声
昨日(6月24日)、多古町「妙興寺」さまにて・・・
“千葉県東部修法師会”の、研修会(読誦会)に参加して参りました。
(↓動画は、一昨年のものです。。。)
「妙法蓮華経法師品第十」には、経典を用いた仏道修行の方法として・・・
“五種法師(ごしゅほっし)”が、説かれます。
「受持:じゅじ」 (妙法蓮華経を)深く信じ、信仰を持ち続けること
「読:どく」 (妙法蓮華経を)読むこと
「誦:じゅ」 (妙法蓮華経を)繰り返し、そらんじること
「解説:げせつ」 (妙法蓮華経を)人に説くこと
「書写:しょしゃ」 (妙法蓮華経を)書き写すこと
以上、“五種類”の修行法によって・・・
心身が、“清浄”になると言われています。
・・・という、理屈は理屈として。
かの「ブルース=リー」は、劇中に於いて・・・
「考えるな、感じろ。。。」と、仰った。
堂内が、お経の「声」で溢れる、あの“空気感”といったら。
私が昔、とあるお上人から言われた・・・
「坊主は、銭にならねーお経読んで、ナンボ。。。」
・・・ってのが、ようやく“しっくり”きだした、今日この頃。
僧侶になって、14年目。
業界全体から見たら、私はまだ「ペーペー」です。。。
私は、ご法事などの際、必ず・・・
「ご一緒に、“お題目(南無妙法蓮華経)”を、お唱えください。。。」
・・・と、促すことを行っています。
懸命にお唱えする方や、「ボソボソ」お唱えする方。
全く「声」を出さない方や、いわゆる“口パク”の方。
「俺は、“声”に出さなくても心で唱えてる。。。」
・・・なんて、仰る方もいるでしょう。
(使い古しの言葉ですが)「叶う」という字は、「口へんに十」と書きますから・・・
(思っているよりも)10回、口にすれば(願いが叶う)なんて。
よくよく考えれば、私も様々な“会議”に、出席しますが・・・
「声」に出す人って、ほとんどいないような。
日本(民主主義)の議決が、“多数決”だからでしょうか??
つまり、発言しない方が“都合が良い”的な。
「意見がある方は、“挙手”にて。。。」
・・・って形式が、悪いんですかね。
会議中に黙りこくってるヤツが、終了後に「ベラベラ」しゃべりだして。
でも実は、その時の会話の方が、核心を突いてたりする訳で。
・・・さて、これから“法務”です。
懸命に、「声」を出してまいります。。。