過去最高

本年も、この「SHUSHOJI Blog」を、よろしくお願い申し上げます!

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宗勝寺では、大晦日(夕刻)から本日(正月三が日)までの間・・・

“初詣”の方のために、本堂・鬼子母神堂を解放しておりました。

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堂内でのお参りの姿も、目にすることが出来まして・・・

住職という立場から、有り難く、うれしい限りでした。

 

昨年設置させていただいた“おみくじ”も、初めての正月を迎え・・・

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どうやら、それなりの反響を得たようです。。。

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昨年の“境内拡張工事”の、お蔭もあってか・・・

親戚の子どもたちとの“凧あげ”も、楽しむことが出来ました。

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日が暮れてからは、毎年恒例の“同窓会”に顔を出させせていただきましたが。

(元日に中学校、2日に高校と、連日の。。。)

 

「子どもが、〇〇だ。。。」とか。

「△△が、××と結婚したんだって。。。」とか。

「私はなぜ、結婚できないのか。。。」とか。

 

三十代も半ばとなりますと、話題の中心はこんな感じ。

まぁ、(かくいう私もそうですが)過半数が、“家庭”を持つようになったということですね。

 

そんな中、ザックリまとめますと・・・

「呑みに行くことを隠さないと、妻に叱責される」

・・・という旨の、話題があり。

 

それは、一例として・・・

様々なものに置き換えれば、個々に経験はあるのではないでしょうか。

 

“遊び・趣味・お金・食生活・タバコ・ギャンブル etc.”の娯楽によって・・・

“家族・親族・上司・同僚・友人・知人・取引先 etc.”に叱責される、とか。

 

現場での話題の、“落としどころ”で言えば・・・

「やること(仕事・家事・育児 etc.)やってねぇから、言われんだよ。。。」

・・・という結論に、落ち着いたのでした。

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本日(1月3日)は、仕事初め(?)として・・・

多古町「能満寺」さまの、年頭「祈祷会」に出仕させていただきました。

 

法要終了後には、ご住職より・・・

「丙にも申にも、“伸びる”という意味があり、、、」との、ご法話を。

(平成28年は、丙申(ひのえさる)の年です。。。)

 

私にとって、「過去最高」の年は、昨年でした。

ちなみに、昨年「過去最高」だったのは、一昨年でした。

 

毎年毎年、“紆余曲折”ありますが・・・

今年も人生最高の年、と“感じる”ことが出来る自分でいることが、大切だと思っております。

 

また、今年もそう思えるよう、精進してまいりますので・・・

お付き合いの程、よろしくお願いいたします!

 

先ほど、妻が帰省(実家)からお戻りになる、との連絡を頂戴いたしました。

さぁ、やることやっちゃおう。。。

アナログ

先日(11月23日)は、匝瑳市「常福寺」さまにて・・・

(私にとって)今年最後の“お会式”に、出仕させていただきました。

 

また、これに併せ厳修されたのは、「三十番神」の“開眼(入魂)法要”。

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「三十番神」に関しては、個人的に頭を悩ませたこともあり・・・

以前、書かせていただきましたが。。。

仏師もお見えになったこの日、貴重な情報も得ることが出来ました。

 

“お会式”が終われば、秋も終わり。

気候的には、「今年は、秋が長げぇな。。。」と思っていた、今日この頃。

 

ようやく、朝晩は冷え込むようになってまいりましたが・・・

「“冬の訪れ”を実感する瞬間TOP10」なんてものを、目にしました。

 

1位 朝、目覚めて布団から出るのが嫌になったとき
2位 風呂上がりに、寒さを感じるようになったとき
3位 日の短さを、実感したとき

 

何とも、当り障りのないデータではありますが・・・

私の場合は、“間違い電話”ですかね。

 

うちと電話番号が“1番違い”の、燃料屋さん。

「〇〇ですけど、灯油を・・・」ってやつ。

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天候にも恵まれた本日は、空き墓地区画などの“草刈り”を。

きっと、今年最後の草刈りですね(そう願います。。。)。

 

さて。

 

宗勝寺では、檀信徒の皆さまへのご案内は・・・

封書の郵送と、させていただいておりますが。

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こちらは、それに同封される“寺報(お寺の新聞)”の原稿。

その名も、「宗勝寺 瓦版」です。。。

 

“情報伝達”と、いうことならば・・・

直接顔を合わせ伝える、ということには敵わないのではないでしょうか。

 

