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・・・それにしても、先月も先々月も、行事に次ぐ行事。

 

「終わったら、次」って感じで・・・

“慣れっこ”にならないようにしないと、いけませんね。

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そんな行事を、明日に控え・・・

今宵は、地元の“花火大会”に顔を出してこようかと。

 

いやいや、分かってます。

必要なのは“余裕”で、“油断”ではありませんから。

 

・・・八代将軍“吉宗”の、時代。

“飢饉・疫病”で、多数の死者が出たそうな。

 

その“慰霊”や、“(病の原因とされた)悪霊退散”を願って・・・

隅田川で、花火が打ち上げられてから、一般市民にも親しまれるようになった、と。

 

以来、“お盆”前後の時季に、花火大会が多いのは・・・

一説には、ご先祖さまの“供養”のため。

 

「子どもと大人の違い」ってのは・・・

こういった屁理屈を、堂々と言えるか言えないか、だと思う。。。

お疲れっス

今年も無事に、“7月盆”のお経廻りを終了することが出来ました。

該当の檀信徒の皆さん、ありがとうございました。

 

「7月13~15日」というのが、お盆の日程としては、本義。

それだけ、古来(旧暦)から行われてきた行事、ということですね。

 

現在の暦に切り替わった際、“ズレ”が生じた訳ですが・・・

日程に関して、全国的な“統一”は出来なかった、と。

 

ある地域は、“日付ありき”で。

またある地域は、“季節ありき”で。

 

つまり、多くの方が意識するであろう「8月13~15日」のお盆は、“季節ありき”。

いわゆる、“月遅れ”のお盆ということになります。

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初日に関しては、“電車”で都内を廻らせていただいております。

何せ、時間が正確ですし、移動経費も少なく済みます。

 

・・・朝、7時台発の“高速バス”に乗り、東京駅へ。

遠めのお宅から順番にお邪魔し、そのまま“電車”で戻るのが、例年のルート。

 

ご希望により、日時の指定・変更も承っておりますため・・・

今年は、例年より“2時間”ほど遅れての、終了となりました。

 

田舎は、電車の本数が少なく・・・

乗り継ぎも、うまくいかないことが多いんです。

 

調べるに、現地から“電車”を使うよりも・・・

1時間もかけて“東京駅”まで戻り、そこから“高速バス”に乗った方が、早く着くんですから。

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多少の余裕をもって着くはずだ、と思っていたんですが・・・

何を間違えたのか、“東京駅”に着いたのが、高速バス発車“4分前”。

 

「“MAISON KAYSER”で、嫁にパン買って帰るか。。。」とか。

「昼飯食えなかったから、パン1個だけ食おっかな。。。」とか。

「やっぱり、夕飯に響くから止めて、お菓子で誤魔化すか。。。」とか。

「のど“カラカラ”だけど、バスまで我慢すっか。炭酸が飲みてぇな。。。」とか。

 

・・・電車に揺られながら考えてたことが、全部“パァ”。

 

何とか飛び乗った、“高速バス”は・・・

女性でも汗をぬぐうほどの、“弱冷房”。

 

熱中症なのか脱水症状なのか分かりませんが、凄まじい脱力感の中・・・

前の座席に座った“男性”の様子を、私はずっと見ていました。

 

“柔らかいか燻製”と、“素焼きミックスナッツ”を、食べながら・・・

“缶ビール”を三本飲んだ後に、“缶チューハイ(レモン)”を空けていた、その様子を。

 

・・・そういえば、ここ数年。

あまり都内(電車)で、同業の方をお見受けしない気が。

 

あの、“アイコンタクト”や“会釈”の感じが、たまらないんですが。

「お疲れっス」的な。。。

良い天気

毎日、よく降りますね。。。

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特に、宗勝寺がある“千葉県香取市”は・・・

昨日(7月3日)、一日の降水量が“過去最高”とのこと。

(一部、冠水した地域もあったようで)

 

新たに舗装してから、初めての大雨でしたが・・・

心配に及ばず、しっかりと排水したため、一安心。

 

