こんな、甘い親ですが・・・いかがでしょうか。

6月6日、多古町「法眼寺」さまの施餓鬼会に出仕させていただきました。

施餓鬼会(せがきえ)とは、有縁・無縁の諸霊に対し・・・

飲食・読経など、ご供養する法要のこと。

 

仏教寺院では(宗派問わず)最も大事と考えられている法要のひとつです。

法要後は(先の合戦の地となった)裏山へ、登詣・・・

水戸谷(みとさく)城跡にて、ご回向させていただきました。

 

同日、午後からは多古町「妙光寺」さまへ。

境内の滝のほとりに勧請された、三大竜玉神の例祭法要に出仕。

祖師堂の回廊より、読経・ご祈祷仕りました。

【三大竜玉神・・・日天竜玉神・月天竜玉神・明星竜玉神】

 

13日には、宗勝寺 開基檀越のご命日法要を・・・

役員・題目講各位とともに、厳修させていただきました。

開基(かいき)とは、お寺が開かれるにあたり、経済的支持を与えた者や・・・

一般在家の実力者(大旦那)のことを、いいます。

 

宗勝寺の開基は、須坂藩(現在の長野県須坂市)の初代藩主 堀直重公。

詳細は・・・公式HPをご覧いただければ、幸いです。

同日に役員総会も開催され、護持会決算等・・・無事に承認されました。

 

日付が前後しますが、6月9日・・・

私、人生初の歌舞伎を観劇してまいりました。

日蓮宗の、日蓮聖人御降誕800年を記念した企画のひとつとして・・・

六月大歌舞伎に、「日蓮」が上演されました。

 

主演は、かの4代目、市川猿之助。

日蓮宗千葉県東部管区の研修会として、参加させていただきましたが・・・

良い経験をさせていただき、感謝です。

 

さて。

・・・プライベートから、ひとネタです。

 

長男の歯が、抜けました。

上の歯2本と、下の歯1本。

上が抜けたら、縁の下へ。

下が抜けたら、屋根へ。

良かった、良かった、なんて言ってたら・・・

ある日、歯科検診から戻った長男が、ゲンナリ。

 

聞くに、上の歯が、きれいに生え変わらない可能性があり・・・

理由としては、歯茎が厚く、歯が出てくるスピードが遅いためである、と。

 

「それで、どうしたの?」

「歯肉を、切り取った」

 

・・・血の気が、引きました。

勝手に生えてくることが当然、と思ってました。

 

術後の患部を見た私、あまりにビックリしすぎまして・・・

慰めようにも、慰めきれない。

 

思わず、私が口にしたのは・・・

「な、何か買ってやるから!」と。

・・・彼が笑顔を取り戻して、本当に良かった。

 

ただ、再来月の誕生日に買ってあげる予定のブツは、すでに手中。

当日どうしたら良いのか、また悩みがひとつ増えました。

 

こんな、甘い親ですが・・・いかがでしょうか。

弘法筆を選ばず?

今年も5月1日の早朝(6:15)は、寺宿区さまのご依頼により・・・

三峯(みつみね)神社にて、ご祈祷仕りました。

本日は、もう5月30日・・・

このご時世でありながら、暇なく月を締めくくれること、ありがたい限りです。

 

今年から小学生になった長男は・・・5月病など、どこ吹く風。

学校が、楽しくてしょうがないんだとか。

 

私自身、幼稚園~高校くらいまでは、嫌々学校に行っておりましたので・・・

驚きというか、尊敬というか。

境内の梅、今年は(昨年と真逆で)大豊作・・・

ひと瓶だけ漬けて、あとは数件の檀家さん宅へお届け。

次男も、GW(ゴールデンウイーク)の猛特訓で、自転車に乗れるように。

・・・思えば、すっかりステイホームが板についてきました。

 

ある意味これも、その類の働き方になるのかもしれませんが・・・

ご首題/ご朱印の郵送対応も、チマチマ続けさせていただいております。

 