しかしながら。

 

こちらが、懸命にお話ししても、聞き入れられなかったりすることが・・・

同じことでも、“書面”にするだけで伝わる、ということもあったりする訳です。

 

そして、老若男女にお目通しいただけるのも・・・

こういった、「アナログ」のもの。

 

・・・とはいえ。

近年の情報伝達のメインは、やはり“インターネット”になるのでしょうか。

 

まぁ、こうしてブログを書いておいてアレですが・・・

インターネット上の情報に関しては、信頼性(信憑性)に欠けるのが、常識。

(もちろん、“便利”ということに間違いはありませんが。。。)

 

そういえば。

 

どなたか、良い“スケジュール管理(カレンダー)アプリ”を、ご存知ないでしょうか??

iPhoneとPC(windows)で同期出来て、限りなくシンプルなもの。

「11:00~13:30」みたいに、時間指定するものは不必要です。

 

今現在、一番使い勝手が良いのは・・・

IMG_1196結局、この「アナログ」タイプなんですが。。。

 

裾野

先日(11月13日)は、多古町「能満寺」さまにて・・・

“お会式(おえしき)”に、出仕させていただき。

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15日には、(師匠のお寺)「浄国寺」にて“お会式”が、厳修されました。

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うち(宗勝寺)の“お会式”の日程は、毎年10月13日。

これは、日蓮大聖人のご命日の“正当日”ということになります。

→「お会式」について

 

つまり、現在の時期に行われているのは・・・

いわゆる、“月遅れ(旧暦と新暦のズレを、季節を基準に合わせること。。。)”。

 

“(8月に行われる)お盆”と、同じ考えですが・・・

この“お会式”も、11月に行っている寺院の方が、多いように感じます。

 

さて。

 

そんな中、“召集令状”を賜り・・・

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・・・委嘱されてきました。

 

「教化(きょうか)センター」とは、規約によれば・・・

「時代に即応した教化、布教伝道の研究と研鑽の確立を図るものとする。」だ、そうです。

 

メンバーを見渡すに、私がどのような立場で選出されたかは、謎なのですが・・・

“呼ばれるうちが華”なんて、言いますし。

 

早速、「教化センター」の活動の一環として・・・

檀信徒(初心者)向けの“お経本”を発刊、という事業に取り掛かりましたが。

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約4か月後に、“5000~1万部”の発刊を予定しているそうで・・・

時期的なことを考えると、入稿に向けて動き出すには、遅すぎるくらい。

 

・・・とはいえ、本日の編集会議を経まして。

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余裕をかます訳では、ございませんが・・・

すでに“ゴール”が見えたのは、私だけでしょうか。

 

まぁ、実を言うとこの手のものは、経験済みだったりする訳で・・・

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「どんなことでも、経験しとくもんだな。。。」と、思った次第。

 

・・・そういえば。

 

以前、ある方と話をしていた時のこと。

「何がどう転ぶか、分かんねぇよな。。。」なんて。

 

ひとつの事柄を、突き詰めていくことは、それはそれで尊いことですが・・・

興味を持ったことは手当たり次第、ってのも、それはそれで。

 

「裾野(すその)」を広げるだけ広げている割には、積み重ねが無い私に対し、彼は・・・

「お前は、“ビニールシート”みてぇだな。。。」と。

 

何が正しいのかは、分かりませんが・・・

私、日々を楽しく過ごしております。。。

 

そんな「裾野」の、賜物か・・・

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この度、ご縁をいただきまして。

 

そのうち、面白いご報告が出来る・・・かもしれません。

お楽しみに。

 

「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」

・・・なんて“ことわざ”が、イギリスにはあるそうな。。。

お宝

久々の更新となってしまいました。。。

 

色々ありまして、遙か昔のことに感じますが・・・

秋の“お彼岸”も、無事に過ごすことが出来ました。

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(法務としては)多古町「能満寺」さまの、“彼岸会”に出仕させていただき。

 

また、“お中日”には・・・

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目黒区「妙見寺」さまの“彼岸会”にも、出仕させていただき・・・

大勢の檀信徒の皆さまとともに、“読経・唱題”を。

 

うち(宗勝寺)自体は、特に何もやっていない・・・

・・・なんて言ってしまうと、語弊がありますが。

 

やはりお彼岸中、ということだけあって・・・

“お墓参り”の方を中心に、境内は賑わいを見せてくれます。

 

