オブツナサマ

昨日(12月1日)は、今年最後の“題目講”の日でした。

 

参加の皆さまと、宗勝寺の御宝前にて今年一年間の御礼を申し上げるとともに・・・

私からも、参加の皆さまへ御礼を申し上げた次第です。

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「読経→唱題(“南無妙法蓮華経”のお題目を、唱えること)→法話→茶話会」

・・・というのが、いつもの流れ。

 

“法話”に関しては、私が一方的に話すばかりですので、「最後くらい。。。」ということで・・・

今回、初の試みとして「Q&A 法話」なるものに、チャレンジ。

 

教義的なことや、一般仏事、個人的なことまで・・・

オールジャンルの質問をいただき、(無理やり)法話(に、こじつけ)するというもの。

 

まぁ、気心知れた、いつもの皆さんの前だからこそ・・・

こんなことに、チャレンジ出来たのかもしれません。

 

・・・無事に、一つ目・二つ目のお答えをさせていただきまして。

 

「では、(時間的に)最後にもうひとつ、どなたか。。。」

・・・とのお伺いに、こんな質問を頂戴しました。

 

「“オブツナサマ”って、何ですか??」と。

 

一瞬、頭が“真っ白”になりました。

(頭の)どの“引き出し”を開けても、そんな言葉ありませんでした。

 

伺うに、近所の小さな“神社”のことを、「オブツナサマ」と呼んでいるらしく・・・

そこだけでなく、近所の神社の“総称(に近い)”ような扱いでした。

 

・・・(ウソをついても仕方ないので)とりあえず、初めて聞いた旨を、正直にお伝えしました。

(苦し紛れに)仏教伝来やら、神仏習合の話やら、そんなこんなで誤魔化しました。

 

そして、次回までに調べさせていただく旨をお伝えし・・・

この日は、終了したのでした。

 

さて。

 

私の推測では、「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」のことではないか、と。

つまり、かの有名な“香取神宮(うちから約1㎞)”の、御祭神で・・・

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「ふつぬしのおおかみ→ふつなさま→オブツナサマ=御経津主様」と。

 

質問した方は、「オブツナサマ」の「ブツ=仏」ではないか・・・

・・・と仰っていたのですが、(失礼ながら)これは違うでしょうね。

 

改めて本日調べましたところ、最有力だったのは・・・

「産土(おぶすな)神」というもの。

 

「産土さま」は、基本的に“氏神さま・鎮守さま”との区分けが、曖昧のようでしたが・・・

土地によっては、“お稲荷さん・荒神さま・お産の神さま・山の神さま”を表していることも、あるようで。

 

結果、確証は得られませんでしたが、間違いないことは・・・

「Q&A 法話」は、今回が最初で最後だ、ということです。。。

アナログ

先日(11月23日)は、匝瑳市「常福寺」さまにて・・・

(私にとって)今年最後の“お会式”に、出仕させていただきました。

 

また、これに併せ厳修されたのは、「三十番神」の“開眼(入魂)法要”。

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「三十番神」に関しては、個人的に頭を悩ませたこともあり・・・

以前、書かせていただきましたが。。。

仏師もお見えになったこの日、貴重な情報も得ることが出来ました。

 

“お会式”が終われば、秋も終わり。

気候的には、「今年は、秋が長げぇな。。。」と思っていた、今日この頃。

 

ようやく、朝晩は冷え込むようになってまいりましたが・・・

「“冬の訪れ”を実感する瞬間TOP10」なんてものを、目にしました。

 

1位 朝、目覚めて布団から出るのが嫌になったとき
2位 風呂上がりに、寒さを感じるようになったとき
3位 日の短さを、実感したとき

 

何とも、当り障りのないデータではありますが・・・

私の場合は、“間違い電話”ですかね。

 

うちと電話番号が“1番違い”の、燃料屋さん。

「〇〇ですけど、灯油を・・・」ってやつ。

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天候にも恵まれた本日は、空き墓地区画などの“草刈り”を。

きっと、今年最後の草刈りですね(そう願います。。。)。

 

さて。

 

宗勝寺では、檀信徒の皆さまへのご案内は・・・

封書の郵送と、させていただいておりますが。

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こちらは、それに同封される“寺報(お寺の新聞)”の原稿。

その名も、「宗勝寺 瓦版」です。。。

 

“情報伝達”と、いうことならば・・・

直接顔を合わせ伝える、ということには敵わないのではないでしょうか。

 

しかしながら。

 

