人に相談したら、その人の言う通りにしなければいけない
5月のスタートは、今年も朝6時半より。
寺宿区主催による「三峯(みつみね)神社例祭」にて、ご祈祷仕りました。
当地区に、火災が相次いだ際・・・
(火除けの霊験が顕著な)三峯神社の本社(埼玉県)より分祀。
当地所、師匠のお寺「浄国寺」内というご縁を頂戴し・・・
今日に至るまで、法味を言上している次第です。
浄国寺の、話ついでと言っちゃ・・・アレですが。
先日まで山門を覆っていた足場が、ようやく取れました。
実は、年始の(地元ではレアな)大雪により、瓦の一部が損壊。
修理は・・・結構かかりましたね。
何が、かかったって??
そりゃ、時間(3ヶ月くらい?)とお金・・・一番は、手間でしょうか。
既存デザイン(↑)をベースに、新規複製制作(↓)していく訳ですから。
屋根全体の、チェック・補修もしていただきました。
いや、でもこれ・・・言わなきゃ誰も、気付かないでしょう。。。
お寺に関わらず、団体・組織にとって・・・
その管理・運営に関しては、当然誰かが判断をしていく訳ですが。
改善という名のもとに、変えていくもの、いかなければならないもの。
反対に、保ち続けていくもの、守っていかなければならないもの。
・・・私が宗勝寺の住職となって、早15年目となりますが。
当初、岐路に立たされた時、師匠のところに伺ったんですね。
相談・・・というか、判断を委ねるというか。
その時、言われた言葉です。
「人に相談したら、その人の言う通りにしなければいけない」と。
確かに、自分の返答と相反する行動をされたら・・・
アレは何だったんだ、となりますしね。
自分の中で答えが決まっていて、後押しされたいだけとか・・・
アンケート紛いのことをさせたりとか・・・そんなのは、失礼じゃないかと。
5月5日、次男が端午の初節句を、無事に迎えました。
・・・息子たちが成長して後、私は口を出さずにいられるのでしょうか。
黙って見守るということが、どれだけ難しく大変なことなのか。
自分で決めれば、自分の成功も失敗も、自分のせい。
成功は自信になるし、失敗は反省と糧になる。
客観的に見れば、口を出すことが、単なる支配欲だって分かるんですけどね。
当然かもしれませんが、今の息子たちには、時期尚早ですから。
子離れというものは、放置することかもしれません。