大反響

本日(2月12日)は、初甲子(はつきのえね)の日。

【“甲子”は、大黒さま(大黒天)のご縁日です。。。】

 

匝瑳市「長福寺」さまの“大黒祭”に、出仕させていただきました。

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大勢の檀信徒の皆さまが、ご自宅に勧請された“大黒さま”を、お持ちになり・・・

読経の中、ご住職の手によって尊像の“沐浴”。

 

一年間の汚れが清められた大黒さまを前に、ご祈祷させていただき・・・

法要終了後には“福引き”や宴席も設けられました。

 

・・・こうした行事や会議など、同業の皆さまと顔を合わせた際。

 

この頃、よく尋ねられることと言えば・・・

「反響は、どう??」ってやつ。

 

そう、アレのことなのですが。

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「交通安全のご祈祷が、殺到した」とか・・・

宗勝寺 郵送祈願の依頼が、爆発的に増えた」とか・・・

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・・・そんな劇的な変化は、特にございません。。。

 

さて。

 

先般お知らせしましたように、現在は年頭のお経廻り中。

「コミュニケーション第一」をモットーに、お参りさせていただいております。

 

・・・すると、意外なほどにこの話題が出る訳ですよ。

(確かに、年中行事の際にご報告はしましたが。。。)

 

そっち系には、あまり興味が無いであろう“ご婦人”が、雑誌を購入していたり・・・

「買いに行ったら、売り切れてた」なんて仰ってた方も、3名ほど。

 

(お互いに)車好きが発覚し、話が弾みすぎるほどに弾んだり。

S54Bある方は、帰り際に「これ、持ってけよ!」なんて・・・

有り難くも、“S54B(分かる人には分かる。。。)”の、ステアリングを。

 

早速、ピカピカに磨いて、寺務所の壁に飾らせていただきましたが・・・

(事務作業中も、テンション上がるわ。。。)

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・・・そういった意味からすれば、(私の中では)「大反響」でした。

 

本日は、上記出仕事業のため、年頭のお経廻りは、お休みさせていただきましたが・・・

明日より、(残り半分の件数)お参りを再開させていただきます。

 

部屋を暖めてお待ちいただき、ありがとうございます。

ご一緒に、“お経・お題目”をお唱えいただき、ありがとうございます。

読経後、お茶を淹れていただき、ありがとうございます。

 

毎年のことながら、感謝に堪えません。

また、佳品をご奉納賜ること、恐悦至極に存じます。

 

農業を営む方からの、“新鮮野菜”など・・・

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その味(と、香り)を、堪能させていただきました。

 

毎日、楽しく生きて・・・

いや、生かされていますね。

 

ありがとうございます。。。

新たな一歩

2月に入って初めての“午の日”のことを、「初午(はつうま)」と言います。

 

平成28年の初午は、昨日(2月6日)でしたが・・・

初午は、お稲荷さん(稲荷大明神)の“ご縁日”。

 

縁日とは、神仏と縁(ゆかり)のある日のことで・・・

この日にお参りすれば、“普段以上のご利益”をいただける、と。

 

奈良時代の初午に、(稲荷社の本社である)京都の伏見稲荷大社にて・・・

“稲荷大明神”が鎮座されたことから、という故事に由来されます。

 

この日、師匠のお寺「浄国寺」では、先般の予告通り・・・

「豊田岡田稲荷大明神大祭」が、厳修されました。

 

前日までに、境内も・・・

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皆さまからの“奉納旗”によって、荘厳され。

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また、寒空の下・・・

約60名の檀信徒の皆さまの、お参りをいただき。

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無事この大祭を厳修できましたこと、厚く御礼申し上げます。

 

さて。

 

この大祭が、一度は“廃れた”行事であり・・・

この日を以て“復活”に至った経緯も、先達て書かせていただきました。

 

終わってしまえば、何てことはありませんが・・・

やはり通常の考え方で言えば、復活に至るまでの道のりは、険しいですね。

 

廃れるには、廃れるだけの“原因”がある訳ですし・・・

同じ失敗は、繰り返さない方が良いに決まっています。

 

「新たな一歩」を踏み出すのは、素晴らしいことだとは分かっていても・・・

そのままでいたい、という心を隠し切れないのは、誰もが同じではないでしょうか。

 

“65才”からレストラン(ケンタッキーフライドチキンの前身)を始めた、彼しかり。

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“55才”から日本地図の測量を開始した、彼しかり。

(伊能忠敬は、地元(千葉県香取市)の偉人です。。。)

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「何かを始めるのに、遅すぎることはない」なんて、使い古しの言葉はどうでも良いんです。

 

新しいことを始める事は良いことか、と尋ねられれば・・・

100%、そうとは言い切れませんし。

 

ただ、個人的には「新たな一歩」が、大好きなんですよね。。。

 

(12月31日の)大晦日を経て、(1月1日)の正月を迎える。

節分で今年が終わり、立春から今年が始まる。

春節(旧暦正月)より、今年の始まり。

 

「どれが正しいの?」ではなく、どれも正しいんです。

今年に入って、世の中は既にこれだけの“きっかけ”を、与えてくれています。

 

冷たい言い方にはなりますが・・・

あなたがあなたなりの方法で、踏み出す時を決めるしかないのです。

 

【追伸】

春節(今年は明日、2月8日)より、宗勝寺では・・・

年頭のお経廻りに、お伺いさせていただいております。

 