こちらが、懸命にお話ししても、聞き入れられなかったりすることが・・・

同じことでも、“書面”にするだけで伝わる、ということもあったりする訳です。

 

そして、老若男女にお目通しいただけるのも・・・

こういった、「アナログ」のもの。

 

・・・とはいえ。

近年の情報伝達のメインは、やはり“インターネット”になるのでしょうか。

 

まぁ、こうしてブログを書いておいてアレですが・・・

インターネット上の情報に関しては、信頼性(信憑性)に欠けるのが、常識。

(もちろん、“便利”ということに間違いはありませんが。。。)

 

そういえば。

 

どなたか、良い“スケジュール管理(カレンダー)アプリ”を、ご存知ないでしょうか??

iPhoneとPC(windows)で同期出来て、限りなくシンプルなもの。

「11:00~13:30」みたいに、時間指定するものは不必要です。

 

今現在、一番使い勝手が良いのは・・・

IMG_1196結局、この「アナログ」タイプなんですが。。。

 

裾野

先日(11月13日)は、多古町「能満寺」さまにて・・・

“お会式(おえしき)”に、出仕させていただき。

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15日には、(師匠のお寺)「浄国寺」にて“お会式”が、厳修されました。

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うち(宗勝寺)の“お会式”の日程は、毎年10月13日。

これは、日蓮大聖人のご命日の“正当日”ということになります。

→「お会式」について

 

つまり、現在の時期に行われているのは・・・

いわゆる、“月遅れ(旧暦と新暦のズレを、季節を基準に合わせること。。。)”。

 

“(8月に行われる)お盆”と、同じ考えですが・・・

この“お会式”も、11月に行っている寺院の方が、多いように感じます。

 

さて。

 

そんな中、“召集令状”を賜り・・・

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・・・委嘱されてきました。

 

「教化(きょうか)センター」とは、規約によれば・・・

「時代に即応した教化、布教伝道の研究と研鑽の確立を図るものとする。」だ、そうです。

 

メンバーを見渡すに、私がどのような立場で選出されたかは、謎なのですが・・・

“呼ばれるうちが華”なんて、言いますし。

 

早速、「教化センター」の活動の一環として・・・

檀信徒(初心者)向けの“お経本”を発刊、という事業に取り掛かりましたが。

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約4か月後に、“5000~1万部”の発刊を予定しているそうで・・・

時期的なことを考えると、入稿に向けて動き出すには、遅すぎるくらい。

 

・・・とはいえ、本日の編集会議を経まして。

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余裕をかます訳では、ございませんが・・・

すでに“ゴール”が見えたのは、私だけでしょうか。

 

まぁ、実を言うとこの手のものは、経験済みだったりする訳で・・・

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「どんなことでも、経験しとくもんだな。。。」と、思った次第。

 

・・・そういえば。

 

以前、ある方と話をしていた時のこと。

「何がどう転ぶか、分かんねぇよな。。。」なんて。

 

ひとつの事柄を、突き詰めていくことは、それはそれで尊いことですが・・・

興味を持ったことは手当たり次第、ってのも、それはそれで。

 

「裾野(すその)」を広げるだけ広げている割には、積み重ねが無い私に対し、彼は・・・

「お前は、“ビニールシート”みてぇだな。。。」と。

 

何が正しいのかは、分かりませんが・・・

私、日々を楽しく過ごしております。。。

 

そんな「裾野」の、賜物か・・・

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この度、ご縁をいただきまして。

 

そのうち、面白いご報告が出来る・・・かもしれません。

お楽しみに。

 

「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」

・・・なんて“ことわざ”が、イギリスにはあるそうな。。。

覚悟

・・・前回のつづきです。

 

以前にも、少し触れましたが・・・

今回の団参には、私の“息子(1才2か月)”も同行しまして。

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色々と、思案した上で・・・

やはり、大型バスに“同乗”するのは厳しかろう、と。

 

私が運転手として、“伴走車”を出すことになった訳ですが・・・

現地では、(ご高齢の)参加者の“レスキュー車”として活躍出来たのは、結果オーライ。

 

・・・とは言え、当日までかなりの不安はありました。

まずもって、30名以上の参加者の“引率”に、支障をきたしてはなりません。

 

そして、宗勝寺住職として、総本山で“法要”をさせていただくという、緊張感。

息子の“世話”に加え、山梨県までの“運転”も加わったのですから。

 