“(メディア等の)天気予報”では、誤解を防ぐため・・・

「良い天気(快晴)」という言葉を、使用しないそうな。

 

考えてみれば、状況によって、また人それぞれに・・・

「良い天気」というものは、異なりますから。

 

かくいう私も、“雨”は嫌いではありません。

(もちろん、鬱陶しいこともありますが。。。)

 

特に、室内での仕事を進めたい、この時期。

何やかんやと、“スタートダッシュ”が遅れてしまった(お盆用の)“塔婆書き”も・・・

ここ連日の「良い天気」のお蔭で、何とか軌道に乗りつつあります。

 

さて。

 

人の発言は、大きく分けて“2種類”に分けられる、と言います。

それは、「リポートトーク(report-talk)」と、「ラポールトーク(rapport-talk)」の、ふたつ。

 

「リポートトーク」は、(リポーターが現場の状況を報告するように)“事実・情報”を伝えること。

「ラポールトーク」は、“感情・感覚”に訴えること。

 

“ビジネスマン”にありがちな、「リポートトーク」に偏った会話は・・・

今流行りの言葉でいえば、“塩対応”に感じます。

 

ともすれば、人との信頼関係を、会話によって構築したい時は・・・

「ラポールトーク」に力を入れれば、良いのでしょうか??

 

しかしながら。

 

この「ラポールトーク」の、“真骨頂”ともいえるのが・・・

「今日は“良い天気”ですね。。。」ってやつ。

 

(完全に、私個人の考えですが)それは、いただけない。

単純に、“トークスキル”の貧困さを露呈しているだけのような気がします。

つまり、ネタに欠いて苦し紛れの、“当たり障り”のない話に過ぎない。

 

例えば、いわゆる“女性”が在籍するような店舗にて・・・

 

「今日は、暑い(寒い)ですね。。。」

「お仕事、何されてるんですか??」

「お休みの日は、何されてるんですか??」

 

・・・といったような、“定型文”。

あれを、ローテーションで答えることの、苦痛といったら。

 

結局、その苦痛から解放されるために、懸命にしゃべる訳です。

お金を払う側の立場にある、私が。

 

・・・どうでも良い話で、すみません。

明日も、「良い天気」のようです。。。

昨日(6月24日)、多古町「妙興寺」さまにて・・・

“千葉県東部修法師会”の、研修会(読誦会)に参加して参りました。

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(↓動画は、一昨年のものです。。。)

「妙法蓮華経法師品第十」には、経典を用いた仏道修行の方法として・・・

“五種法師(ごしゅほっし)”が、説かれます。

 

「受持:じゅじ」 (妙法蓮華経を)深く信じ、信仰を持ち続けること

「読:どく」 (妙法蓮華経を)読むこと

「誦:じゅ」 (妙法蓮華経を)繰り返し、そらんじること

「解説:げせつ」 (妙法蓮華経を)人に説くこと

「書写:しょしゃ」 (妙法蓮華経を)書き写すこと

 

以上、“五種類”の修行法によって・・・

心身が、“清浄”になると言われています。

 

・・・という、理屈は理屈として。

 

かの「ブルース=リー」は、劇中に於いて・・・

「考えるな、感じろ。。。」と、仰った。

 

堂内が、お経の「声」で溢れる、あの“空気感”といったら。

 

私が昔、とあるお上人から言われた・・・

「坊主は、銭にならねーお経読んで、ナンボ。。。」

・・・ってのが、ようやく“しっくり”きだした、今日この頃。

 

僧侶になって、14年目。

業界全体から見たら、私はまだ「ペーペー」です。。。

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私は、ご法事などの際、必ず・・・

「ご一緒に、“お題目(南無妙法蓮華経)”を、お唱えください。。。」

・・・と、促すことを行っています。

 

懸命にお唱えする方や、「ボソボソ」お唱えする方。

全く「声」を出さない方や、いわゆる“口パク”の方。

 

「俺は、“声”に出さなくても心で唱えてる。。。」

・・・なんて、仰る方もいるでしょう。

 

(使い古しの言葉ですが)「叶う」という字は、「口へんに十」と書きますから・・・

(思っているよりも)10回、口にすれば(願いが叶う)なんて。

 

よくよく考えれば、私も様々な“会議”に、出席しますが・・・

「声」に出す人って、ほとんどいないような。

 

日本(民主主義)の議決が、“多数決”だからでしょうか??

