セルフコントロール

先般(5月6日)、銚子市「妙福寺」さまの、千部会(せんぶえ)に出仕を。

午前・午後と、計3座の法要に加え・・・

北辰妙見大菩薩の御神輿(おみこし)が、渡御されました。

 

例年、当行事は藤まつりの一環として・・・

樹齢750年の通称「臥竜の藤」を愛でるため、多くの参詣者を集めます。

住職曰く、前例がないそうですが。

例年この時季、7分咲きの藤の花が・・・今年はほぼ散り切っていまして。

 

ちなみに(↓)は昨年の千部会、見事な花房でした。

人間も、同じ地球上に生きるものとして、自然の一部だ。

そう仰る方も、いらっしゃいますが・・・実際は、どうなんでしょうか??

 

今年は暑いねとか、寒いねとか。

花が咲いた、咲かないとか・・・実が生った、生らないとか。

 

結局、自分(人間)を中心として、基準を設けている訳で・・・

基準を重ねて、統計だとか言ってみたりして。

 

本来、我々の側が、つべこべ言わずに合わせなければならないのでしょう。

そして、思い通りにならないことを、受け入れて生きる。

 

それは、今の私には・・・無理ですわ。

せいぜい、セルフコントロールするのが、関の山ですね。

本日は久々の境内掃除に、スッキリ。

 

きっと、これが私にとって、セルフコントロールのためのステップであり・・・

自己肯定感を、最大に高める行動かもしれません。

 

俺のストレス解消って、何だろう??と、考えた時・・・

真っ先に、趣味(詳しくは述べませんが)が、頭をよぎったんです。

 

でも趣味って、もの凄くストレスを生む存在でもあるんですよね。

その感覚は、趣味人間なら、ご理解していただけるかと。

仏教では、掃除のことを作務(さむ)といいまして・・・

いわゆる(心の垢を払うといったような)修行の一環と、捉えます。

 

・・・私が衣を纏った時は、そんなこじつけた発言をするかもしれません。

当記事の読者の皆さまは、鼻で笑ってやってください。

 

そんなもんか、って思えること、大事ですよ。

経験上、良いセルフコントロールに繋がったりするんです。

【告知】

今年も、「てらこや」開催が決定いたしました!

下記の募集要項をご覧いただき、ぜひご参加・お勧めください!

以下、申込み用紙です!

よろしくお願いいたします!

雰囲気は、(↓)動画にて、どうぞ!

人に相談したら、その人の言う通りにしなければいけない

5月のスタートは、今年も朝6時半より。

寺宿区主催による「三峯(みつみね)神社例祭」にて、ご祈祷仕りました。

 

当地区に、火災が相次いだ際・・・

(火除けの霊験が顕著な)三峯神社の本社(埼玉県)より分祀。

 

当地所、師匠のお寺「浄国寺」内というご縁を頂戴し・・・

今日に至るまで、法味を言上している次第です。

 

浄国寺の、話ついでと言っちゃ・・・アレですが。

先日まで山門を覆っていた足場が、ようやく取れました。

 

実は、年始の(地元ではレアな)大雪により、瓦の一部が損壊。

修理は・・・結構かかりましたね。

 

何が、かかったって??

そりゃ、時間(3ヶ月くらい?)とお金・・・一番は、手間でしょうか。

既存デザイン(↑)をベースに、新規複製制作(↓)していく訳ですから。

屋根全体の、チェック・補修もしていただきました。

 

いや、でもこれ・・・言わなきゃ誰も、気付かないでしょう。。。

お寺に関わらず、団体・組織にとって・・・

その管理・運営に関しては、当然誰かが判断をしていく訳ですが。

 

改善という名のもとに、変えていくもの、いかなければならないもの。

反対に、保ち続けていくもの、守っていかなければならないもの。

 

・・・私が宗勝寺の住職となって、早15年目となりますが。

当初、岐路に立たされた時、師匠のところに伺ったんですね。

 

相談・・・というか、判断を委ねるというか。

その時、言われた言葉です。

 

「人に相談したら、その人の言う通りにしなければいけない」と。

 

確かに、自分の返答と相反する行動をされたら・・・

アレは何だったんだ、となりますしね。

 

自分の中で答えが決まっていて、後押しされたいだけとか・・・

アンケート紛いのことをさせたりとか・・・そんなのは、失礼じゃないかと。

5月5日、次男が端午の初節句を、無事に迎えました。

 

