ベタ
今年も無事に、年頭のお仏壇経をお勤めさせていただきました。
該当檀信徒の皆さま、ありがとうございました。
ようやく、お正月(休み)が来たようで、ホッとしています。
予定が無いってのは、素晴らしいね。
昨日、妻&長男が外出する用事がありまして・・・
ヒマな私は、次男とお留守番(子守り)を。
その間、録画しておいたテレビ番組を、2本見ることが出来た訳です。
日曜昼の「ザ・ノンフ〇クション」と、映画「君〇名は」。
これがまた、(2本とも)ベタな話なんですよ。
結果・・・涙腺が崩壊しました。
さて。
その晩、雨は雪に変わりまして・・・
(めったに雪が降らない)地元(千葉県香取市)は、4年ぶりの大雪に。
20センチ以上、積もったんじゃないですかね。
その後、師匠のお寺「浄国寺」へ。
この雪に、息子はテンションMAX。
やっぱり、雪といったら(ベタですが)雪だるまですよね!
ひとしきり遊んだ後は、最低限お参りが出来るよう、雪かきを。
ひと言で済ませるのは、大変失礼ですが・・・
・・・大変だね、雪国の人は。
雪かき中のこと・・・石畳の一部分が、滑ること滑ること。
念のため、師匠に注意しました・・・その直後。
(キズがグロいので、ボカシ入れときます。。。)
あまりにベタな展開過ぎて、鼻で笑ってしまいましたが・・・
大事に至らなくて、一安心。
・・・改めて思いますが、やっぱりベタなものって、良いですね。
王道とも言いますし、だからこその安心感。
奇をてらう必要って無いのかも、とすら思ってしまいます。
近年、お寺では目を見張るような催しを、見るようになってきました。
でも、それに対する良し悪しに関しては、ひとくくりにすることは出来ません。
ただ、「凄い・面白い・楽しい・ビックリする・感動する」っていうのは・・・
見たことが無いものを見たから、ってだけではないのです。
昔から粛々と行ってきたことを、軸とすることの大切さ。
積み重ねられたものには、無条件に力がありますから。
・・・皆んなが、見たことがあるもので良いのではないでしょうか。
それを見せるための方法として、見たことのない手段を使って見せる。
それが、見せるのではなく、魅せるというやつなのでしょう。