お彼岸には、多くの檀信徒の方々が、お寺に“お供え”くださる。

お中元でもなく、お歳暮でもなし。

お正月でもなく、お盆でもなし。

 

なぜ“お彼岸”に、なのかというと・・・

それが、昔からの“慣習”というほか、ないのでしょうが。

 

もちろん、“御宝前”にお供えはいたしますが・・・

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今般、このような“掲示用レール”を設置してみました。

 

レントゲンを医師が確認するような、固定方法。

これで、粘着テープを多用せずに済みます。

 

注文して届いたは良いものの、切った貼ったする羽目になったのは、ご愛敬。

「畳1畳=1間(けん)」と決めつけず、メジャーで測るべきでした。。。

 

さて。

 

“清く正しく”なんて自分で書いたことが、自分の首を絞めることに・・・

・・・なった訳では、ありませんが。

 

(雨模様だからか)人出が無かったお彼岸後半戦も、ゴロゴロする訳にいかず・・・

この際、10年間見て見ぬ振りをしてきた、“開かずの納戸”の掃除に着手。

 

昔の“書類入れ”は、気の利いたデザインしてますね。。。

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これ、お分かりですか??

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いわゆる“煙草(タバコ)盆”、なぜか4セット一箱。

(使用方法は、ググってください。。。)

 

まぁ実際、うちにはこれといった「お宝」は、ございませんでした。

納戸の一番奥底に、ホコリをかぶっていたのは・・・

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檀家さん(お婆ちゃん)お手製の、“味噌”。

 

「このまま涼しいところにしばらく置いておけば、食べられるから!」

・・・と、いただいた際の記憶が一気に甦り、冷や汗を。

(11年前のことです。。。)

 

恐る恐る、開封すると・・・

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香りは、“芳醇”そのもの。

昔ながらの発酵食品は腐らないそうで、一安心。

 

この、時間でしか得ることが出来ない“熟成”というものが、「お宝」なのでした。

・・・と、綺麗にまとめてみる。

 

おしまい。

屈伸

先日は、埼玉県にて開催された“日蓮宗青年会”の会議に出席したり・・・

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消防署にて、年イチの“普通救命講習”を、受講したり・・・

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また、“会議”があったり・・・

“研修会・講演会”に、参加したり。

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来る事業に向けて、あんな“打ち合わせ”や・・・

こんな、“打ち合わせ”も。

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・・・その他、掲載する気が起きないようなことも、諸々。。。

 

よく言われるような言葉でいえば、「ジャンプ前の、屈伸」とか・・・

「我慢の時」ってやつですかね。

 

とにかく、私・・・

“地味”に、生きております。

 

さて。

 

どうでも良い話ですが、“我慢”という言葉は、古来・・・

現在のような意味合い(耐え忍ぶ、とか。。。)では、使用されていませんでした。

 

元々は、仏教用語である・・・

「四慢(4つの自惚れ)」の、ひとつ。

 

①邪慢(じゃまん) : 間違ったことをしても、正しいと言い張ること

②増上慢 (ぞうじょうまん): 自分の価値を高く見て、おごり高ぶること

③卑下慢 (ひげまん): 謙虚さを強調することで、自分を良く見せること

 

そして、④我慢とは、「“我”がものの“慢”心」と書きますから・・・

自分を偉いと思い、他人を軽視するということ。

 

・・・先日拝聴した、講演会でのこと。

 

登壇された講師の方は、ご自身の紹介において、進行役が・・・

「先生」という呼称を用いることが無きよう、打ち合わせしたそうな。

 

そういえば、我々(僧侶)のことを「先生」と呼ぶ方も、中にはいらっしゃいます。

(特に、葬儀社の方を中心とした、関係業者に多い気がします。。。)

 

講師曰く、「“先生”と呼ばれると、自分が偉くなったように勘違いする」と。

「講演料を頂戴する限り、聴講者は“お客様”だ」と、いうことで。

 

・・・それはともかく、私が「先生」と呼ばれた時の、あの何とも言えない違和感。

だって、彼(彼女)に対して、私は何かを教授する訳でもないし。

 

我々の業界、皆さまの前に出る時は・・・

ある意味、“華やか(?)”な部分があるのかもしれません。

 

でも、それはごく一部の事で。

(どこの業界でも同じだと思いますが)ほぼ毎日が、「屈伸」で。

 