今月は、久々に新作を発表いたしましたので、賑やかです。

注:申し込み・お問い合わせは、Instagram【shusho_ji】にて承ります。

(電話・メール・当ブログ・郵送祈願からのお問い合わせは、ご遠慮ください)

 

さて。

 

「弘法筆を選ばず」という諺があります。

書の達人であった弘法大師(空海)は、筆の良し悪しを選ばなかった。

 

つまり、技量が優れていれば道具に左右さず・・・

達人の域に達すれば、どのような状況でも失敗しない、と。

 

もちろん私は、筆を選んでおります。

僧侶となって約20年、様々な材質・価格のものを試しました。

結果、私が選んだのが「ぺんてる ネオセーブル」です。

 

人口毛の絵筆なので、賛否両論あるでしょうが・・・

低価格(200円くらい)で、どこでも(ホームセンターとか)売ってます。

 

ちょっとコツがいりますが、そもそも筆は好みが分かれるものですし・・・

書体の雰囲気によって、筆を変えるのも当然のことです。

 

ご首題/ご朱印が、いかに近年のブームとはいえ、ルールを守る方も多く・・・

郵送されるものに、自身の写経を納経として同封される方も増えております。

 

染料・顔料・墨など、書き味もかなり異なり・・・

紙との相性もございますので、ご自分の好みを探してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、日蓮宗の寺院への納経は・・・

【法華経(妙法蓮華経)】または【お題目(南無妙法蓮華経)】をお願いします。

→ 日蓮宗ポータルサイトから、写経用のPDFが無料ダウンロード可能です。

 

・・・ちなみに弘法大師、実際は筆を選んでいたそうです。

 

遣唐使として大陸に渡った際には、工房で筆の作り方を習い・・・

遺した書からも、とても高級な筆を使っていたことが分かっているんだとか。

大先輩のポジション

例によって、4月の行事報告です!

 

1日、実に4か月ぶりの題目講を(全員参加でした)無事開催し・・・

3日、多古町「妙光寺」さまの千部会に、出仕させていただきました。

千部会(せんぶえ)とは、「千回お経を読む法要」との直訳の通り・・・

たくさんの読経の功徳を以て、ご祈願・ご供養をするという趣旨の法要です。

 

例年は、境内特設ステージにて催しが行われたりと、賑わいを見せるところ・・・

やはり、このコロナ禍。

 

お察しの通りの開催とはなりましたが・・・

法要は例年通り午前・午後の部と、大勢の僧侶の力強い読経が響き渡りました。

10日は、千葉県東部宗務所を会場に、管内報恩法要が厳修されました。

 

今年度ご逝去の、お坊さん・お寺の家族への合同供養として、毎年の開催。

私は、(役目柄)副導師として、お勤めさせていただきました。

 

この頃、そんな立場での出仕もチラホラと。

副導師なんて、大先輩のポジションかと思っていましたが。。。

 

お兄さんだと思っていた高校球児が、年下になり・・・

横綱が年下になったと思えば、総理大臣が年下になる。

 

某タレントが、そんな話をしていたことを思い出します。

 

先日は、日蓮宗千葉県東部青年会の総会が行われ・・・

私、2年間務めさせていただいた、青年会会長のバトンを渡すことが出来ました。

 

私も、今年の誕生日で40歳、初老の呼称をいただく訳です。

いつ「オジサン」と声を掛けられる日が来るのでしょうか。

4月11日は、師匠のお寺「浄国寺」にて千部会を厳修。

昨年に引き続き、今年も堂内は僧侶のみにて法要を執り行いました。

↑昨年の法要の様子です

 

こんなご時世ですが、年度切り替えは待ったなし。

長男は、小学校に入学し・・・

次男は、年少さんとなり、制服を着て保育園へ。

・・・最後に、ご首題/ご朱印の染筆に関しまして、お願いです。

前回の投稿でも触れましたが、限定ご首題のお申込み、ありがとうございました。

 

