感謝と懺悔
先日(10月26日)、“千葉県東部修法師会”主催による・・・
「放生会(ほうじょうえ)」が、匝瑳市「朗生寺」さまを会場に、開催されました。
私たちは、“両親・ご先祖さま”の命を通じて、この世に生まれ・・・
多くの命(食料など)を受け継ぎ、今日を生きています。
しかしながら、「命の大切さ」というものを想いながらも・・・
食べ物を廃棄したり、自身の命すら粗末にする者も存在する、という現実がある訳です。
古来、仏教では「六斎日(毎月8・14・15・23・29・30日、または甲子の6日間)」と、日を決め・・・
「殺生を行わない」ことや、「新たに生命を放す」ことを、行ってきました。
この日も、法要の後には近隣河川にて・・・
“鯉”などの稚魚を、放生。
しつこいようですが、「放生会」は・・・
生命に対する、「感謝(ありがとう)と懺悔(ごめんなさい)」の法要。
「そんなの、当然!」って方は、それはそれで素晴らしいこと。
でも、例えば“畜産業・漁業・飲食業”などに従事されてる方など・・・
「建前では、済まされねぇ。。。」って方がいるからこそ、世の中が回ってる訳で。
“確信犯”が、良いか悪いのかは分かりませんが・・・
ひっくるめて、「感謝と懺悔」で暮らすことがいかに重要か、と思うのです。
さて。
こちらも、「生命に感謝(収穫を祝う)」といった分類?なのでしょうか??
画像は、“ハロウィン”当日の渋谷だそうですが・・・
日本人特有・・・ってことで。。。
(田舎の“スルーっぷり”にも、失笑してしまいますが)
「体力、有り余ってんな。。。」
「他に、楽しいことが無ぇんだな。。。」
・・・ってのが、中高年の代表的なご意見だそうで。
それにしても、“体力が有り余ってるヤツ”の相手は、大変。
(私に似ず)“いたずら坊主”に、なってしまったため・・・
昨日(11月1日)の、題目講(終了後の茶話会)の際も・・・
何かやらかさないかと、常にハラハラ。
最近は、色々なものを“ゴミ箱”に入れるのが、ブームのようで・・・
先日は、檀家さんからお預かりした“塔婆代”を、ゴミ箱へ。
気付かずに“廃棄”してしまう、という事件が勃発。
・・・大変、申し訳ございませんでした。
(私のお給料から、弁償させていただきました。。。)
でも、檀家さんやご近所さん、友人など・・・
自分の子や孫のように可愛がっていただき、本当に有難く思っております。
これがここ最近、私の「感謝と懺悔」でした。。。