中古品
宗勝寺では“毎月1日 午後2時”より、「題目講(だいもくこう)」という行事を行っております。
平たく言えば、ご一緒に“お経・お題目”をお唱えする行事。
「お経なんて、読めるかしら?」という、初めての方でも大丈夫。
丁寧にお教えしますし、参加の皆さん、どなたでも読めるようになります。
最後には住職の“法話”もございまして、この日のために、私も勉強させていただいております。
この「題目講」、何度か“解散”の危機を迎えたこともありました。
“紆余曲折”ありまして、今に至ります。
・・・というか、「最後のひとりになろうとも、続けてやろうじゃねぇか」と。
そう、私が腹を括っている行事でもあるのです。
とにかく、(常に)参加者募集中です!
ちなみに、終了後には“茶話会”あり(^^)
そんな、宗勝寺に最低でも“月イチ”通いする皆さんですが。
それでも中々、お気付きにならなかったほど、周囲に溶け込んでいたのは・・・
・・・こちら。
宗勝寺ペット供養墓「追想墓」を望む、景色ですが・・・
以前の状態(上記画像)と見比べれば、お分かりでしょうか?
現在、師匠のお寺「浄国寺」では・・・
“外塀”の、改修工事中。
改修前の外塀の一部分に設置されていた、“目隠しフェンス”。
「廃棄」って言うんで、「くれよ」っつー訳で・・・
実はこのフェンス、「中古品」(しかも、タダ)。
ですから・・・
ちょっと“寸足らず”なのは、ご愛敬(-。-)y-゜゜゜
(間近で見れば“粗”が見えますが)“洗浄”してしっかり施工されてますので、上等ですよ。
むしろ、良い感じにヤレてるせいか、周囲に溶け込み過ぎて、中々気付かれないのです。
まぁ、「貧乏臭せぇ」と仰る方も、いらっしゃるかもしれません。
しかしながら現実として、資金繰りが“潤沢”なお寺なんて、そう多くありません。
・・・私の祖父母が、相次いで亡くなった際。
隠居して2人で住んでいた家は、“空家”になりました。
“築10年”にして、当時“4年間”の無人。
外見こそ綺麗そのものでしたが、内部の“荒廃”は想像を超えてましたね。
「え、こんなになっちゃうの?」って感じ。
皆さんが、久しぶりの場所にお出かけの際、こう思ったことはありませんか?
「あぁ、ここはいつ来ても変わらないね」と。
「変化が無い」状態に保つのって、相当の努力なんですよ。
状況が“好転”してるとしたら、それはもう凄いこと。
できることを、できる範囲で。
最低限の投資にて、最大限の成果をあげられるよう、日々邁進いたします。