お陰さまで、現定数80体(お守り付き)は、予約開始3時間で完売。

後に、追加の十数体も、数分で完売いたしました。

最近、宗勝寺のご首題/ご朱印を「web(非公式)で見ました」系の・・・

メール・電話でのお問い合わせが、増加しております。

 

お申込みに不備が生じますため、お申込み(特に郵送対応)は・・・

Instagram【shusho_ji】のDM(メッセージ)に、限らせていただいております。

 

また、ご来山いただいての染筆は、ご予約をお願いいたします。

何卒ご了承の上、今後ともよろしくお願い申し上げます。

行事報告と、宣伝を挟んで、近況を。

まずは、3月の行事報告から。

 

春のお彼岸中、3月18日には多古町「能満寺」さまへ。

彼岸会ならびに大黒祭に、出仕させていただきました。

参列各位と共に、読経・唱題し、ご彼岸のご修行を・・・

大黒祭では、各家勧請の子大黒に、秘伝の沐浴・ご祈祷仕りました。

 

23日は(旧暦)初午、稲荷大明神のご縁日でした。

今年も南横宿区さまのご依頼により、出世稲荷大明神例祭として、ご祈祷を。

27日には、香取市「実相寺」さまの復興事業完成 報恩読誦会に、出仕。

去る令和元年9月に千葉県を襲った、台風15号

実相寺さまでは、本堂・庫裡・山門など境内全域に、大きな被害を被りました。

 

古くは、檀林(お坊さんの学校)だったため・・・

檀家数も多くはなく、復興には困難を極めたそうです。

 

しかしながら、各所からの支援などにより、今日の復興を。

ご報恩の読誦会が、地元管区の修法師会・青年会出仕のもと、執り行われました。

 

・・・続きまして、宣伝を挟ませてください。

 

このたび、宗勝寺オリジナルのお守り(2種類)完成にあたり、発表いたします。

「交通安全キーホルダー(全4色)」

デザインに特化した、キーホルダータイプのお守りです。

モチーフは、1960年代にアメリカで使用されていた、ホテルのキータグ。

→詳細・お申込みは【宗勝寺郵送祈願】まで、お願いいたします。

 

続きまして・・・

「星祭りレザーお守り(全4色)」

中央に、星祭りの九曜星を刻印した、高級感ある本革製作のお守りです。

→詳細・お申込みは【宗勝寺郵送祈願】まで、お願いいたします。

 

実はこちら、初期ロットはすべて予約完売扱いにさせていただきました。

明日(4/1 18:00)発表の限定ご首題と、セットでのお渡しとなります。

(詳細は、Instagram【@shusho_ji】にてご覧ください)

 

さて。

 

3月と言えば、卒業シーズン。

長男も、無事に保育園を卒園いたしました。

コロナ禍で、やはり卒園式も片親のみ・・・何とも残念です。

それにしても、我が子が小学生になるとは、感慨深いものがあります。

宗勝寺古墳の筍(タケノコ)、昨日(3/30)が初掘りでした。

 

世の中は、花見も出来ない、嫌な世の中になってしまいましたが。

これからは、桜は自宅に植える時代が来る・・・かもしれません。

緊急事態宣言の解除により、明日は題目講(毎月1日開催)を。

実に4か月ぶりですか・・・こんなに題目講が楽しみなのは、初めてです!

求められるものに応えていく

緊急事態宣言中により、毎月1日の題目講はお休み。

残念ながら、来月も・・・でしょうね。

 

2月2日は、多古町「妙光寺」さまの節分会に、出仕させていただきました。

2月2日が節分なのは、実に124年ぶりのこと。

 

ご住職も、お話になっていましたが・・・

暦が普通でないなら、このご時世・・・納得せざるを得ないのかもしれません。

翌2月3日、初午のご縁日は・・・

師匠のお寺「浄国寺」にて、豊田岡田夫婦稲荷大明神大祭を厳修いたしました。

 

