団参

「お坊さんって、普段何やってんの?」

・・・なんて質問を、たびたび頂戴します。

 

「何やってるの、って・・・俺、何やってんだろ。。。」

・・・というのが、正直なところですが(-_-;)

 

とりあえず、最近のことを書きます。

 

まず、結構前(11月26日)のことになってしまいましたが・・・

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師匠のお寺「浄国寺」に、「団参(だんさん)」がございました。

「団参」とは、“団体参拝”の略。

 

いわゆる旅行会社“ツアー”の、パンフレットを見ますと・・・

「〇〇寺参拝」なんて、書いてある企画がありますよね。

 

実態って、そのお寺にとりあえず行くだけですよね。

まぁ、良くて本堂前で(個人的に)賽銭でも投げて、手ぇ合わすくらい。

 

「それで良い」って人も、いるんでしょうが・・・
(どうしても行きたくて、行ってる人ばかりじゃないでしょうから)

私から言わせたら、「もったいない」の一言。

 

(お寺に申し込んで)神仏にお目にかかり、読経の中で合掌・焼香させていただくことで・・・

・・・と説明するより、やはり“体感”していただいた方が、話が早い。

 

お寺の“縁起(歴史)や法話・諸堂案内”をしてくれる場合も多々ございますので。

本当の意味での“参拝”をしていただくのが、おススメです。

 

しかしながら、“初心者”には敷居が高いと感じるかもしれません。

何しろ、勝手が分かりませんからね。

 

そんな方は、お寺が企画するような「団参」に申し込むのが、手っ取り早いですよ。

ちなみに、うち(宗勝寺)の場合、隔年で「団参」の計画をしています。

 

今回いらっしゃったのは、「多摩青桐法華和讃の会」ご一行さま。

都内のお寺が主体となって、結成された会だそうで。

 

参拝後は、「佐原の古い町並み探索(観光)」に、お出かけになるのが“通例”。

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「浄国寺」は、一般寺院。

(本山のような)“歴史・文化財・見どころ”が何もない訳です。

 

それでも時折、こうした「団参」にお越しいただくことは、有り難く、また恐縮でもあります。

地元に、助けられているのかもしれませんね。

 

「うちで一番古いのが“山門”でございまして。次に古いのが、うちの“女房”です。。。」

・・・という、住職の鉄板ネタも、“通例”となっております(-_-;)

 

あ、「団参」だけで、書き切ってしまいました。

書きたいことはありますが、中々書く時間が取れません。

 

・・・また、近いうちに。