心機一転
明日(2月3日)は、“節分”ですね。
本来の“節分”は、年に4回。
「季“節”を“分”ける」との通り、“立春・立夏・立秋・立冬”の前日のこと。
“暦(こよみ)”の上では、この時季が“年の切り替え”。
つまり、立春をもって“新年”とする訳ですから・・・
ある意味、明日(2月3日)は“大晦日”とも取れるのです。
旧年の“厄・災難”を、祓い清めるために行われていた・・・
「追儺(ついな)」という行事が、現在の“(いわゆる)節分行事”の大元。
・・・それにしても、ついこないだ「年が明けた」と思ったところなのに。
このペースでいけば、10カ月後には・・・
「いやぁ、今年もアッという間だったな。。。」
・・・なんて言ってしまいそうな自分がいて、恐ろしいです。
5歳児の1年は、人生の“5分の1”。
50歳の方の1年は、人生の“50分の1”。
「歳を重ねれば重ねるほど、時の流れを速く感じる」という理論を・・・
“ジャネの法則”と、言うそうな。
しかしながら・・・
1年ではなく、“1日”という時間単位で考えれば。
子どもは、「帰りたくない/もっと遊びたい」などと言い・・・
大人は、「まだこんな時間か/暇だ」などと言う。
つまり、明らかに子どもの方が、(1日単位では)時の流れを速く感じている訳で・・・
それは、子どもの方が「未経験・新鮮」な体験をしているからに、他ならないのかと。
じゃあ、「“子どもの時間単位”で、歳を重ねて行ってやろうじゃねぇか」と。
「“未経験・新鮮”な毎日を、過ごしてやろうじゃねぇか」と。
・・・そんな訳で?
本来の意味での“新年”を迎えようとしている、この時季・・・
ここで、“新たな一歩”を踏み出すというのも、中々良いのではないでしょうか。
「なんか、正月は“バタバタ”してるうちに、終わっちゃったな。。。」
・・・なんて方(私もそうですが)は、特に。
そんな、うち(宗勝寺)ですが。
昨日(2月1日)の、「題目講」では・・・
“座布団カバー”を新調し、「心機一転」お出迎えさせていただき・・・
外を見れば・・・
本日(2月2日)より、「鬼子母神堂」の“(プチ)改修工事”も、始めさせていただきました。
“260年”以上前の建物ですから、労(いた)わってやらないと。
「心機一転」の積み重ねが、より良い環境をつくると信じ・・・
今年も、突っ走ってまいります!