ファミリービジネス
先日の予告通り、檀信徒研修会「知恩報恩」が・・・
多古町文化ホールにて開催され、スタッフとして参加してまいりました。
下記画像は、開会式の後に厳修された、“御報恩法要”の様子。
参加者(約500名)に対し、“ご祈祷”も行われ・・・
法要終了後には、“高座説教”を拝聴。
閉会セレモニーとして、少年少女有志による“合唱”と・・・
・・・参加の皆さまは、有意義な一日を過ごすことが出来たのではないでしょうか。
ちなみに・・・
うちのアレも、“出店依頼(?)”をいただきまして。
(料金は、すべて寄付させていただきました。。。)
・・・さて。
先日、テレビを見ていますと、いわゆる“お家騒動”。
「“〇〇家具”の、株主総会が行われ。。。」
・・・と、その決着が報道されたことは、皆さんもご存知のことかと。
「家族で揉めるなんて、悲惨だねぇ。。。」
・・・なんて、他人事では済まされません。
“同族経営・世襲制”の企業を、「ファミリービジネス」なんて言いますが・・・
一説によれば、世界の企業数の“約7割”は「ファミリービジネス」で。
さらに言えば、日本の「ファミリービジネス」の割合は・・・
なんと、“95パーセント”というから、驚きです。
僧侶の“婚姻”が正式に認められた、明治時代以降・・・
お寺の「ファミリービジネス」率は、きっと“超高確率”でしょう。
まぁ、どうでも良いんですけどね。
そんなことよりも、(お寺に関して)恐ろしいのは・・・
“完全家族経営”とも言うべき、外部遮断型の経営体制の、割合の高さ。
(うちも、まったくその通りですが。。。)
また、輪をかけて恐ろしいのが・・・
有資格者に対する、“経営者”の割合の高さでしょう。
こと“経営”に関しては、(我々の業界)勉強不足は否めず・・・
「経営=金儲け=恥ずかしいこと」
・・・という図式も、拭いきれていないのが、現状かもしれません。
話は、逸れましたが。
“完全家族経営”の、我々にとっては・・・
出来ることと、出来ないこと。
やりたいけど、出来ないこと。
皆んなでやれば、出来ること。
・・・と、様々なケースが、ございます。
上記(檀信徒研修会「知恩報恩」)のようなことも・・・
全てのお寺が、各お寺単位で出来ることではありません。
“見せる”ことは容易くても、“魅せる”ことは難しいのです。