輪番給仕団参
「輪番給仕団参(りんばんきゅうじだんさん)」を、計画し。
先日(11月8~9日)、一泊二日の行程を、無事終えることが出来ました。
日蓮大聖人が、晩年の“9年間”をお過ごしになった、身延(山梨県)の地には・・・
日蓮宗の“総本山”である、「身延山 久遠寺」がございます。
日蓮大聖人の、「いづくにて死に候とも墓をば身延の沢に。。。」とのご遺言に従い・・・
ご遺骨は、この身延山に祀られています。
さらに、“六老僧(6人の弟子)”には・・・
廟所(お墓)を、“輪番”で護持するように、と。
それを基として、今回行わせていただいたのが・・・
「輪番(ローテーション)給仕(お墓のお世話)団参(団体参拝)」と。
つまり、我々も日蓮大聖人のお弟子として・・・
その「ローテーションの輪」に入れさせていただいた、という訳です。
まず、「委嘱式(いしょくしき)」が行われます。
法主猊下(身延山久遠寺の住職)に、なり替わり・・・
日蓮大聖人への、“給仕依頼”を頂戴する訳です。
次に「法儀」として、“御真骨堂”にて参拝を。
読経・唱題に加え、参拝団としての“誓いの言葉”を、代表者が言上します。
ちなみに、「輪番給仕」を行わずして、日蓮大聖人の“御真骨”を拝することは出来ません。
最後に、「祖廟(日蓮大聖人のお墓)参拝」をして、終了となります。
また、終了後は“祖師堂”にて、「御開帳」を。
この日は、参道(門前町)での自由時間(買い物など)を経て・・・
宿坊(宿泊できるお寺)である「端場坊(はばのぼう)」さまに、参籠させていただき。
翌朝、“大本堂”で6時から行われた“朝勤”にも参列を。
身延の地からは、“観光”しながらの帰路道中。
個人的には、“沼津港”でいただいた海の幸が・・・
団体の食事とは思えないほど(…って言ったら怒られますが)美味しかったですね。
画像では伝わりませんが、“紅葉”も始まりつつありました。
現在は、「ホッとした。。。」の一言。
“主催者・引率者”の立場からすれば、大きな事故もなく帰ってくることが出来ましたので。
まぁ、細かいこと(?)を言えば・・・
キリは、ありません。
「御札の配り忘れ」とか。
(記念写真・会計報告に同封し、郵送します。。。)
宿坊で働く学生さんへの「お小遣いのあげ忘れ」とか。
(働きながら学校へ通う、お坊さんのタマゴさん、ごめんなさい。。。)
・・・・・・つづく。