・・・息子たちが成長して後、私は口を出さずにいられるのでしょうか。

黙って見守るということが、どれだけ難しく大変なことなのか。

 

自分で決めれば、自分の成功も失敗も、自分のせい。

成功は自信になるし、失敗は反省と糧になる。

 

客観的に見れば、口を出すことが、単なる支配欲だって分かるんですけどね。

当然かもしれませんが、今の息子たちには、時期尚早ですから。

 

子離れというものは、放置することかもしれません。

背景

昨日(4月18日)は、東金市「福相寺」さまへ。

日蓮宗千葉県東部青年会の、報恩読誦会に参加してまいりました。

日蓮宗という組織の中で唯一、定年退会が定められているのが・・・

(名称からもお察しの通り)青年会、ということになります。

 

お世話になった先輩のお寺を会場に、会員一同お伺いし・・・

報恩感謝の読経、記念品の授与をさせていただきます。

 

今年度は、お二方の先輩が退会されるということで・・・

引き続き、大網白里市「等覚寺」さまへ。

終了後は、お寺を会場にお借りし、年度初めの通常総会が開催され・・・

昨年度の事業/決算報告、今年度の事業/予算計画など、承認されました。

 

さて。

 

先日のことですが、外出先からお寺に戻った時のこと。

私・・・目が点になりました。

 

前回前々回と、筍(タケノコ)ネタが続いてしまい、恐縮ですが・・・

現場となったのは、境内の宗勝寺古墳

 

不特定多数の方が、筍を求めて堀りにいらっしゃる。

お声掛けいただける方もあれば、そうでない方も。

 

いや、良いんですよ。

以前にも書いております通り、掘っていただければ、私も助かりますし。

 

私が目を点にしたのは、掘りっぱなしの穴ぼこだらけ・・・

ご丁寧に、皮を剥いて廃棄・散乱した光景を、目の当たりにしたからなのでした。

IMG_2080

プレゼントをもらった時に、「うれしい」と感じる。

そこには、単純にそのモノの魅力もありますが、それだけじゃないんですよね。

 

自分のために「何をあげよう」と考えてくれていた、とか。

「これ欲しいなぁ」と呟いた一言を覚えてくれていた、とか。

忙しい時間を割いて、こっそり買いに行ってくれていた、とか。

 

そんな背景が見えるから、うれしい訳で。

 

今回のようなことは初めてでしたので、一見さんだったのでしょうか。

宗勝寺の境内にて、その背景を見ていただくことは叶わなかったようです。

私感ですが、30代に入ってからでしょうか・・・

物事を判断・選択する基準が、カッコ良いか否か、になりました。

 

背景を見ることが出来るヤツは、もちろんカッコ良いですよ。

最近見た、カッコ悪いヤツは・・・飲食店員に横柄な口を利くジジイでした。

 

この考えを始めてから、自分がカッコ良くなったかは、分かりませんが・・・

ふと気づいた時、自分の周りが、カッコ良いヤツだらけでした。

 

・・・私が、青年会を卒業するまで、あと8年ほど。

昨日のように、カッコ良い先輩のためにと、盛大に送ってもらえるのでしょうか。

プロセス

去る4月3日、多古町「妙光寺」さまにて・・・

「千部会(せんぶえ)」に、出仕させていただきました。

 

直訳すれば、千部会は・・・千回、読経する法要。

たくさんの読経の功徳を以て、ご祈願・ご供養をする、という趣旨で・・・

例年、大勢の僧侶が一堂に会します。


(動画は、平成24年のものです。。。)

 

また、師匠のお寺「浄国寺」の千部会は、4月8日に。

当日が、花まつり(お釈迦さまの誕生日)ということもあり・・・

約50名の檀信徒の皆さまとともに、法味を言上いたしました。

 

千部会と言えば、時季としては・・・春

(理由は存じませんので、詳しい方はご教授ください。。。)

 

・・・とは言え、桜の花が散り気味(or 散り切った)の千部会も、珍しい。

まぁ、自然のものに対して、人間が不自然さを物申すのも、おかしな話ですが。

 

前回のSHUSHOJI Blogにて、筍(タケノコ)のことを書きましたが・・・

アレも、本来ならば・・・桜の花と収穫がリンク。

 

このズレが原因なのか、私の竹林管理が悪いのか、定かではありませんが・・・

今年はイマイチですね、出が悪く、質も良くない。

 

