近頃の若いモンは
先日(4月17日)、日蓮宗千葉県東部青年会の主催による・・・
「報恩読誦会」に、参加して参りました。
我が日蓮宗の中にも、いくつもの組織がありますが・・・
(名称からご推察の通り)唯一、年齢制限のある組織が青年会。
午前中に、千葉市「本休寺」さま(↑)へ。
さらに午後からは、香取市「真浄寺」さま(↓)へ。
本年度、定年退会される、2名の先輩のご自坊にて・・・
報恩感謝の読経、記念品の贈呈をさせていただきました。
真浄寺さまでは、引き続き場所をお借りして「通常総会」を。
前年度の「活動報告・決算承認」や、今年度の「活動計画・予算承認」など・・・
また今回は、議案のひとつとして、新年度役員人事の承認も。
私も(2年間務めさせていただいた)事務局長の任を・・・
何とか、バトンタッチすることが出来ました。
・・・思えば、私の青年会活動は、今年度で14年目。
当時、新兵の登竜門的役職がありまして・・・
「〇〇幹事、やってほしいんだけど、、、」と、先輩からの電話。
確か、右も左も分からない、2年目の時でしたから・・・
激しく動揺したのを、今でも覚えています。
さて。
青年会に限らず、日蓮宗の寺院・僧侶として活動する上で・・・
様々な組織があり、(私自身)複数の団体に籍を置き、活動しています。
実際、こういった活動に実入りは無く、労力と時間を削られます。
もちろん、経験や学びが「プライスレス」と言えば、聞こえが良いですが。
嫌がるのも、理解できます。
でも、皆んな通ってきたのも事実。
今回、新役員人事の選定に関しても、ご想像の通り・・・
業を煮やす方々の姿も、ありました。
・・・信行道場では、(毎日のように)この言葉を耳にします。
「給仕第一・行法第二・学解第三」と。
【信行道場:日蓮宗の僧侶(教師)となるための、必須修行】
つまり、修行や勉強より重んじられるのが、お給仕。
「させていただく」という心構えが、最も大事だということ。
もう、この言葉に尽きると思っています。
個人的には、「誘われるうちが華」かな。
「近頃の若いモンは」という言葉の、歴史は古く・・・
5千年前のピラミッドの壁画にも、そんな象形文字があるんだとか。
我々も、言われてきたし、今でも言われてるんでしょう。
そして、言い始めてきたし、言い続けていくのでしょう。
まったく、しょうがねぇな。。。