唱題行脚
“最近のことシリーズ”、最後を飾りますのは・・・
12月2日に開催されました、歳末助け合い「唱題行脚(しょうだいあんぎゃ)」です。
“日蓮宗千葉県東部宗務所”主催にて、毎年開催される行事。
「唱題行脚」とは、画像のように“うちわ太鼓”を叩きながら・・・
お題目「南無妙法蓮華経」をお唱えし、街頭を歩くご修行のこと。
この日は、匝瑳市「顕妙寺」さまを、出発。
道中、市内の「円充寺」さまや・・・
「金蓮寺」さまにお参りしながら、山道を上り下りすること“2時間半”。
檀信徒の皆さんの参加もあり、総勢100名近い方が、これに参加されました。
・・・で、「何で、こんなことやってんの?」って話ですが。
色々な意味があると思いますが、私が一番思うのは・・・
「お題目(南無妙法蓮華経)との“ご縁”を、結んでいただくため」かと。
こうして、行列を組んで太鼓を叩いて、となれば・・・
それはもう、“目立つ”訳ですね。
それに対し、知識と理解をもって、手を合わせてくださる方もいらっしゃる。
また、「何だろう?」と、不思議そうに見ている方もいらっしゃる。
“見て見ぬ振り”をする方も、いらっしゃる訳です。
私たちや、そういった方たち、すべてひっくるめて・・・
お題目との“ご縁”を、結ぶことができた訳です。
仮に、私たちの行動を妨害したりした方がいらっしゃったとしても、同じこと。
それだけ、お題目は“尊い”ということなのです。
・・・嫌な世の中に、なりまして。
“朝勤(ちょうごん:毎朝お経をあげること)”に対し、近隣住民から・・・
「うるせぇから、やめろ」と“苦情”がある、なんて話を聞いたことがあります。
(数百年も)昔から、同じ場所で同じことしてる訳で。
「(勝手に)近隣に住んできて、何を・・・」と、私は思いますが・・・
「地域の和融を考えて、朝勤開始時間を遅らせた」なんて話も、耳にします。
うち(宗勝寺)も、周りはすべて“住宅地”なんですよね。
そのほとんどが、“檀家さん”のお宅ではありませんが・・・
“苦情”が来たことは、一度もございません。
ただ。
ご近所さんから、「毎日同じ時刻に始まるから、いつも凄いねぇ。。。」
・・・って、私を同じ時刻に起こすのは、“電波時計”な訳で(-_-;)
「今朝、お勤め始まるの遅かったべー!会社に遅れそうになっちったよぉ。。。」
・・・って、やっぱり朝勤を“目覚まし時計”代わりにしていたヤツも(-_-;)
そんな訳で、現在は・・・
朝勤開始時間を、(敢えて)毎日少しずつ“ずらす”ようにしています。
それは、私が“プレッシャー”から逃れるためではなく・・・
人に頼らない、ライフスタイルの推進。
・・・つまり、私の“優しさ”だと、思ってください(-。-)y-゜゜゜