忙しい
「〇〇日の△△が終われば、“一段落”だからさ!」
「ゴメン、××日に◇◇の予定が入っちゃった。。。」
・・・ってのを、繰り返し。
いつの間にやら、境内の“梅”の花も、満開となってしまいました。
同業(僧侶)の、皆さん・・・
・・・ご家庭は、“円満”ですか??
「寺ってのは、そんなもんだ」
「今時、週休二日なんて、公務員と学生くらいだ」
「仕事があるうちが、華だ」
・・・なんて、(我々の業界では)よく聞く言葉だったりします。
法務は、“先約優先”が当たり前ですが。
それが、“プライベート”と天秤に掛けられた際は・・・
恐らく、(ほとんどのケースで)“法務”が優先されてしまうのではないでしょうか。
冒頭の発言だって、「嘘つき」と言われれば・・・
返す言葉も、無く。
私の両親は、私が幼少の頃・・・
プライベートな“お出かけ”の際は、当日まで私に“秘密”にしていたそうな。
大人ならともかく、子どもには(いわゆる冒頭の“ウソ”は)理解できませんから。
さて。
こんなことを書きますと、私が「忙しい」のかと思われてしまいますが・・・
(決して)そんなことは、ございません。
食事も睡眠も、概ねきちんと取れていますし・・・
精神的な平穏も、保っていますから。
私は、人の性格に口を出せるほど、人間が出来ていませんが・・・
自分自身、確信が持てる“アドバイス”として申し上げるなら。
「忙しい」と、口に出さない方が良い。
「忙しい」とは、「心を亡くす」と書きますから・・・
物事に追われ、心の余裕を消し、人が離れ、すべてが中途半端になる。
・・・なんて、使い古されたような“理屈”の話ではありません。
私個人の感じ方かもしれませんが、「忙しい、忙しい。。。」という人は・・・
概ね、仕事が遅いだけ。
もしくは、段取りが悪い。
または、だらしない。
じゃ、「“忙しい”って言わなきゃ、仕事が早くなるのかよ」と、言われれば・・・
・・・もちろん、早くなりますよ。
少なくとも、「忙しい」と発言した分の時間は、詰められます。
古来、日本には“言霊(ことだま)”といい・・・
言葉に、“霊的な力”が宿るとされてきました。
自分の発言ひとつで、人が喜んだり、怒ったり。
そう考えれば、言葉にどれだけの力があるか、お分かりかと思いますし・・・
それは、自分に対しても同じことだと思います。
言葉に、“霊的な力”が宿ると信じ・・・
それが、“真実”となることを祈念して申し上げます。
「3月中旬になれば、“一段落”だからさ!」