つまり、発言しない方が“都合が良い”的な。

 

「意見がある方は、“挙手”にて。。。」

・・・って形式が、悪いんですかね。

 

会議中に黙りこくってるヤツが、終了後に「ベラベラ」しゃべりだして。

でも実は、その時の会話の方が、核心を突いてたりする訳で。

 

・・・さて、これから“法務”です。

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懸命に、「声」を出してまいります。。。

五年越しの悲願

本日(6月21日)、師匠のお寺「浄国寺」にて・・・

「遷座式(せんざしき)」が、厳修されました。

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“遷座”とは、平たく言えば神仏の“お引越し”のこと。

 

この行事は、昨年末より行われていた・・・

「境内整備事業」の、“締めくくり”ともいえるもの。

 

“駐車場”の、拡張や・・・

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“境内トイレ”の、新設。

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“墓地区画”の、整備や・・・

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・・・“参道/墓地”の、玉垣工事。

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以前の“外塀”は、このような状態でしたが・・・

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キレイに、そして堅牢な“外塀”に、生まれ変わりました。

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門前の、老朽化した“参道”も・・・

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・・・ご覧の通り。

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今回“遷座”されたのは、“七面大明神(七面堂)”並びに、“稲荷大明神(稲荷社)”。

 

「浄国寺」の“稲荷社”に関しては、以前も書かせていただきましたが・・・

“七面堂”に関しても、事の顛末はほぼ同じ。

 

寺の手の届かぬところで、管理されてきた訳でしたが・・・

時代が流れ、(上物をそのままに)寺に返却されたのが、“平成22年”のこと。

 

・・・こちらが、その当時の“七面堂”

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日蓮大聖人が、身延の地にて“お説法”なされていたところ・・・

その場には、いつも若い女性がいらっしゃった、と。

 

大聖人が、その女性に水を差し上げ、促しますと・・・

赤い“龍”のお姿となり、“七面山”の山頂へ向け飛び立った、と。

 

その龍は、“七面大明神(七面天女)”で・・・

法華経を信仰する者の“守護神”として、今日まで崇められている訳です。

 

・・・「やっぱり」と言ってしまっては、アレですが。

“稲荷社”の時と同じく、七面堂の中身は「空っぽ」で。

 

それ(平成22年)は、くしくも私が“日蓮宗大荒行堂”に・・・

再行(2回目)としての修行を、発願した時のことでした。

 

こんな“チャンス”は他にないと、七面大明神の“御尊像”を整え・・・

荒行堂内で、聖僧とともに読経を重ねること、寒一百日。

 

帰山して、「浄国寺」にて“帰山奉告”並びに“七面大明神開眼式”を・・・

厳修したのが、“平成23年2月”のことでした。

 

その後、早急に“七面堂”の建立を、住職とともに計画し・・・

それを実行に移そうとした、その時。

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・・・平成23年3月11日を以て、それどころじゃなくなったのでした。

 

「五年越しの悲願」とでも、言うべきでしょうか。

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納まるべきところに納まった、“七面大明神”の御尊像が、尊く見えました。

 

法要中には・・・

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七面池”に、七面山“二之池”より汲ませていただいた聖水を、注ぎ入れました。

 

併せて、以前の“稲荷社”から・・・

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・・・生まれ変わった“稲荷社”にも、“再勧請”を行い。

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参列の檀信徒の皆さまとの“祝宴”を以て・・・

この日を、締めくくるのでした。

 