どれだけジャンプ出来るか、分かりませんが。。。

 

心を映す鏡

毎月1日(午後2時~)は、「題目講(だいもくこう)」という行事を行っています。

 

平たく言えば、“お経・お題目(南無妙法蓮華経)”を、お唱えする会。

初心者でも、すぐに上達します・・・いや、させます。

 

「読経 → 住職の法話 → 茶話会」

・・・という流れで、開催中。

 

ぶっちゃけた話、私が住職になって12年目にして・・・

今が最も雰囲気よく、“和気あいあい”としているかもしれません。

(以前が決して、ギスギスしていた訳ではありませんが。。。)

 

会費等、一切のご負担もございませんので・・・

参加をご希望される方は、お気軽にご連絡ください。

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本日の「題目講」終了後、参加のある檀家さんは・・・

「今日は、お祖師さま(日蓮聖人像)の顔が、笑って見えた。。。」と。

 

よく言われる言葉ですが、“仏像(の顔)”は、(自分の)「心を映す鏡」だ、と。

きっと、穏やかで美しい心持ちをなさっていたのに違いない。

 

さて。

 

そういった現象を、「見る者の感受性」と片付けてしまう人は・・・

実に、面白みのない人間です。

 

そんな方には、それなりの見方として・・・

納得していただけるような、話をします。

 

そう、ここからは・・・

「ドライな話」です。。。

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一級品の“能面”は、顔の左右が“非対称”につくられているそうです。

もちろん、そうと言われなければ判らない程度に。

 

それは“能楽師”の舞を、より一層引き立てるものなのでしょうし・・・

“能面”自体の神秘性も、きっと増すのでしょう。

 

そして、それは恐らく“仏像”にも言えることで・・・

多くの仏像は、参拝者が「下から見上げる」ように、製作されます。

 

「参拝者 = お客さま」とする、現代の寺院の多くは・・・

参拝者が膝をつかずとも、“参拝・焼香”出来るよう、整えられています。

 

うち(宗勝寺)も、そのようなスタイルをとらせていただいておりますが・・・

本来のご尊顔として、拝してみるのも良いのではないでしょうか。

 

ちなみに。

 

よくいただくご質問として、上記画像からも分かるように・・・

「怒った顔した、仏像がいるけど。。。」と。

 

“憤怒相(ふんぬそう)”なんて、言いまして・・・

それぞれに、それぞれの“怒る理由”があり、一概には言えませんが。

 

「夜遊びして帰ってきた高校生を、家で迎える“母親”の顔」

・・・と、思っていただければ。

 

つまり、怒ってはいても、憎んではいないんですよ。

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本日の「題目講」に合わせ、遊びにいらしてくれたのは・・・

檀家さんの、“娘さん & お孫さん”。

(うちの息子と、ひと月違い)

 

これには、皆さん等しく“恵比寿顔”でした。。。

危ういバランス

先日(8月24日)は、多古町「能満寺」さまへ。

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施餓鬼会(せがきえ)”に、出仕させていただき・・・

これをもって、本年の“お盆関連行事”が、無事終了。

 

この時季ともなれば、うちのお寺は静かなもんです。

祭りのあと、ってやつでしょうか。

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このチャンスを生かすべく、ここ数日は・・・

“総代会”等の打ち合わせを経て、“公文書”の作成に奔走させていただいております。

 

“お寺”といっても、形式としては宗教法人なる“会社”ですからね。

宗門(日蓮宗)への提出書類に加え、対外的な申請書類の作成も。

 

さらに、来る行事への“構想・計画・折衝”など・・・

“水面下”での、地味で地道な活動に精を出しております。

 

さて。

 

打って変わって、地元(千葉県香取市)で、慌ただしくなるのは・・・

やはり、“農業(稲作)”を営む方々。

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稲刈り最盛期のこの時季は、(脱穀作業によって)境内もこんな状態。

 

洗車したって、数時間後には“真っ白”に粉が被ってますし・・・

洗濯物なんか、外に干すことも出来ません。

 

・・・あ、“文句”を言っている訳ではありませんよ。

そんな人に、お米を口にする資格は、ありません。

 

近年、いわゆる“悪質クレーマー”に関連した情報は・・・

(各種メディアにおいて)目にしないことは無い、と言って良いでしょう。

 

