人は、見た目が9割
先日(4月3日)、多古町「妙光寺」さまにて・・・
「千部会(せんぶえ)」に、出仕させていただきました。
“部”とは、お経を数える上での“単位”を表していますので・・・
「千部会 = お経を“千回”読む法要」ということになります。
「ひとりで千回/皆んなで“のべ”千回/“たくさん”ということを千回と比喩する」
・・・というように、お寺によって「千部会」の捉え方は多様です。
動画は、平成24年の際のものですが・・・
今年は(恐らく)過去最多、40名近くの僧侶が出仕する大法要となりました。
また、この日は・・・
丸一年がかりで行われた、“本堂屋根替え大改修”のお披露目(使い始め)も兼ね・・・
「花まつり(お釈迦さまの誕生を祝う法要)」の、“稚児法要”も。
さらに、法要の合間には地元出身歌手の“コンサート”や、“日本舞踊”の発表など・・・
満開の桜のもと、境内は賑わいを見せました。
さて。
(本堂落成を兼ねた)「千部会」の最後に、ご住職は・・・
「本堂が立派になると、神仏もご威光を増したように見える」という旨の、ご挨拶をなさっていました。
(例えが稚拙で恐縮ですが)同じものを食べるにしても、どんな食器で食べるのか。
どんな部屋で、どんな景色を見ながら、誰と食べるのか。
「外見と内面、どっちが大事??」
・・・と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
極端な話、金銀財宝も“古新聞”で、包んでいたら・・・
“ゴミ”と間違えて、捨ててしまうのではないでしょうか。
一説によれば、「人は、見た目が9割」といいます。
(“顔かたち”の話では、ありませんよ。。。)
その人の人物性は、“第一印象”でそのほとんどが判明され・・・
“第一印象”のイメージは、その後も中々修正されることは無いのだそうな。
確かに、しかるべき場所に、汚れた服装で来る人を見れば・・・
その人の内面がそうでなくても、色々な“イメージ”をしてしまいます。
(だらしない/約束事にルーズ/雑な仕事をする etc.)
本日も私は、ご法事の折に人前で“法話”してまいりましたが・・・
「表情6割/話し方3割/内容1割」
・・・というほど、“見た目”は大事なんだとか。
話が少々、脱線しましたが・・・
外見と中身、どちらも磨いていきたいものです。
宗勝寺古墳の筍(たけのこ)、今年の初堀り。
“初物”を食うと、寿命が75日延びるってよ。
今夜は、“筍ごはん”です。。。