・・・めでたし、めでたし。

グッタリ

本日(6月14日)、無事に・・・

「宗勝寺開山四百年記念式典」を、終了することが出来ました。

 

“記念事業”として、「仏像修復事業」を発願し・・・

実行委員会を組織して、実動しましたのが“約2年前”のこと。

 

宗勝寺檀信徒の皆さまには、尊い勧募を賜り・・・

山内の全ての仏像が、“1年4か月”の時を経て、修復されました。

 

また、(当初の計画にはありませんでしたが)本日を迎えるまでに、多少の時間を有したことから・・・

「少しでも、寺のために。。。」との思いで、“付帯事業”も行わせていただきました。

 

鬼子母神堂改修工事」や、「題目碑移転・樹木移転伐採」に加え・・・

電柱移設(電線埋設)・敷石工事」や、「舗装(駐車場拡張)工事」等の、境内整備を。

 

さて。

 

宗勝寺の“開基檀越(かいきだんのつ)”、つまり・・・

宗勝寺という寺が開かれるにあたっての、いわゆる“キーパーソン”がいらっしゃって。

 

詳しくは、下記リンクを参照していただきたいと思いますが・・・

→宗勝寺の歴史

その方は、須坂藩(現在の長野県須坂市)の、初代藩主。

 

本年は、宗勝寺開山四百年にして、開基檀越の“四百遠忌”ということで・・・

本日の、“記念法要”を執り行った次第です。

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途中、“実行委員長・実行委員(1名)”の、ご回向もさせていただきましたが・・・

やはり、“2年間”という長丁場には、色々なことがありました。

 

法要の後半には、修復されお帰りになった仏さまに・・・

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改めて、“開眼(入魂)”のご祈祷をさせていただきました。

 

さらに、境内の“鬼子母神堂”へ、移動。

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以前、こちらにお祀りしていた“鬼子母神”さまは、本堂内にお引っ越し。

今般、それを“模刻”する形(色彩は異なります)で、新たに勧請することになり・・・

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“開眼(入魂)法要”が、執り行われました。

 

さらに、開基檀越の“供養塔”に、お参り。

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最後に、参列者全員で記念撮影し、“祝宴”の運びとなりました。

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今は、一息ついて「グッタリ」・・・

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・・・してるのは、“息子”だけ。

(愛嬌を振りまき過ぎたようです。。。)

 

まだまだ、やらなければならないことは“山積み”ですし・・・

新たな目標に向かい、私はすでに動き出しております。

 

ただ、“2年間”の受圧からは解放され・・・

今は、“霧”が晴れたような、清々しい気分です。

 

・・・“おまけ”として。

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「仏像修復事業」↑Before ↓After

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う~ん。。。

やはり、画像ではうまく伝わりませんね。

 

ぜひ直接ご覧いただき、お参りください。

20回にひとつ

先日も、書かせていただいたように・・・

“日蓮宗千葉県東部青年会”の行事が、続いております。

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昨日(6月9日)も、“賛助会員(青年会OBで組織される)”のお寺へ、お参り。

 

行事へのお協力を願い、ご賛助賜るという・・・

「寺院参拝」なる行事に、参加して参りました。

(手分けして、一日に20数ケ寺をお参りします)

 

青年会に属し、幾多の行事はあれども・・・

私はこの行事を、楽しみにしています。

 

こんなに、“有り難い”行事はありません。

 

寺の“住職”たるもの、その頭の片隅には、常に・・・

「寺を、ああしたい、こうしたい。。。」

・・・という思いが、ある(はずです)。

 

その点、“視覚”から頂戴することができる情報というものは・・・

大きなチャンスであり、それは“宝”です。

 

“観光収益”があるような大寺院なら、気軽にお邪魔出来るかもしれません。

でも、それは言ってみれば、“ビバリーヒルズ”のようなもの。

実際、家を建てるときに参考になるのは、近所の“モデルハウス”だったりする訳です。

 

「近くのお寺は、気軽に行けないの??」

・・・って、“手ぶら”じゃ、行けませんねw(同業の場合)。

 