多古町の本山「日本寺」さまより分祀された、2体勧請の珍しいお稲荷さん。

やはり、世情を鑑み住職と私のみで、無参拝者法要となりました。

しかしながら、有志各位よりの奉納旗は、例年よりたくさんの数・・・

寂しいながらも、色鮮やかに荘厳されました。

 

2月21日は、九美上第3地区のご依頼により・・・

清正公大神祇例祭を、厳修させていただきました。

第二次世界大戦の、英霊合祀を機に・・・

浄国寺の清正公大神祇(加藤清正の神格化)が分祀されたのが、昭和20年。

 

以来、2月第3日曜日には、英霊のご供養に加え・・・

清正公大神祇のご威光倍増を祈念し、ご祈祷仕ります。

さて。

 

Facebookの投稿でも、お知らせしましたが・・・

このたび、宗勝寺のInstagram(インスタグラム)アカウントを公開しました。

 

家庭内での会話の中、私がちょっとしたボヤキを言いまして・・・

すると妻が、「それなら、インスタやった方が良いよ」と。

 

私自身、個人のアカウントは持っておりましたが・・・

お寺・お坊さんとは切り離した、プライベートな趣味アカウント。

 

まぁ、使い慣れてもいましたし・・・始めてみた訳です。

しかし、プレゼンテーションをするには、まずある程度のフォロワーがいないと。

 

・・・ということで、今はこんな感じです。

現在、アカウント開設から約1か月。

 

本来の目的とは違う、ご首題・ご朱印が、図らずもバズり・・・

この間、書いたご首題・ご朱印は、約400。

 

ご来山の染筆予約は、現在一時休止させていただき・・・

郵送対応にて、約80名様の染筆待ちとなっております。

 

当初は「こんなはずでは・・・」という気持ちも、ありましたが・・・

今では、求められるものに応えていくのも必要かな、と納得しております。

 

ただただ今は、人生初の腱鞘炎が痛いです。

そして、書かなければ、という強迫観念に押しつぶされそうです。

 

・・・人生って、うまくいかないものですね。

そして、面白いですね。

穴を掘らせて埋めさせる

令和3(2021)年、初投稿です。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

年賀状をご恵送いただいた方には、誠にありがとうございました。

一枚一枚、目を通させていただきました。

ちなみに、うち(宗勝寺)からの年賀状は・・・

今回、初のネット印刷を利用し、用意させていただきまして。

 

ひと言でいえば、今までの苦労は何だったのか、と。

来年以降も、お世話になること請け合いです。

 

今年も、年頭のご祈祷会(出仕)としまして・・・

1月3日には、多古町「能満寺」さま、9日には成田市「東光寺」さまへ。

東光寺さまでは、法要に先立ち、心身を清める水行(すいぎょう)を。

今年は、氷が厚かったような。。。

この翌日(1月10日)は、宗勝寺の新年祈祷会が予定されておりました。

・・・しかしながら、遡ること1月4日のこと。

 

新型コロナウィルスによる、緊急事態宣言の発出を・・・

千葉県を含む一都四県に対して、検討する旨の報道が為されました。

 

舌打ち一発、郵便局に走りまして・・・

檀信徒各位には、お知らせを郵送させていただいた次第です。

 

・緊急事態宣言発出時には、新年祈祷会を中止する旨

・同じく、題目講を中止する旨

・年頭のお経廻りは、希望者のみとする旨

結果としては・・・皆さま、ご承知の通りです。

 

当日は58名の参加者のもと、共に令和3年度の安寧を祈るところでした。

ひとりでのお勤めは、もう今回限りにしてもらいたいものです。

並べた椅子を、片付ける。

袋に入れたものを、出す。

 

昔の囚人の刑罰で、穴を掘らせて埋めさせる、なんて話がありますが・・・

(実話かはともかく)精神的に病む作業には、違いありませんね。

 

・・・そっか、(坊さん的には)賽の河原と言うべきでしたかね。。。

時間に余裕が出来たこともあり、市内の檀信徒宅には・・・

ご依頼の御札を、ポスト投函させていただきました。

 