今年のBESTは、長男と掘ったコイツでしょうか。

そう言えば、うちの子は食わず嫌いというか、偏食というか・・・

とにかく、野菜を中々口にしません(子どもはそんなものかもしれませんが)。

 

・・・ですが、自分で収穫させると、食べますよ。

その時だけかもしれませんが、とにかく食べてくれます。

 

うちの場合、私の父が趣味で土をいじるので、他にも色々と。

これは、3か月くらい前ですかね、大根です。

初めて釣った魚を口にした感動から、釣りにハマった・・・なんて、よくある話。

やっぱり、プロセスがあると、盛り上がりますよね。

 

・幼稚園の時、はじめて料理した、サヤエンドウの味噌汁。

・高校生の時、夏合宿の稽古終わりに飲んだ、水。

・真冬のツーリング、コンビニの駐車場で飲んだ、缶コーヒー。

 

上記、この味は未だに忘れられません。

先日は、今年初の草刈りを。

今年は何回、これに挑むことになるのでしょうか。

 

何だかんだ言っても、やっぱり春。

花は咲き、大地は芽吹きます。

 

これに負けじと、次男(8か月)が立ち上がり始めました。

そして長男は、今月から保育園へ。

楽しそうに、通園しています。

家では食べない野菜も、保育園だと食べるんですって。

 

いや、別に、驚きませんよ。

男は、外ではカッコつける生き物ですから。

地獄の時にお越しください。

過ぎてしまえば、あっと言う間ですが・・・

時季折の行事も、ひとつずつ修めさせていただいております。

 

まずは、多古町「能満寺」さまの、春季彼岸会ならびに大黒祭への出仕。

檀信徒の皆さまから持ち寄られた、子大黒への沐浴・ご祈祷を。

さらに本年も、お中日(21日)には、目黒区「妙見寺」さまの春季彼岸会へ。

思い返せば、今年のお彼岸は(過去に無いほど)予定が詰まったような。。。

有難いですね、ご依頼賜った皆さまに、感謝申し上げます。

 

また、先日(3月27日)は、旧暦の初午(お稲荷さんのご縁日)の日。

今年も「南横宿区」さまのご依頼、出仕稲荷大明神大祭にてご祈祷仕りました。

・・・うかうかしている間に、もう3月も終わってしまいますね。

 

暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですが。

今年のお彼岸の中日の天気は・・・34年ぶりだったんだそうですよ。

上記、妙見寺さまの法要終了後、窓の外に目を向けると、まさかのボタ雪。

 

それにしても、この雪から本日(3月30日)まで、10日も経っていないとは。

もう私、長ズボンはタンスの奥に、仕舞いましたので。

 

関東地方は、桜も満開。

当然、お花見も済ませましたよ!

(頭、私です。。。)

 

・・・そういえば、先日。

師匠のお寺「浄国寺」の、メインツリー(銀杏)が、剪定されまして。

 

第一声は、「マジか!」でした。

そういえば、十数年前にも(ここまででは無いにしろ)ツンツルテンにして・・・

以降、モッサモサになりましたからね。

 

これで、大地からの養分がすべて新芽に注がれるようになり・・・

幹自体がリフレッシュ、より元気になるんですって。

 

大地の恵みと言えば、境内(宗勝寺古墳)の筍(タケノコ)。

今年の初堀りは、3月27日でした。

私くらいになると、パッと見で、すぐに見つけられるのですが・・・

ビギナーの方は、足で踏んで探すのが、分かりやすいようです。

初堀りモノは、絶対にお譲りいたしません。

ケチ臭いとか、強欲だとか、ズルいと言われても、一向に構いません。

冗談はさておき、例年お分けしている方には、順次お持ちいたします。

また、掘っている際にお参りの方にも、差し上げています。

まぁ、4月上旬くらいまでは、筍パラダイスですね。

それ以降は一転、タケノコ地獄(竹やぶ防止のため、掘りまくる)となります。

 

あ、(例年ながら)筍堀りツアー、募集いたします。

無料で掘っていただいて、お持ち帰りください。

 

味を求める方は、パラダイスの時にお越しください。

私の重労働を軽減させたいという奇特な方は、地獄の時にお越しください。

 

よろしくお願いいたします。

妻より1秒でも早く死ぬ

木鉦のバイ立てを、作ってみました。

春一番だったんですかね、先日の大風は。

境内の竹が数本倒れたお蔭で、こんなものをつくる羽目になった訳ですが。

 