ごくごく一部の情報を、派手に報道しているがために・・・

大げさになってしまっている感も否めませんが、きっと事実は事実。

 

あるお寺では、その手の方から・・・

064 帰山式 その4

「朝のお勤めの音(木鉦や太鼓)が、うるさい。。。」と。

 

結果、古来より朝6時から続けられてきたものを・・・

午前10時に“時間変更”し、対応する始末。

 

そんな話、うちを含めた田舎のお寺には・・・

「ピンとこない話」かもしれません。

 

それは、周りに人がいないから・・・

・・・という訳でも、なさそうです。

(ちなみにうちの周りは、住宅ばかりです。。。)

 

昔の方は往々にして、乱暴にも・・・

「新参者のくせに。。。」なんて、仰いますが。

 

その地域に古くから根付いてきた、お寺と住民。

間違いなく、“良し悪し”ではありますが・・・

世の中は、そんな「危ういバランス」で、保たれているのでしょう。

 

昔から、続けられてきたものというのは・・・

そうなっただけの、“理由”というものがあって。

 

それに、文句を言ったら・・・

すべてが“ぶち壊し”になる、と思うのです。

子どもと大人の違い

このところ、幾人かの“同級生”が・・・

地元に帰ってきている(帰ってきていた)という話を、耳にしました。

 

男は、30歳にして「これで良いのか症候群」に、侵され・・・

35歳を、「人生のターニングポイント」とする、と聞いたことがあります。

 

えらくお兄さんに見えた“高校球児”が、年下になり・・・

いつの間にか、“横綱”が年下になる。

(次は、“総理大臣”が年下になるそうです。。。)

 

以前、学生時代以来、初めて“同窓会”に参加した後輩は・・・

その顔に、明らかな“緊張”を浮かばせていました。

 

しかしながら、20~30分もすれば・・・

子どもの頃と、何ら変わりがないことに安堵し、打ち解けたのでした。

 

「ねぇ、お盆の“塔婆”書いてる??」

・・・なんて“同業トーク”を耳にする、この時季。

 

思えば、「ねぇ、夏休みの“宿題”やった??」とか・・・

「ねぇ、昨日“テスト勉強”した??」とか。

 

やっぱり、話の内容も子どもの頃と・・・

・・・なんて、“感慨”にふけってる場合じゃない。。。

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明日(8月第一日曜)は、宗勝寺の年中行事・・・

「施餓鬼会(せがきえ)」が、厳修されます。

 

準備に追われ、脂汗だか冷や汗だか・・・

何だかよく分からない“汗”を、たっぷりかかせていただきました。

 

室内、オッケー。。。

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屋外、オッケー。。。

(年に一度の、プロによる“植木剪定”完了しました!)

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・・・それにしても、先月も先々月も、行事に次ぐ行事。

 

「終わったら、次」って感じで・・・

“慣れっこ”にならないようにしないと、いけませんね。

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そんな行事を、明日に控え・・・

今宵は、地元の“花火大会”に顔を出してこようかと。

 

いやいや、分かってます。

必要なのは“余裕”で、“油断”ではありませんから。

 

・・・八代将軍“吉宗”の、時代。

“飢饉・疫病”で、多数の死者が出たそうな。

 

その“慰霊”や、“(病の原因とされた)悪霊退散”を願って・・・

隅田川で、花火が打ち上げられてから、一般市民にも親しまれるようになった、と。

 

以来、“お盆”前後の時季に、花火大会が多いのは・・・

一説には、ご先祖さまの“供養”のため。

 

「子どもと大人の違い」ってのは・・・

こういった屁理屈を、堂々と言えるか言えないか、だと思う。。。

良い天気

毎日、よく降りますね。。。

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特に、宗勝寺がある“千葉県香取市”は・・・

昨日(7月3日)、一日の降水量が“過去最高”とのこと。

(一部、冠水した地域もあったようで)

 

新たに舗装してから、初めての大雨でしたが・・・

心配に及ばず、しっかりと排水したため、一安心。

 

“(メディア等の)天気予報”では、誤解を防ぐため・・・

「良い天気(快晴)」という言葉を、使用しないそうな。

 

考えてみれば、状況によって、また人それぞれに・・・

「良い天気」というものは、異なりますから。

 

かくいう私も、“雨”は嫌いではありません。

(もちろん、鬱陶しいこともありますが。。。)

 