また、今週は5日間をかけて、年頭のお経廻りをさせていただきました。

上記にもあるように、希望者のみというところでしたが、希望者7割。

 

各位の信仰の深さに、頭が下がります。

 

久々に、街中をじっくり歩きましたが・・・

観光産業が売りの地元も、やはりゴーストタウン化は否めません。

 

葬祭関連でも、今年からは一部施設にて・・・

人数制限や、飲食の完全禁止令が敷かれたりと。

 

宗勝寺では、法務(法事・ご祈祷 etc.)に関し・・・

特に、制限は設けておりませんが。

 

妻がお茶を淹れませんこと、ご了承ください。。。

一年間のご愛読、誠にありがとうございました!

令和2年、最後の行事出仕は多古町「能満寺」さまの、星祭り(ほしまつり)。

古来、人の運命・運勢・物事の吉凶は、天体の運行を観ることで予測されてきました。

 

物事(人生)には、浮き沈みというものがありますが・・・

それを(予測の観点での表現として)「星回りが良い/悪い」と、言う訳です。

 

個人それぞれの運命を左右する、星を供養することで・・・

一年間の幸いを祈り、災いを除くというのが、星祭りの趣旨。

 

夜が最も長い(=星の力が増す)冬至は、よりご守護をいただける。

天に、三光(太陽・月・星)が同時に上る冬至に祈りを捧げると、ご利益がある。

 

・・・上記などの説から、当行事は冬至に開催されております。

今年の大掃除は、あまり苦では無かった気がします。

Stay Homeで、お寺のことに手を掛ける時間が増えたから?でしょうか。

 

子どもたちの成長によるものも、大きいような気がします。

いやいや、手伝ってはくれないですよ・・・邪魔してこないだけ。

 

↓ 一発怒鳴って、すぐにお焚き上げしました。。。

今年最後の仕事は、毎朝座する座布団の、パンク補修。

画像で分かるくらい、手が荒れてますな。

・・・それにしても、今年は何という一年だったのでしょうか。

常識というものが当たり前でないということに、誰しもが気付きましたよね。

 

私自身、日常を日常として過ごすことに、精いっぱいで・・・

なかなか、新しいことにチャレンジする余裕が無かったように省みます。

 

そんな中でも、何とかこの一年を終えることが出来ますのも・・・

私に関わる全ての皆さまのお蔭と、深く感謝しております。

 

個人的には・・・(爺臭いですが)健康に過ごせて、良かった。

夫婦揃って、この一年は一度も寝込むことなく過ごせました。

 

先日結果をいただいた、健康診断でも・・・

(2年連続)オールA判定をいただき、心から安堵しているところです。

 

長男は、今年からピアノを始めました。

妻の実家から、古いピアノを譲っていただいたりして。

継続は力なり、ですよ。

 

次男は、ひたすらヤンチャに、ヤンチャに育っています。

でも、保育園では優しい子なんだとか。

この頃、人間らしい会話が出来るようになってきたので、親としても面白いです。

 

・・・と、いう訳で。

 

今年も、何とか恙無く新年を迎えられそうです。

一年間のご愛読、誠にありがとうございました!

正月三が日は、本堂正面を解放して、皆さまをお迎えいたします。

 

「神社は密になりそうだからさ、空いてるお寺に行くわ!」

・・・と、最後の最後に褒められたのか、けなされたのか。

 

まぁ、良いや。

お待ちしております。

なんだかんだ言っても、年末

(コロナ禍で)忘年会や新年会の案内も無ぇし、何だかなぁって感じだよねぇ!