普段、そんなことが無い私でも、前日は“眠れぬ夜”を過ごしました。

そして、それは(なぜか)“妻”も、同じだったようで。。。

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・・・団参初日を、無事に終え。

安堵と疲れからか、私はあっという間に眠りに落ちました。

 

それでも、身延山久遠寺の“朝勤”に参列するという、気持ちの高ぶりからか・・・

アラーム(目覚まし)をセットした、1時間前(午前4時)に、ふと目を覚ましますと。

 

そこには、iPhoneのLEDを頼りに化粧をする、妻の姿が。

彼女は、“徹夜”をしていました。

 

後から、話を聞くに・・・

隣の部屋から漏れる“マダムのおしゃべり”に、寝入りばなを挫かれ。

 

おしゃべり終了と、バトンタッチするように始まった・・・

“いびきの大合唱”に、寝ることを諦めたそうな。

 

(熟睡した)私が何を言ったところで、気休めにもなりませんが・・・

「ほら、今頃荒行堂では、毎日2時間睡眠で。。。」と。

 

すると、妻は・・・

「あの人たちは、それを“覚悟”で入ってるんでしょ。。。」と。

 

「私には、“覚悟”が無かった。。。」と。

そう静かに、そして悲しそうに呟いたのでした。

 

帰宅直後、「妙に静かだな。。。」と思ったら・・・

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カバンから洗濯物を出したところで、力尽きる妻。

 

・・・確かに、振り返ってみれば。

 

「引率・法要・世話・運転」という、ハードな内容の割には・・・

ぶっちゃけ、何ということも無かった。

 

「覚悟」の上でしたから。

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団参(2日間)の天気予報は、しばらく前から“雨マーク”が消えることは無く。

やはり、その通りの天気となりました。

 

しかし、その「覚悟」があったためか、参加者からは・・・

「ほとんど降らなくて、良かった」とか。

「祖廟にお参りするときには、不思議と雨が止んだ」とか。

 

やはり人間、“腹をくくる”ということが・・・

・・・いや、ごめんなさい。

 

私が、熟睡出来たのは・・・

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自分だけ、こっそり“耳栓”を持参したからなのでした。。。

輪番給仕団参

宗勝寺・(師匠のお寺)浄国寺の、共催にて・・・

「輪番給仕団参(りんばんきゅうじだんさん)」を、計画し。

 

先日(11月8~9日)、一泊二日の行程を、無事終えることが出来ました。

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日蓮大聖人が、晩年の“9年間”をお過ごしになった、身延(山梨県)の地には・・・

日蓮宗の“総本山”である、「身延山 久遠寺」がございます。

 

日蓮大聖人の、「いづくにて死に候とも墓をば身延の沢に。。。」とのご遺言に従い・・・

ご遺骨は、この身延山に祀られています。

 

さらに、“六老僧(6人の弟子)”には・・・

廟所(お墓)を、“輪番”で護持するように、と。

 

それを基として、今回行わせていただいたのが・・・

「輪番(ローテーション)給仕(お墓のお世話)団参(団体参拝)」と。

 

つまり、我々も日蓮大聖人のお弟子として・・・

その「ローテーションの輪」に入れさせていただいた、という訳です。

 

まず、「委嘱式(いしょくしき)」が行われます。

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法主猊下(身延山久遠寺の住職)に、なり替わり・・・

日蓮大聖人への、“給仕依頼”を頂戴する訳です。

 

次に「法儀」として、“御真骨堂”にて参拝を。

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読経・唱題に加え、参拝団としての“誓いの言葉”を、代表者が言上します。

ちなみに、「輪番給仕」を行わずして、日蓮大聖人の“御真骨”を拝することは出来ません。

 

最後に、「祖廟(日蓮大聖人のお墓)参拝」をして、終了となります。

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また、終了後は“祖師堂”にて、「御開帳」を。

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この日は、参道(門前町)での自由時間(買い物など)を経て・・・

宿坊(宿泊できるお寺)である「端場坊(はばのぼう)」さまに、参籠させていただき。

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翌朝、“大本堂”で6時から行われた“朝勤”にも参列を。

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身延の地からは、“観光”しながらの帰路道中。

 

個人的には、“沼津港”でいただいた海の幸が・・・

団体の食事とは思えないほど(…って言ったら怒られますが)美味しかったですね。

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画像では伝わりませんが、“紅葉”も始まりつつありました。

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現在は、「ホッとした。。。」の一言。

“主催者・引率者”の立場からすれば、大きな事故もなく帰ってくることが出来ましたので。

 

まぁ、細かいこと(?)を言えば・・・

キリは、ありません。

 

