マーフィーの法則

昨日(1月29日)、多古町の本山「日本寺」さまにて「交通安全祈願祭」が行われ・・・

“日蓮宗千葉県東部修法師会”の会員として、出仕して参りました。

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多古町交通安全対策協議会・多古町交通安全協会“共催”によります、この行事。

 

昨年、当管内においての交通事故物故者の“追悼・供養”に併せ・・・

“交通安全祈願”の法要が、行われました。

 

さて。

 

この日、出仕者の控室にて、ある方が・・・

「この行事の時って、いつも雨(or 雪)だよな。。。」なんて。

(やっぱり今年も、雨でした)

 

・・・あなたの周りにも、いわゆる“雨男(雨女)”がいらっしゃるでしょう。

もしくは、あなた自身、ってパターンも。

 

実は、統計上(日本の場合)なんと1年間に100日以上は、雨だそうで。

つまり、3回外出すれば、1回は雨に遭遇すると。

 

人というものは、普段と変わらないものを目にした時は、気にも留めず・・・

特に「嫌だなぁ。。。」と感じるようなことは、記憶に留めてしまうんだとか。

 

一般論として言えば“お足元が悪い”ことは、良いことではないでしょうし・・・

10回中、3回もそれに遭遇すれば、「クソッ。。。」と思ってしまう訳です。

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「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」

・・・なんて例が有名な、「マーフィーの法則(Murphy’s law)」。

 

“雨男(雨女)”でお悩みの方には、怒りを買うかもしれませんが・・・

所詮、この部類に入るようなものなのでしょう。

 

「自分が並んだレジは、いつも遅い」とか。

「デスクのお茶は、いつも重要な書類の方向へこぼれる」とか。

「USB端子を差し込むと、いつも逆さま」とか。

 

クルマ好きの、私としては・・・

「洗車すると、雨が降る」とか「整備工場に持ってくと、調子が良くなる」

・・・なんてのに、「あるある。。。」なのでした。

SL銚子DL佐原佐原駅特別イベント (1)

地元(千葉県香取市)では、明日(1月31日)までこのようなイベント中。

 

けたたましく鳴り響く“汽笛”の音に驚き、外に出ますと・・・

かの有名な、SL「D51」が。

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うち(宗勝寺)は、線路に面しているため・・・

iPhoneですら、このような写真が撮れた訳ですが。

 

線路の向こう側には、カメラマンが大勢陣取っていて、ビックリ。

「あいつ、特等席だな」的な眼差しが、痛い。。。

(車掌さん(?)に手まで降っていただきました。。。)

 

「マーフィーの法則」的に、言えば・・・

「D51来た瞬間に、(カメラ)バッテリー切れ」ってやつでしょうか。

無いのに、有る

“本末制度”というものが、“江戸時代”にありまして。

 

各宗派の寺院を、「本山→末寺」という上下関係に位置付けることで・・・

幕府が、寺院の“統制支配”をするための制度だと言われております。

 

昭和16年には、本末制度は“廃止(本末解体)”され・・・

現在は、お寺同士での“上下関係・格付け”というものは無くなりました。

 

・・・とはいえ、未だに“総本山・大本山・本山”と名乗ることは、正式に認められています。

また現在、“本末制度”から由来される、“法縁(ほうえん)”というものが存在するのです。

 

“法縁”とは、いわゆる当時の「本山〇〇寺」をリーダーとする、“グループ分け”のこと。

古い業界には、よくある話かもしれません。

 

“相撲界”で言うところの、「〇〇一門」だとか。

“ヤ〇ザ”で言うところの、「〇〇会系」だとか。

そんな世界と照らし合わせていただけると、分かりやすいかもしれませんね。

 

“本山”しかり“法縁”しかり・・・

「無いのに、有る」という考え方自体が、実に“日本らしい”とは思いませんか?

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昨日は、多古町「日本寺」さまへ。

関東三大檀林のひとつ、“中村檀林”旧跡の本山です。
(檀林(だんりん):お坊さんの学校)

 

こちらで開催されたのは、「妙心院日奠上人」の御祥月忌法要。

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私もお付き合いさせていただいている、千葉県の“奠師(でんし)法縁”主催にて・・・

奠師法縁の“縁祖”に、ご供養させていただいたという訳です。

 

また、法要後は“研修会”が開催されました。

今回、講師にお招きしたのは、「三升家う勝」師匠。

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来年(平成27年3月)に、真打昇進を控えた地元(多古町)出身の“噺家”さん。

千葉文学賞受賞の“小説家”で、現役の“大学生”。

 

また過去には、“ツアーコンダクター”や“海外赴任”と、様々な経験をされ・・・

私が初めて出会ったのは、地元の葬儀社さんの“司会者”として。

 

そんな、“経歴”を伺っただけでも、面白い方ですが・・・

いや、面白かったです。

 

“お寺・僧侶”に求められることや、望むこと。

“落語と日蓮宗(法華)”の関わり etc.

 

また、“葬祭業界”経験者として、“有識者”として・・・

“噺家”ならではの語り口で、お話しいただきまして。

 

これからの自分の“方向性”を再認識する意味でも、いくつか気付かされるものがあり・・・

そんな意味でも、非常に“有意義”な研修会でした!