区切り
昨日(3月11日)は、「あの日」から丸6年。
我が千葉県東部管区も、ある意味被災地域。
実際、十数名の死者・行方不明者がいらっしゃいます。
あれほどの、震災でしたから・・・
上を見ても下を見ても、キリがないのかもしれません。
我々が、どんなに心を寄せたところで・・・
人の心の内を完全に読み取ることは、出来ないかのもしれません。
しかしながら、ひとりひとりが自分の出来ることを行う。
それが素晴らしい…というのではなく、それしかないと思うのです。
私は、檀信徒研修会「東日本大震災第七回忌法要」に・・・
スタッフとして、参加してまいりました。
日蓮宗千葉県東部宗務所・檀信徒協議会、共催による当行事は・・・
800名収容の、多古町文化ホールにて開催。
【和讃奉納・講演・第七回忌法要・(少年少女の)合唱】
・・・の4つが、主なプログラム。
七回忌のご供養のため、「経木塔婆」建立者を募り・・・
画像のように、約1,000基もの建立を賜りました。
(供養料は、全額寄付金となります)
法要では、30名以上の僧侶とともに供養の誠を捧げ・・・
復興祈願のご祈祷も、併せて厳修されました。
上記、「丸6年で七回忌」という記述の通り・・・
故人は、昔ながらの「数え」で年を重ねていきます。
お亡くなりになって、丸1年の「一周忌」・・・
下ひとケタに「3・7」の付く年を、(簡単に言えば)「区切り」と考えます。
(3回忌・7回忌・13回忌・17回忌・23回忌・・・)
もちろん、故人の「祥月命日」は、毎年やってくる訳ですが・・・
区切りの年には法要などを行い、ご供養を行うことが一般的。
(年回忌法要・年忌法要といいます)
・・・余談ですが「命日」について、まとめます。
☆祥月命日(しょうつきめいにち):歿月日(例:3月11日 歿)
☆命日(めいにち):歿日(例:毎月11日)
☆月命日(つきめいにち):祥月命日以外の命日
さて。
先日、私の実家に・・・
(息子と比べても)かなりコンパクトなお墓が、完成。
14年前、ここに我が家の愛犬が埋葬されました。
私が大学生の頃でしたから、死に目には会えず仕舞い。
当時は、ペット供養墓「追想墓」も未建立のため・・・
実家の庭先に、埋葬した訳ですが。
ちなみに、「PONY」と、命名されたはずでしたが・・・
両親的には「ポニ」だったらしく、墓石にも彫刻が。。。
やはり、こうしてご供養も形になると、気持ちに区切りがつくものです。