「御札の配り忘れ」とか。

(記念写真・会計報告に同封し、郵送します。。。)

 

宿坊で働く学生さんへの「お小遣いのあげ忘れ」とか。

(働きながら学校へ通う、お坊さんのタマゴさん、ごめんなさい。。。)

 

・・・・・・つづく。

感謝と懺悔

先日(10月26日)、“千葉県東部修法師会”主催による・・・

「放生会(ほうじょうえ)」が、匝瑳市「朗生寺」さまを会場に、開催されました。

 

私たちは、“両親・ご先祖さま”の命を通じて、この世に生まれ・・・

多くの命(食料など)を受け継ぎ、今日を生きています。

 

しかしながら、「命の大切さ」というものを想いながらも・・・

食べ物を廃棄したり、自身の命すら粗末にする者も存在する、という現実がある訳です。

 

古来、仏教では「六斎日(毎月8・14・15・23・29・30日、または甲子の6日間)」と、日を決め・・・

「殺生を行わない」ことや、「新たに生命を放す」ことを、行ってきました。

 

この日も、法要の後には近隣河川にて・・・

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“鯉”などの稚魚を、放生。

 

しつこいようですが、「放生会」は・・・

生命に対する、「感謝(ありがとう)と懺悔(ごめんなさい)」の法要。

 

「そんなの、当然!」って方は、それはそれで素晴らしいこと。

でも、例えば“畜産業・漁業・飲食業”などに従事されてる方など・・・

「建前では、済まされねぇ。。。」って方がいるからこそ、世の中が回ってる訳で。

 

“確信犯”が、良いか悪いのかは分かりませんが・・・

ひっくるめて、「感謝と懺悔」で暮らすことがいかに重要か、と思うのです。

 

さて。

 

こちらも、「生命に感謝(収穫を祝う)」といった分類?なのでしょうか??

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画像は、“ハロウィン”当日の渋谷だそうですが・・・

日本人特有・・・ってことで。。。

(田舎の“スルーっぷり”にも、失笑してしまいますが)

 

「体力、有り余ってんな。。。」

「他に、楽しいことが無ぇんだな。。。」

・・・ってのが、中高年の代表的なご意見だそうで。

 

それにしても、“体力が有り余ってるヤツ”の相手は、大変。

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(私に似ず)“いたずら坊主”に、なってしまったため・・・

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昨日(11月1日)の、題目講(終了後の茶話会)の際も・・・

何かやらかさないかと、常にハラハラ。

 

最近は、色々なものを“ゴミ箱”に入れるのが、ブームのようで・・・

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先日は、檀家さんからお預かりした“塔婆代”を、ゴミ箱へ。

気付かずに“廃棄”してしまう、という事件が勃発。

 

・・・大変、申し訳ございませんでした。

(私のお給料から、弁償させていただきました。。。)

 

でも、檀家さんやご近所さん、友人など・・・

自分の子や孫のように可愛がっていただき、本当に有難く思っております。

 

これがここ最近、私の「感謝と懺悔」でした。。。

お焚き上げ

うかうかしてる間に、まもなく“10月”も終わろうとしています。

 

年末の代名詞とも言える、“煤払い(大掃除)”ですが・・・

例年、「これでいいや、しょうがねぇ。。。」の繰り返し。

 

先日の“開かずの納戸”の掃除に、スイッチも入ったせいか・・・

今般、これを打開すべく「大掃除“第一弾”」に、着手した訳です。

 

・・・結果、夢中になりすぎて“写真”撮ることすら、忘れました。

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いつのものとも分からない、変色した“経木塔婆(水塔婆)”やらが・・・

【経木塔婆(水塔婆):薄く短い塔婆で、うちではお盆の際に用います】

・・・ごちゃっと、発掘されてしまったり。

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そんな訳で、「お焚き上げ」していた時の事。

【お焚き上げ(浄梵式):仏具等を“報恩・感謝”の意を込めて読経し、浄火に付すこと】

 

火の勢いもある程度納まったのを確認し、室内に戻り・・・

再度、様子を見に行った時には、辺りは暗くなっていました。

 

「秋の日はつるべ落とし、ってのは本当だねぇ。。。」

・・・なんて呟きながら、ふと目線を上げますと。

 

道の反対側から、“青年”が叫ぶのでした。

「大丈夫ですかァァァーッ!」と。

 

「えっ!?」と聞き返すと、向こうも「えっ!?」と。

顔色が変わり、走り出す“青年”の向かった先には・・・

闇夜を赤く照らす、“赤色灯”が。

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この後は、皆さまのご想像通り。

 