・・・と、お参りの方のボヤキを聞いた、昨日。

 

(いわゆる)飲み会に、否定的(絶対にorできれば行きたくない)な方は・・・

割合として全体の70%で、これは概ね全年代に当てはまるんだそうです。

 

行きたくない理由ってのは、各々に言い分があると思いますが・・・

突き詰めて言えば、そのグループ内に嫌いな人がいる、ということなのでしょう。

 

金まで払って、上辺のコミュニケーションをとるくらいなら・・・と。

食事は、何を食べるかではなく誰とどこで食べるかだ、なんて言いますからね。

 

我が業界も、数多の懇親会の案内があり・・・

私自身、多くは参加していますが、欠席する場もあり。

 

自分で書いていて、客観視してみますと・・・

ドキッとする部分も、無い訳ではないことに気付かされます。

・・・例年、12月の題目講は終了後に懇親の席を設けるのですが。

今年は、やはり中止に。

 

そんな中でも、最後は笑って終わりたかったので・・・

女性が大好きな、アレ・・・仕込みました。

お焚き上げ場も、この日だけはこんな形で。

ぶっちゃけ、お経中でも頭の中が、イモのことばっかり。

生焼け(or黒焦げ)だったら、無かったことにしよう・・・とか。

アッツアツ、ホックホクで・・・しっとり、ねっとりでした。

参加の皆さま、今年一年、ありがとうございました!

 

12月7日には、日蓮宗千葉県東部宗務所の行事にて・・・

歳末助け合い運動の、唱題行脚に参加して参りました。

 

例年は檀信徒と共に歩みを進めるところ、感染症対策のため、僧侶のみでの行脚。

匝瑳市八辺「妙福寺」さまから木積「圓實寺」さまを、往復。

アップダウンの4.5キロを、行脚させていただきました。

実は、帰宅直後より2時間のリモート会議に参加したのですが・・・

行脚の充実感(疲労とも言う)からか、若干しどろもどろに。。。

 

・・・なんだかんだ言っても、年末ですね。

 

お寺にいる時間も、幸か不幸か増えましたので・・・

これを機に、細々と充実していく所存です。

 

寺報(お寺の新聞/宗勝寺 瓦版)も、リニューアルしてみました。

大掃除に備え、早め早めの断捨離を。

久しぶりに、カッティングマシーンを、引っ張り出しまして・・・

物販ブースの、リニューアルを。

・・・今年中に、もう一回くらい更新する・・・かもしれません。

出来なかったら、ごめんなさい。

 

念のため、一応言っておきます。

良いお年を。。。

グッとくるの、分かります??

11月の、行事報告です。

 

1日、恒例の題目講を無事に終えまして・・・

8日には、師匠のお寺「浄国寺」にて、御会式ならびに大黒祭が厳修されました。

先月行われた、当山(宗勝寺)と同様に・・・

まずは、大聖人への第739遠忌の御報恩法要を。

 

大黒祭では、秘伝の沐浴の後、木剣加持によるご祈祷が行われました。

今年度は、諸々のコロナ対策(堂内人数制限 etc.)により・・・

(私個人的には)判然としない部分もありますが。

 

行事自体が中止となっているお寺も、少なからずある訳で・・・

これが、ギリギリのバランスなのかもしれません。

 

13日には、多古町「能満寺」さまの御会式に出仕。

20日・26日には、日蓮宗千葉県東部青年会の行事として・・・

寺院参拝を行い、数グループに分かれ管内のお寺にお参りさせていただきました。

当行事、例年は6月に行っています。

堂内にて読経させていただき、青年会OBのご住職から、ご賛助賜っております。

 

しかしながら、やはりコロナ禍により、延期して今回の開催。

本堂前にて読経、活動縮小に伴って、今年のご賛助はご辞退申し上げた次第です。

 

それにしても、久々の青年会活動。

 

ざっくばらんに言えば・・・「やっぱり楽しいなー」と、思っちゃいますね。

同性・同年代で、わちゃわちゃするのが、結局面白い訳です。

 

第3波、ですか。

さすがに、そろそろ、どうにかならないもんかと思う、今日この頃。

 

・・・続きまして、事業報告です。

境内に、防犯カメラを設置いたしました。

 

数か所設置しておりますので、境内の主要部分はカバーしていると思います。

本来、こんなことに経費を掛けたくないのですが、そうもいかないのが現状。

 

犯罪の抑止力、というよりは・・・

この存在にて、安心・安全の参拝に繋がれば、幸いです。

・・・続きまして。

鬼子母神堂の階段が、腐ってゴロンと。

 

以前からグラグラしてましたが、ついに。

いやはや、参拝者の事故に繋がらなくて、ラッキーだったのかもしれません。

・・・良い感じですね!