特に、室内での仕事を進めたい、この時期。

何やかんやと、“スタートダッシュ”が遅れてしまった(お盆用の)“塔婆書き”も・・・

ここ連日の「良い天気」のお蔭で、何とか軌道に乗りつつあります。

 

さて。

 

人の発言は、大きく分けて“2種類”に分けられる、と言います。

それは、「リポートトーク(report-talk)」と、「ラポールトーク(rapport-talk)」の、ふたつ。

 

「リポートトーク」は、(リポーターが現場の状況を報告するように)“事実・情報”を伝えること。

「ラポールトーク」は、“感情・感覚”に訴えること。

 

“ビジネスマン”にありがちな、「リポートトーク」に偏った会話は・・・

今流行りの言葉でいえば、“塩対応”に感じます。

 

ともすれば、人との信頼関係を、会話によって構築したい時は・・・

「ラポールトーク」に力を入れれば、良いのでしょうか??

 

しかしながら。

 

この「ラポールトーク」の、“真骨頂”ともいえるのが・・・

「今日は“良い天気”ですね。。。」ってやつ。

 

(完全に、私個人の考えですが)それは、いただけない。

単純に、“トークスキル”の貧困さを露呈しているだけのような気がします。

つまり、ネタに欠いて苦し紛れの、“当たり障り”のない話に過ぎない。

 

例えば、いわゆる“女性”が在籍するような店舗にて・・・

 

「今日は、暑い(寒い)ですね。。。」

「お仕事、何されてるんですか??」

「お休みの日は、何されてるんですか??」

 

・・・といったような、“定型文”。

あれを、ローテーションで答えることの、苦痛といったら。

 

結局、その苦痛から解放されるために、懸命にしゃべる訳です。

お金を払う側の立場にある、私が。

 

・・・どうでも良い話で、すみません。

明日も、「良い天気」のようです。。。

昨日(6月24日)、多古町「妙興寺」さまにて・・・

“千葉県東部修法師会”の、研修会(読誦会)に参加して参りました。

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(↓動画は、一昨年のものです。。。)

「妙法蓮華経法師品第十」には、経典を用いた仏道修行の方法として・・・

“五種法師(ごしゅほっし)”が、説かれます。

 

「受持:じゅじ」 (妙法蓮華経を)深く信じ、信仰を持ち続けること

「読:どく」 (妙法蓮華経を)読むこと

「誦:じゅ」 (妙法蓮華経を)繰り返し、そらんじること

「解説:げせつ」 (妙法蓮華経を)人に説くこと

「書写:しょしゃ」 (妙法蓮華経を)書き写すこと

 

以上、“五種類”の修行法によって・・・

心身が、“清浄”になると言われています。

 

・・・という、理屈は理屈として。

 

かの「ブルース=リー」は、劇中に於いて・・・

「考えるな、感じろ。。。」と、仰った。

 

堂内が、お経の「声」で溢れる、あの“空気感”といったら。

 

私が昔、とあるお上人から言われた・・・

「坊主は、銭にならねーお経読んで、ナンボ。。。」

・・・ってのが、ようやく“しっくり”きだした、今日この頃。

 

僧侶になって、14年目。

業界全体から見たら、私はまだ「ペーペー」です。。。

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私は、ご法事などの際、必ず・・・

「ご一緒に、“お題目(南無妙法蓮華経)”を、お唱えください。。。」

・・・と、促すことを行っています。

 

懸命にお唱えする方や、「ボソボソ」お唱えする方。

全く「声」を出さない方や、いわゆる“口パク”の方。

 

「俺は、“声”に出さなくても心で唱えてる。。。」

・・・なんて、仰る方もいるでしょう。

 

(使い古しの言葉ですが)「叶う」という字は、「口へんに十」と書きますから・・・

(思っているよりも)10回、口にすれば(願いが叶う)なんて。

 

よくよく考えれば、私も様々な“会議”に、出席しますが・・・

「声」に出す人って、ほとんどいないような。

 

日本(民主主義)の議決が、“多数決”だからでしょうか??

つまり、発言しない方が“都合が良い”的な。

 

「意見がある方は、“挙手”にて。。。」

・・・って形式が、悪いんですかね。

 

会議中に黙りこくってるヤツが、終了後に「ベラベラ」しゃべりだして。

でも実は、その時の会話の方が、核心を突いてたりする訳で。

 

・・・さて、これから“法務”です。

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懸命に、「声」を出してまいります。。。

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