「目立たないように、日中行うように」

「火が大きくなり過ぎないように、小分けに行うように」

・・・とのご指導を、賜りましたが。

 

ちなみに、うちの地元(千葉県香取市)の条例では。

“農業関連・宗教関連・軽微なもの”は、法に触れることはなく・・・

また、事前の許可も必要ありません。

 

しかしながら、消防隊員の方のお言葉は、言い得て妙。

「火事を出したくて出す人は、いませんから」と。

 

「通報されちゃうと、どんな形でも“出動”しなきゃいけないんですよね。。。」

・・・なんて、(冗談半分で?)仰っていましたが。

 

(近隣の方々含め)ご迷惑をお掛けし、申し訳ございませんでした。

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対策として、早速(下水マスを利用した)“簡易お焚き上げ場”を、設置。

 

また現在、「大掃除“第二弾”」として・・・

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境内の“庭木剪定”に、着手。

 

もちろんこれは、「お焚き上げ」の部類に入りませんので・・・

“クリーンセンター”に、持ち込みです。

 

こんな“許可証”を、市役所で交付していただきまして。

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上記画像の量で、“160㎏(600円)”でしたとさ。

(処分費:100㎏まで無料、+10㎏あたり100円)

地方創生

先日(10月2日)、「管内寺院顕彰参拝」なる行事に・・・

“スタッフ”として、参加して参りました。

 

小難しいタイトルですが、平たく言えば・・・

「地元のお寺に、お参りしようよ!」と、いったところ。

 

今回は、香取市「大乗寺」さまと・・・

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匝瑳市「朗生寺」さまに・・・

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多古町「妙光寺」さま。

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約160名(?)の参加者の皆さまと、3か寺をお参りさせていただきました。

 

さて。

 

近年、「地方創生」なんて言葉を、よく目にするようになりましたね。

地元の“有り方”を、築くべく・・・

地域住民が立ち上がったり、専門のコンサルタントに依頼をしたり、と。

 

そういえば、先日の“講習会”も・・・

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確か、そんなニュアンスのものでしたっけ。

 

余談ですが、この頃の講習会の“講師選定”は、秀逸。

坊主が坊主の話聞いて、面白い??」って書いたのが、一年前の事でしたが・・・

似たようなこと感じてる方も、多かったんでしょうかね。。。

 

(話を戻しますが)やはり大事なのは、地元の素晴らしさを知ること。

個人的には、自分の“ルーツ”というものも知っておいた方が良い、と思っています。

 

地元のお寺にお参りし、ご住職から様々なお話を伺うことで・・・

そんなことの、一助にもなるのかもしれません。

 

・・・ここまで言っておいて、アレですが。

001 身延山久遠寺 本堂

今般(11月8~9日)一泊二日の日程で、地元を離れ・・・

総本山「身延山 久遠寺」さまへの、団参(だんさん:団体参拝)を計画いたしました。

 

募集締め切り期日まで、あと半月ほどですが・・・

現時点での申し込み状況は、(定員の)7割ほど。

 

“リピーター”が多いことは、有り難いことなんですが・・・

やはり、“初参加”の人数が年々減少していくのが、寂しいですね。

 

いや、本音で言えば、寂しいのではなく、恐ろしい。

新陳代謝が無いものの行く末は、お察しの通りですから。

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母が、「良いもの、教えてもらったわ。。。」と、喜んでいたのは・・・

針に糸を通す、便利グッズ。

 

縫っていたのは、初めてお参りに行く孫のための・・・

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“行衣(ぎょうえ)”でした。。。

(行衣:お参りの際に着用し、御朱印を頂戴します)

口コミ

朝夕、日ごとに涼しくなってまいりました。

 

あとひと月もたたないうちに、日蓮宗では・・・

大本山「法華経寺」さまにて、“日蓮宗大荒行堂”が開堂されます。

→日蓮宗大荒行堂について

 

上記リンクの通り・・・

日蓮宗の大荒行は、11月1日~2月10日までの寒壱百日間。

 

全国から集まった、大勢の僧侶が・・・

千葉県市川市中山の荒行堂にて、この苦修錬行に挑みます。

018 大荒行堂

これに先立ち、日蓮宗千葉県東部修法師会(荒行成満者が有資格者)では・・・

「一日荒行平和祈願祭(通称:一日行堂)」を、開催しています。

 