とにもかくにも、春と言えば・・・毎年ながらの重労働。

今年の草抜きは、コイツ(Bluetoothスピーカー)に助けてもらってます。

(お参りの方が近くに見えると、速やかに一時停止。。。)

 

嫌なことを、嫌なことのままにしてしまうと、本当に嫌になってしまいます。

大事なのは、自分を欺くことなのかもしれません。

 

さて。

 

先日、長男(3才7ヵ月)に脈絡もなく問われました。

「ねぇ、ママが死んじゃったらどうする??」と。

 

頭の中が、真っ白になりました。

 

僧侶という立場上、人生の終焉と対峙する経験を積み重ねる日々。

人は、今この瞬間以降、いつ死ぬか分かりません。

 

重々承知、重々承知のはずでした。

しかしながらというか、当然と言ってしまって良いのか、そんな選択肢は無く。

 

恥ずかしながら、私に覚悟はありませんでした。

 

私は咄嗟に、長男に言いました。

「ママより先に(私が)死ぬから、大丈夫だよ」

 

何が大丈夫なのか意味不明ですが、長男は・・・

「トトが、絶対先に死んじゃうの??」と。

 

「絶対だよ。だから、死んだらナムナムしといてよ」

「うん、わかった!」

 

・・・という訳で。

私の新しい目標に、「妻より1秒でも早く死ぬ」という項目が、追加。

上記会話にも、匂わせるように・・・

長男は、大人になったら、お坊さんになるんだそうです。

 

将来のビジョンについて、家族から指示したことはありませんので・・・

そう言い出したときは、ビックリしました。

 

もちろん、今がそうなだけであって、どう転ぶかは分かりませんが・・・

思いのほか、嬉しいもんですね。

 

同業の方とも、そんな話をする機会がございまして・・・

先輩曰く、「それは、お前のことを見て育ってるからだよ」と。

 

そして、「きっと、お坊さんは毎日遊んでる人だと思われてるよ」と。

心外ですが・・・まぁ、良しとします。

 

兎にも角にも、子どもってのは、ある意味怖いですね。

でも、人を傷つけない範囲での正直さは、見習うべきなのかもしれません。

 

通ってきた道・・・のはずなんですけどね。

尊く見えるのは、自分がそれだけ薄汚れてしまったからなのでしょう。

 

なんで、鹿の画像かって??

それは、先日長男に言われた、ショックな一言より。

 

「トトの頭、シカの匂いがする!」

 

36才・・・より一層、清潔感に気を付けて参ります。。。

聞かないと分からない

嵐の後の、青空・・・

目のかゆみ & 鼻水が、止まりません。

周りが、花粉症だと騒いでる時に、何も症状が無かったので・・・

「まさか、何かの拍子に治った?」と少しでも思った私が、バカでした。

 

3月1日、宗勝寺は今月も題目講からのスタートです。

今年の目標は、ひとりでもメンバーを増やすこと!

 

・・・のはずが、突然の新メンバー参入。

目標は見失いましたが、今月も変わらず和気藹々。

 

雰囲気(だけ)は日本一の題目講と、自負しています。

いつも、長男にお土産持参のAさんは、DIY感全開のベースボールセットを。

愛されてますね、感謝です。

(恐縮しますんで、ほどほどにお願いいたします!)

 

さて。

 

我々の業種は、(ある意味)職人さん的な要素もありまして。

殊にテクニカルな部分に関しては、習うより慣れろと言いますか、見て盗め的な。

 

ところが私、住職歴も今年で15年目。

さすがに、見たことがあるものの方が、多くなってまいりました。

 

そうなってくると、聞かないと分からないんですよね。

こういった会議に出席することが大事、という方もいらっしゃるでしょう。

 

・・・ところが私、ひねくれてますんで。

 

どうしても、100パーセント性善説という訳にはいかないのです。

つまり、(講演にしろ、ディスカッションにしろ)お前それ本音かよ、と。

 

もちろん、その方自体を理解している場合は、話が違ってきますので・・・

やはり大事なのは、普段のコミュニケーションということになるのでしょう。

 

そういえば。

 

以前、ある方(同業)に、お会いする機会をいただきまして。

久しぶりとはいえ、久々感がそれほど無いのは、SNSのお蔭かもしれません。

 

お寺を舞台にした様々な活動を、積極的に発信。

眩しくすら見えたその方は、口にしたのでした。

 

