三日坊主

「男子三日会わざれば、刮目(かつもく)して見よ」

 

人は、“3日間”も鍛錬すれば、見違えるほどに成長するので・・・

“刮目(目をこすること)”して、しっかり見てみなさい、ということ。

 

腕っぷしがありながらも、知性・教養がなかった武将「呂蒙(りょもう)」が、学問を励んで成長し・・・

それに驚いた相手(魯粛)に、返した言葉だそうな。
(出典:三国志演義)

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先日、修行僧への「面会」のため、“日蓮宗大荒行堂”へ行ってまいりました。

 

“3日間”どころか、約40日ぶりに、皆さまにお会いしましたが・・・

一目見て、「良いご修行をなさってる」と分かるほどの、お姿でした。

 

特に、初行(初めての入行)のお上人は、やはり良い表情をなさってましたね。
(本人不在につき、サラッと書きますが。。。)

携えていた“お坊ちゃん臭さ”が、(良い意味で)すっかり取れてて。

 

“冬本番”は、まだこれからですからね。

入行僧皆さまの、無事のご成満をお祈り申し上げます。

 

さて。

 

“3日間”ときて、“寺”のブログって言ったら・・・

やっぱり、「三日坊主」を連想する方も、多いのではないでしょうか。

 

僧侶の修行は厳しいもので、衝動的に頭を丸めて坊主を志した人では・・・

3日で根を上げて、還俗(げんぞく:一般人に戻ること)してしまうのが常である。

 

・・・というところから、きている訳ですが。

 

いや、“続ける”ことって、本当に難しいですよね。

もし続けられたのなら、“継続は力なり”の言葉通りになるのでしょうが。

 

人間には、「新しい変化に抵抗し、いつも通りを維持する」というものが、“本能”として備わっているんだそうです。

人間にとっては、「変化=脅威」で、「いつも通り=安全・安心」なんだとか。

 

「〇〇できなきゃ、死ぬ」ってところまで行けば、誰もが“継続・成功”する訳で。

「三日坊主」は、ドライな言い方をすれば、“精神面の弱さ”に他ならないのかもしれません。

 

・・・生まれた場所のせいにする訳では、ありませんが。

“千葉県民”は、そんな人間が多いんだそうな。

 

暑くも無ければ、寒くも無い。

海も近くて、田畑は豊富。

 

食うに困らないから、“ハングリー精神”に欠け・・・

“危機管理能力”にも乏しく、他県でも頑張り切れないから、“大物”も出ない。

 

ま、そういう人間がいなかったら・・・

この世の中、“ギスギス”しますもんね。

 

緩~く、いきましょう。

・・・後回し、後回し(-。-)y-゜゜゜