会員寺院を会場に、荒行堂での一日を“再現”し・・・

普段目にすることが出来ない修行の姿を、解放する訳です。

(動画は、平成24年のものです。。。)

今回(9月28~29日開催)の会場寺院は、大網白里市「正法寺」さま。

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自らの罪障を消滅させるため、寒水に身を清める「水行」は・・・

午前3時・6時・9時・正午・午後3時・6時・11時の、日に7回。

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・・・その他は、「読経三昧」。

日に2時間の睡眠と、朝夕2回の薄粥をすする生活となります。

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今年は、関東一円より・・・

(本年度入行者を含む)お上人方の参加を、いただきました。

 

2日目の、午後からは・・・

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檀信徒の皆さんがお集まりになり、ご祈祷を。

 

実は、昨年も同会場にて開催された「一日行堂」ですが・・・

今年は参詣者が、数倍に。

 

募集方法は、例年同じですから・・・

この結果は、恐らく「口コミ」なんでしょう。

 

さて。

 

いわゆる“広告宣伝費”が、売り上げに占める割合は・・・

その業種によって、大きく異なります。

 

大きいところでは、「通販・サービス業」が15~20%、「美容整形(美容外科)」業界では、40~50%を費やすこともあるらしく・・・

テレビCMや雑誌を見ると、納得してしまいます。

 

きっと、我が業界の“広告宣伝費”の割合は、恐ろしく低いでしょう。

(体質的に難しい面も、確かにありますが。。。)

 

かくいう私も、ホームページ・ブログ・SNSなどに頼るのが、関の山。

「最低限の費用で、最大限の効果を。。。」

・・・なんて言えば、聞こえは良いですが。

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先日、ペットのご供養にいらっしゃった方に、お伺いしました。

(いわゆる、一見さん(?)で。。。)

「ホームページ?ブログ?を、ご覧になって??」と。

 

・・・結果、「口コミ」でした。

 

肩透かしですけど、うれしいもんですね。

おばちゃんの“井戸端会議”は、相当な広告宣伝なのです。。。

イモ兄ちゃん

大変ありがたいことに、更新が“活動”に追いつきません。

順次更新して参りますので、ご容赦ください。

 

先日(9月27日)、八千代市「長妙寺」さまにて・・・IMG_0963

「痔の呪(まじな)い」なる行事に、出仕させていただきました。

 

長妙寺(第29世)日康上人が、法華経三千部を読誦し・・・

この“呪(まじな)い”によって、病気平癒のご祈祷を為されたことに由来する、この行事。

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朝から夕方まで、計8座にわたり、数百名の方がご祈祷を受けました。

 

やはり、恥部の病ということもあって、心身ともに苦悩される方々も多く・・・

全国各地より、申込者が訪れます。

 

ちなみに、昨年はテレビの取材もございまして・・・

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私も(手の)出演が、あったり。。。

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ご祈祷をした“苻”は、その年の恵方(良い方角)に、埋められ・・・

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その後、ご住職により、一年を通じてご祈願が続けられるそうです。

 

・・・この行事が行われるのは、(毎年)旧暦“八月十五夜”。

(最初に“呪(まじな)い”が行われた日、だそうです。。。)

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いわゆる、「中秋の名月」ですね。

 

旧暦では、3か月ごとに“四季”が移ろう、という考えのため・・・

「秋=7月・8月・9月」と、なり。

 

その真ん中である“8月”の、さらに“15日”ということは・・・

“秋のど真ん中”ということで、「中秋」という訳ですが。

 

日本人の感覚(?)としては、上記画像の通り・・・

お月見には、“ススキ・月見団子”といったところ。

 

しかし、お月見の発祥である“中国”の地では・・・

収穫祭の意味も込め、“里芋”をお供えすることが多いんだとか。

 

そのため、美しき「中秋の名月」の別名は・・・

何とも野暮ったい、「芋名月」。

 

調べるに、「イモ=田舎者=野暮ったい」という感覚は・・・

薩摩藩士を小馬鹿にした、“芋侍”という言葉からだそうで。

 

・・・ということは。

「イモ兄ちゃん」の芋は、“サツマイモ”だったんですね。。。

 

かくいう我が千葉県も、“サツマイモ”の産地。

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先日も、箱いっぱいの“サツマイモ”を、頂戴しまして・・・

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本日(毎月一日開催)の、“題目講”の終了後・・・

茶話会にて、消費していただきました。

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女性は、こういうの本当好きですね。

 

俺ぁ、何だか・・・

口ん中、パサパサしちゃって。。。

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