「小島ァ、俺は毎日葬式ばっかりやってるよ。。。」と。

そして、辟易としたように「俺みたいのを、葬式坊主って言うんだろうな」と。

 

私はその時、何も言うことが出来ませんでした。

そして、そのギャップが、思いのほかショックでもありました。

いつも寺務所に、ボラギ〇ールが転がっている先輩のクルマに同乗すると・・・

ドリンクホルダーには、やっぱり使いかけのボラギ〇ールが。

 

思い切って、聞いてみました。

「結構・・・症状的には、重い感じなんスか??」と。

 

「あぁ、これ・・・あかぎれに、めっちゃ効くんだよ!」と。

(本来の用法とは異なります、念のため)

 

上記画像↑は、先日購入した角質用やすり。

コイツで削ってクリーム塗ると、ヒビ割れ・あかぎれ、一発で治ります。

 

本当・・・聞かないと分からないもんですね。。。

まるで日記のようになってしまいました。

去る2月16日、匝瑳市「長福寺」さまにて・・・

帰山奉告式が行われ、スタッフとして参加させていただきました。

今般、こちらの副住職が日蓮宗大荒行堂、第参行(通算三百日)を成満。

修行を終え、お寺へ帰り成満を報告する式典のことを、帰山奉告式といいます。

同行の聖僧とともに、水行にて心身を清め、奉告式に臨みます。

式の後半には、参列の檀信徒にもご祈祷が行われました。

 

・・・翌17日は、多古町コミュニティプラザへ。

 

800名収容の文化ホールで、開催されましたのは・・・

日蓮宗千葉県東部宗務所・檀信徒協議会の共催による、檀信徒研修会。

 

ざっくりとした説明しかしませんが、当日の内容としては・・・

和讃奉納 → 唱題行 → 講談 → 法要 →(少年少女の)合唱、といった流れ。

さらに、18日には九美上第三地区さまから、毎年お声掛けいただき・・・

「清正公大神祇祭礼」にて、読経・ご祈祷仕りました。

第二次世界大戦の英霊合祀を機に、師匠のお寺「浄国寺」より・・・

清正公大神祇がこちらに分祀されたのが、昭和20年のこと。

 

こういったローカル行事は、昨今参加者が減る一方・・・

「今はアレだけど、昔はさ、、、」なんて、決まり文句も出る訳です。

 

ところが、こちらでは(世代交代を含め)毎年多くの方が、お集まりに。

素晴らしいですね、今年もお世話になりました。

 

2月20日は、千葉市「寳蔵寺」さまへ。

副住職の、日蓮宗大荒行堂第初行(初めての修行)成満に際し・・・

帰山奉告式に、参列させていただきました。

入行する者はもちろんですが、帰山を待つ者も、これまた修行。

 

ご祈祷の際、(首から掛けた)撰経を、身体に当てる副住職。

撰経をいただき涙する、副住職のご母堂さま。

 

私、もらい泣きしないように目を伏せるので、精一杯でした。。。

当日、祝宴をご辞退させていただき、午後からは大網白里市「蓮照寺」さまへ。

国祷会(こくとうえ)が行われ、出仕させていただきました。

 

国祷会とは、「国に祷(いの)る」と書く通り・・・

日本国が良くなるように、と祈るための法要のこと。

 

誰もが、幸せになりたいと思っています。もちろん、私もです。

そのためには、まず身近なところで、家族が良くないといけません。

 

家族が良くなるには、地域が良くならないといけませんし・・・

地域の幸せのためには、国が良くならないといけない訳です。

 

水行にて心身を清め、この尊い法要に臨ませていただきました。

 

・・・行事と法務に追われ、中々ホッと出来ません。

今回の投稿も、まるで日記のようになってしまいました。

 

また落ち着いてから、【SHUSHOJI Blog】らしい記事を書きますね。

しばし、お待ちください。。。

今年の抱負は??