 

付帯して、数か所の補修もお願いしました。

1752年の建造物、直し直し、何とか頑張っております。

鬼子母神堂の階段は、どうしても風雨に晒される部分。

劣化対策として、桁は金属製に改修してもらいました。

 

工務店さんからの、工事行程説明の際のこと。

「肉厚のスチールを、ドブ漬けメッキして・・・」と。

 

グッとくるの、分かります??

ドブ漬けメッキとか、アルミ削り出しとか、叩き出しとか、ダイキャスト製とか。

 

男性なら、たまらない単語ですよね??

・・・分かんねぇか、すんません。。。

デビュー

今回も、まずは行事報告から、どうぞ。

 

・・・9月26日には、多古町峯「妙興寺」さまへ。

日蓮宗千葉県東部修法師会の主催による、読誦会に参加して参りました。

前後半の2部制、計約2時間弱みっちりと読経させていただきました。

(動画は、後半です)

 

9月30日、恒例の題目講を無事に終え・・・

10月1日、旧8月十五夜(中秋の名月)は、八千代市「長妙寺」さまへ。

痔の呪い(じのまじない)に、出仕させていただきました。

→痔の呪いとは
→痔の呪い(過去テレビ特集Blog記事)

 

10月11日には当山宗勝寺にて、御会式・大黒祭を厳修。

御会式(おえしき)とは、日蓮大聖人のご命日(本年は739遠忌)に際し・・・

報恩感謝の誠を捧げる、法要のこと。

 

昨年度より、大黒祭を兼ねての開催とさせていただいております。

大黒祭では、各家に勧請の大黒さま(子大黒)に、秘伝の沐浴を施し・・・

参拝の各位には、ご祈祷仕りました。

 

10月19日には、千葉県東部修法師会の主催による・・・

一日行堂ならび放生会に、参加させていただきました。

 

会場は、東金市「妙宣寺」さま。

日蓮宗大荒行堂の1日を再現した、当行事。

本年度は、世情を鑑み檀信徒の参拝を遠慮させていただき、開催に至りました。

 

ちなみに、本年度の日蓮宗大荒行堂は開設されないことが決定しました。

やはりコロナ禍、仕方ないとはいえ前代未聞のことです。


(↑動画は、過去のものです)

 

この日は、8時半の開堂式に始まり、9時~13時まで1時間おきの水行を。

14時からは放生会を執り行い、16時の閉堂式まで、読経三昧でした。

→放生会(ほうじょうえ)とは

 

例年になく(と言ったら怒られますが)ストイックな一日。

疲れが翌々日まで残ったのは、年齢のせい・・・だけではないと信じます。

 

そして、昨日(10月23日)は、多古町の本山「日本寺」さまへ。

奠師法縁の縁祖、妙心院日奠上人の御祥月忌法要に、出仕させていただきました。

→法縁(ほうえん)とは

本来、千葉県奠師法縁では、この日に150名が集う全国大会を予定。

 

このコロナ禍、大会は叶いませんでしたが・・・

全国の法縁役員・千葉県の法縁各聖が、法要を執り行いました。

 

・・・季節は、収穫の秋。

採れたは採れましたが、数は今ひとつ、いや今ふたつくらいでしょうか。

しかしながら、過去イチのBIGサイズ柘榴(ザクロ)でした。

 

早速、鬼子母神堂の尊神さまへ、お供え。

→なぜ鬼子母神さまには柘榴(ザクロ)をお供えするのか

・・・改めて書きますと、徐々に各種行事も増え始めましたね。

行事報告で、記事が一杯になってしまいました。

 

月イチBlog、脱却の兆しか・・・否か。

以上・・・今年、秋花粉症の住職が、お送りしました。

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