お参りさせていただく中で・・・

「あ、ここは真似したいな。。。」とか。

 

昨年お邪魔した時と比べ、変化したところが見られれば・・・

「あ、俺も頑張んなきゃな。。。」的な、刺激もあります。

 

さて。

 

“損得勘定”は、決して良いことだとは思いませんが・・・

例えばあなたが、何かの行事を計画する際。

 

集客力が、“UP”するのは・・・

「行った方が、得」という行事より、「行かなきゃ、損」という行事なんだとか。

 

・・・先日、(私とは無関係の)ある組織の話を耳にしました。

そこに、新入会員の姿があり、先輩会員が“アドバイス”をしたそうな。

 

「出席してれば、ほとんど“楽しい”ことばかりだから、また出てきてね。。。」と。

 

もう10年ほど前の話になりますが、私がとある会に、初めて参加した際・・・

先輩に言われたことは、今でも頭の中に残っています。

 

「大変で面倒臭いことばっかりだけど、“20回にひとつ”くらいは、ためになることがあるから。。。」

 

それぞれの言葉に、“ウソ”があるとは思えません。

ただ、私が先輩に言われたことは、“正解”だと思っています。

 

きっとそれは、その“ひとつ”を狙い、取捨選択して行事に参加する人には・・・

訪れることのない、“ひとつ”なのでしょう。

 

盛りだくさん

一年のうち、最も“ヒマ”な5月(先月)が過ぎ去り・・・

今月(6月)は、打って変わってとにかく慌ただしい。

 

特に、なぜか“日蓮宗千葉県東部青年会”の行事が、ここに集中するため・・・

お寺を空けがちにすること、ご容赦ください。

 

先日(6月3~4日)は、人生初となる“岡山”の地へ。

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「全国日蓮宗青年僧“中四国結集”岡山大会」に、参加して参りました。

全国から集まった青年僧は、まず・・・

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「妙林寺」さまを会場に、“戦没者追善法要”を。

 

今年が、“戦後70周年”を迎えることから・・・

多くの“檀信徒・遺族会”の皆さまも、ご参列しておりました。

 

また、(第二会場として)大覚大僧正が拠点とされた、“備前法華”の信仰の地・・・

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宗門史跡「妙本寺」さまへ。

 

“東日本大震災犠牲者追善・誓願法要”が行われ・・・

法要後は、山内の各所を拝観させていただきました。

 

この日の様子は、“メディア”からも注目を受け・・・

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無事、“ローカルデビュー”も果たして参りました。。。

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・・・翌日は、“代表者会議・総会”が行われたわけですが。

 

新幹線の出発まで、空き時間を利用し・・・

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一度、お参りしたかった「最上稲荷(日蓮宗 妙教寺)」さまへ。

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“本堂・旧本堂”と、お参りさせていただき・・・

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最上位経王菩薩が、初めて降臨されたとされる“八畳岩”へ。

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・・・非常に充実した、2日間となりました。

 

“中一日”、空けまして・・・

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昨日(6月6日)は、多古町「法眼寺」さまへ。

 

毎年、“日蓮宗千葉県東部青年会”に・・・

“施餓鬼会(せがきえ)”の、出仕依頼を賜り。

IMG_0535法要の最後には、裏山にある“水戸谷城(みとさくじょう)跡”にて・・・

かつての“戦地”となった場所にて、供養の誠を捧げました。

 

午後からは、同じく多古町「妙光寺」さまにて・・・

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“三大竜王神大祭”に、出仕させていただき。

 

さらに夕方からは、複数のグループに分かれ・・・

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“賛助会員(青年会OBで組織される)”のお寺へ、お参りに。

 

近隣の数か寺にて、読経させていただき・・・

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先般、告知させていただいた・・・

少年少女研修旅行「てらこや」の、ご案内・ご協力のお願いを。

 

・・・と、いう訳で。

今月は、「盛りだくさん」です!

 

6月は、まだまだ始まったばかり。

イケるのか、俺。。。

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