去る2月3日・・・季節を分かつ、まさにその時。

多古町「妙光寺」さまの節分会に、出仕させていただきました。

厳寒とは言え、(温暖な千葉県では)植物も芽ぶきつつある、今日この頃。

負けず劣らずの活気を、今年も見ることが出来ました。

 

同じく多古町の、本山「日本寺」さまでは・・・

交通安全祈願祭に、千葉県東部修法師会の会員として、出仕を。

多古町の、交通安全対策協議会・交通安全協会による、共催行事で・・・

法要に先立ち、境内では出初式(?)の姿が。

 

そして、本日(2月11日)師匠のお寺「浄国寺」にて・・・

豊田岡田夫婦稲荷大明神大祭が、行われました。

本来は、ご縁日である初午の日(今年は2月7日)に行うのが、本義ですが・・・

多くのご参列をいただくため、曜日を選んでの開催。

建て替えられた奉納旗で、鮮やかに荘厳されました。

 

上記、こういった行事があると、実感しますよね。

つまり、暦の上では、立春をもって新年とする訳です。

 

さて。

 

先月(1月)のことですが、同業の新年会に出席した際・・・

おざなりなフリですが、「今年の抱負は??」なんて、聞かれまして。

 

恥ずかしながら私、これっぽっちも思い浮かばなかった。

結局、適当に誤魔化した訳ですが。

 

それがやはり、季節が解決してくれたようでして・・・

私の頭の中には、いくつものイメージが湧いてきています。

 

そして、それは漠然としたものや、夢物語のようなものではなく・・・

すでに、実現へと動きつつあるものも、大なり小なりございます。

 

・・・お楽しみに。

書き忘れてましたが、今年の粗菓は、オリジナルのキットカット。

(アンダー60代の)評判は、まずまずでした。

 

これ、何が素晴らしいって・・・ロットです。

うちみたいな零細企業は、(オリジナルとなると)まずネックになる部分。

 

「良いな。。。」と思っても、ロットが500~とか、1,000~とか。

当商品は、ロットといい納期といい、申し分ない。

 

たかが、こんなものと言ったら、アレですけれども・・・

この「ばら撒き系」には、毎度頭を悩ませます。

 

同じものだと飽きられますし、ガッカリもされたくないですし。

そんな訳で、常にアンテナは張ってます。

 

だからこそ、「アレ、良かったよ」とか言ってもらえると、うれしいです。

言いにくいでしょうが、「微妙だったね」と言ってくれれば、助かります。

次男が本日、ハーフバースデー(生後半年のことだそうです)。

彼の著しい成長に負けないよう、今年も参ります!

ベタ

今年も無事に、年頭のお仏壇経をお勤めさせていただきました。

該当檀信徒の皆さま、ありがとうございました。

 

ようやく、お正月(休み)が来たようで、ホッとしています。

予定が無いってのは、素晴らしいね。

昨日、妻&長男が外出する用事がありまして・・・

ヒマな私は、次男とお留守番(子守り)を。

 

その間、録画しておいたテレビ番組を、2本見ることが出来た訳です。

日曜昼の「ザ・ノンフ〇クション」と、映画「君〇名は」。

 

これがまた、(2本とも)ベタな話なんですよ。

結果・・・涙腺が崩壊しました。

 

さて。

 

その晩、雨は雪に変わりまして・・・

(めったに雪が降らない)地元(千葉県香取市)は、4年ぶりの大雪に。

20センチ以上、積もったんじゃないですかね。

その後、師匠のお寺「浄国寺」へ。

この雪に、息子はテンションMAX。

やっぱり、雪といったら(ベタですが)雪だるまですよね!

ひとしきり遊んだ後は、最低限お参りが出来るよう、雪かきを。

 

ひと言で済ませるのは、大変失礼ですが・・・

・・・大変だね、雪国の人は。

 

雪かき中のこと・・・石畳の一部分が、滑ること滑ること。

念のため、師匠に注意しました・・・その直後。

(キズがグロいので、ボカシ入れときます。。。)

 

あまりにベタな展開過ぎて、鼻で笑ってしまいましたが・・・

大事に至らなくて、一安心。

・・・改めて思いますが、やっぱりベタなものって、良いですね。

 

王道とも言いますし、だからこその安心感。

奇をてらう必要って無いのかも、とすら思ってしまいます。

 

近年、お寺では目を見張るような催しを、見るようになってきました。

でも、それに対する良し悪しに関しては、ひとくくりにすることは出来ません。

 

ただ、「凄い・面白い・楽しい・ビックリする・感動する」っていうのは・・・

見たことが無いものを見たから、ってだけではないのです。

 

昔から粛々と行ってきたことを、軸とすることの大切さ。

積み重ねられたものには、無条件に力がありますから。

 

・・・皆んなが、見たことがあるもので良いのではないでしょうか。

それを見せるための方法として、見たことのない手段を使って見せる。

 

それが、見せるのではなく、魅せるというやつなのでしょう。

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