・・・ネコ、ごめん。

春眠暁を覚えず、とはよく言ったもので。

 

ポカポカ陽気の中、お昼寝でもしたいものですが・・・

その楽しみは、ジジイになるまで取っておきます。

境内の桜も、満開。

本日(4月7日)、宗勝寺古墳の筍(タケノコ)初掘りですよ!

・・・そんなこんなで、今となっては、だいぶ昔のように感じてしまいますが。

 

去る3月21日、今年もお彼岸の中日は・・・

都内目黒区「妙見寺」さまの、春季彼岸会に出仕させていただきました。

確か去年は・・・目黒川沿いの桜が、とっく満開で。

そのくせ、この日季節外れの雪が降ったっけ。

 

・・・長年、ブログをやってますと、備忘録にもなりますね。。。

 

19日には、多古町「能満寺」さまにて・・・

春季彼岸会・大黒祭に、出仕を。

実は、先般の入行に際し、我が家も大黒さまをお迎えしましたので・・・

ご住職にお願いし、ご祈祷・沐浴と、ご一緒させていただきました。

 

大黒さま繋がりと言っちゃ、アレですが。

・・・・・・宣伝です。

読者の方には、お馴染みかと思いますが。

 

宗勝寺では、ご遠方の方・諸事情により、ご参拝に来られない方のため・・・

郵送でのご祈願を、お取次ぎしております。

 

この度、新たに「大黒天カード守り」を整えましたので、ご案内いたします。

詳細は、下記リンクにて。

宗勝寺 郵送祈願 ~遠方の方でもお気軽にご祈願を~

大黒天カード守り

 

さて。

 

春と言えば・・・花粉症ですね!

いやはや、今年は一層キツかったです。

 

私の場合、目のかゆみなどは特に無いのですが・・・

鼻のムズムズと、鼻水・くしゃみが止まりません。

 

知人(花粉症ではない)が、言っていました。

「俺は、花粉症の人だけは、バカにしない」と。

 

なぜなら、いつ発症するやもしれないから。

まぁ、なった人でないと分からないかもしれませんが、ツライもんですよ。

 

・・・そんな中。

 

もうすぐ5才になる長男に、花粉症の症状が。

責任感じちゃいますね、遺伝するのでしょうか??

 

良い機会(?)と、ふたり揃って、近所のクリニックへ。

採血して、アレルギー検査の結果は、2週間後・・・

やはり、親子ともども、スギ花粉のアレルギー反応。

 

ヒノキも、出ちゃいました。

スギ花粉症持ちの、約6割はヒノキも陽性が出るんですって。

今まで、可愛いなぁと思いつつ・・・避けてました。

 

だって、ネコアレルギーだと思ってたから。

ネコ飼ってるお宅に入ると、くしゃみ出るし。

 

結果、ダニアレルギーでした。

・・・ネコ、ごめん。

 

※ネコは、洗って飼いましょう。

寺は、大黒でもつ

昨日は、多古町「能満寺」さまにて・・・

「彼岸会」に、出仕させていただきました。

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また、併せて「大黒祭」も、厳修。

 

“大黒天(大黒さま)”の秘法は、日蓮宗大荒行堂の・・・

参行僧(3度目の入行)に、相伝されるもの。

 

御宝前には、檀信徒の各家庭より持ち寄られた、“子大黒”のご尊像。

その秘法に則り、一体一体丁寧に“沐浴”され・・・

最後には、参列の皆さまへご祈祷させていただきました。

daikokuten

“大黒さま” と言えば、「福徳・食糧(食堂)・生産・貿易」を司り・・・

「五穀豊穣・商売繁盛・長寿・出世・開運 etc.」の、ご利益が。

 

まさに、“福の神”というイメージで・・・

お寺だけでなく、様々なお宅でお祀りされるようになった訳です。

 

さて。

 

私が、“20代前半”の頃でしょうか。

ある檀家さん(女性)が、事有る毎に・・・

「早く、“大黒さん”をお迎えしなきゃねぇ。。。」と。

 

当時、荒行堂に入行するなんて、“これっぽっち”も思っていなかった私は・・・

「3回も、行って来いってことか。。。」

・・・と、“苦笑い”を浮かべたのでした。

 

その後、「大黒 = お寺の奥さん」ということを知り・・・

それはそれで、“苦笑い”を浮かべることになった訳ですが。

 

お寺の奥さんは、(日蓮宗では)“寺庭夫人(じていふじん)”なんて。

“大黒”というのは、(多くの宗派で用いるものの)あくまで、“俗称”のようで・・・

大黒天が、“台所”にお祀りされることに、なぞらえているそうな。

 

「寺は、大黒でもつ」なんて言葉も、あるくらいで・・・

まさに、“大黒柱”をイメージしてしまいますが。

 

僧侶の“妻帯”が許されたのが、明治時代ということから考えれば。

よくぞこの短期間で、これだけ幅を利かせ・・・

・・・もう何も言うまい。。。

 

ちなみに。

 

私が結婚した際、(特に檀家さんから)最も質問されたのは・・・

「やっぱり、(相手は)お寺の娘さん??」ってやつ。

 

「寺 to 寺」のパターンは、(私の周りでは)指折り数える程度。

昔は、そんな感じが多かったんでしょうか。

 

(一般家庭で育った)妻に、聞いてみました。

「“寺に嫁ぐ”って言ったら、周りは何て言ってた??」と。

 

一番多かったのは、「大変そう/よく決断した」という意見だそうですが・・・

本人曰く、「勤めてた時の方が、よっぽど大変。。。」とのことで。

 

「肉とかお酒はダメなの??」なんてことも、聞かれたそうですが。

思わず、笑ってしまったのは・・・

「医者と坊主は“変態”だって聞いたけど、大丈夫??」ってやつ。

 

・・・もう何も言うまい。。。