師走

法務の合間をぬって、“コツコツ”と・・・

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“寺報”の「宗勝寺瓦版」を、製作中。

 

“寺報”とは、お寺が発行する新聞のようなもの。

こうした“ブログ・ホームページ”も、情報を発信するということでは同じことですが・・・

やはり檀家さんの中には、高齢の方や、webに疎い方もいらっしゃいますので。

 

檀信徒の皆さまに、年に2度発行させていただいている「宗勝寺瓦版」も・・・

今回で、“第14号”を数えます。

 

こうした地道な苦労が、「寺 ⇔ 檀信徒」の距離を縮める・・・

・・・なんて高尚な考えは特になく、私も“楽しみ”として、書かせていただいております。

 

そして現在、宗勝寺には・・・

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続々と届く、段ボール。

これら、すべて来年度(平成27年)用の、“御札”。

来月より、この“染筆”に精を出す訳です。

 

御札の“賞味期限(?)”は、1年間。

檀信徒の皆さまには、正月の行事に併せ、その年のものに差し替えるため・・・

年末に、御札の申込みを取り纏めますので、このような準備に至る訳です。

 

あ、御札は“通年”、承っておりますよ(^^;)

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この「宗勝寺 郵送祈願」も、スタートして約1か月が経ちました。

 

この際、ぶっちゃけますが・・・

始めは、「電話応対(問い合わせ・説明etc.)の簡略化」や、「申込み方法の規格化」とか。

 

つまり、“受け皿”としての企画だったんです。

私の中では。

 

そういう考えなら、ご依頼いただければありがたいし、無きゃ無いでOKの企画。

ところが、それなりの反響に、ありがたい・・・

・・・と言うよりは、色んな意味で驚いております。

 

話を、戻しまして。

 

上記の準備はすべて、“正月”に向けてのもの。

正月の準備って言ったら、“12月”にするっきゃない訳で。

やっぱり、「師走(しわす)」って言うだけありますね。

 

「師走」の語源は、多々ございますが・・・

有力な説に、“師馳せ月(しはせづき)”というものがあります。

つまり、「“師=お坊さん”が、馳せる(走る)月」だ、と。

 

確かに、12月は・・・

「御札の染筆・正月行事準備・大掃除・除夜の鐘・お経廻り(釜締め)etc.」と。

 

しかしながら、うちは“釜締め”の習慣はございませんし・・・

生憎、撞く“鐘”も、無い。

 

そんな訳で、「師走」に行うことと言えば・・・

もっぱら、“準備系”の雑務。

 

これで、「坊主も、ダッシュだ」なんて言ったら・・・

「相当、要領の悪い奴だ」と、言われかねないでしょう(-_-;)