該当の檀信徒の皆さま、よろしくお願いいたします。。。

笑顔

「一月は行く」なんて、言われますが・・・

やはり、あっという間に2月になってしまいました。

 

1日には、今年最初の“題目講”を、無事に終え・・・IMG_1684

3日には、多古町「妙光寺」さまの“節分会”に、出仕させていただきました。

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その文字が示す通り、「冬 / 春」の分かれ目を表す“節分”。

 

暦の上では、本日(2月4日)の“立春”をもって、新たな年が始まる訳で・・・

ある意味「節分 = 大晦日」とも、言えるのです。

 

「終わり良ければ、すべて良し」なんて、言いますが・・・

この節分に、旧年中の“災厄”を祓うことが、大切とも言えます。

 

“年男・年女”の皆さまに、ご祈祷させていただき・・・

境内に設置された舞台にて、“豆まき”が行われました。

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それにしても、皆さんの楽しそうな顔。

(敢えて画像加工してませんので、不都合があればご連絡ください。。。)

 

さて。

 

“須佐之男命(すさのおのみこと)”は、姉の“天照大神(あまてらすおおみかみ)”に、幾度も嫌がらせをし・・・

その結果、天照大神の侍女の命を奪うことになります。

 

これを鑑み、(太陽の神である)天照大神は“岩戸”の中に引きこもり・・・

天地は、闇に包まれました。

 

困った神々は、天照大神を引っぱり出すため、岩戸の外でお祭り騒ぎを始め・・・

最終的には、好奇心にかられた天照大神は外に出ることとなり、世の中に光が戻った、と。

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・・・これは、かの有名な“古事記”より、「天岩戸(あまのいわと)」の話。

(かなり掻い摘んでいるため、多少の語弊はあるかもしれませんが。。。)

 

天照大神は、なぜ岩戸から覗いてしまうほどに、気になったのでしょうか。

 

岩戸の外では、神々が様々な手段を講じる様子が、書かれていますが・・・

その引き金となったのは、「八百万(やおよろず)の神が、一斉に笑った」ことにあります。

 

人間も神さまも、「笑い声(笑顔)」には勝てません。

無条件に、引き寄せられてしまうんです。

 

私は、(仮に)現在勢いがあるもの(組織・団体・活動 etc.)でも・・・

そこに「笑顔」無きものなら、行く末は無いと思っています。

 

逆に言えば、「笑顔」があるものは、決して消滅しないと思いますし・・・

そんな場所こそ、人は集まるものだ、と。

 

もちろん、「笑顔」を出すべきではないような場であっても・・・

その後振り返ってみれば、その経験があってこそ「笑顔」になれる、ということもあるはずです。

 

やっぱり、楽しくなくちゃね。

楽しくないことの中で楽しさを見つける、という楽しさもありますしね。

マーフィーの法則

昨日(1月29日)、多古町の本山「日本寺」さまにて「交通安全祈願祭」が行われ・・・

“日蓮宗千葉県東部修法師会”の会員として、出仕して参りました。

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多古町交通安全対策協議会・多古町交通安全協会“共催”によります、この行事。

 

昨年、当管内においての交通事故物故者の“追悼・供養”に併せ・・・

“交通安全祈願”の法要が、行われました。

 

さて。

 

この日、出仕者の控室にて、ある方が・・・

「この行事の時って、いつも雨(or 雪)だよな。。。」なんて。

(やっぱり今年も、雨でした)

 

・・・あなたの周りにも、いわゆる“雨男(雨女)”がいらっしゃるでしょう。

もしくは、あなた自身、ってパターンも。

 

実は、統計上(日本の場合)なんと1年間に100日以上は、雨だそうで。

つまり、3回外出すれば、1回は雨に遭遇すると。

 

人というものは、普段と変わらないものを目にした時は、気にも留めず・・・

特に「嫌だなぁ。。。」と感じるようなことは、記憶に留めてしまうんだとか。

 

一般論として言えば“お足元が悪い”ことは、良いことではないでしょうし・・・

10回中、3回もそれに遭遇すれば、「クソッ。。。」と思ってしまう訳です。

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「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」

・・・なんて例が有名な、「マーフィーの法則(Murphy’s law)」。

 

“雨男(雨女)”でお悩みの方には、怒りを買うかもしれませんが・・・

所詮、この部類に入るようなものなのでしょう。

 

「自分が並んだレジは、いつも遅い」とか。

「デスクのお茶は、いつも重要な書類の方向へこぼれる」とか。

「USB端子を差し込むと、いつも逆さま」とか。

 

クルマ好きの、私としては・・・

「洗車すると、雨が降る」とか「整備工場に持ってくと、調子が良くなる」

・・・なんてのに、「あるある。。。」なのでした。

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地元(千葉県香取市)では、明日(1月31日)までこのようなイベント中。

 

けたたましく鳴り響く“汽笛”の音に驚き、外に出ますと・・・

かの有名な、SL「D51」が。

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うち(宗勝寺)は、線路に面しているため・・・

iPhoneですら、このような写真が撮れた訳ですが。

 

線路の向こう側には、カメラマンが大勢陣取っていて、ビックリ。

「あいつ、特等席だな」的な眼差しが、痛い。。。

(車掌さん(?)に手まで降っていただきました。。。)

 

「マーフィーの法則」的に、言えば・・・

「D51来た瞬間に、(カメラ)バッテリー切れ」ってやつでしょうか。

準備

師匠のお寺「浄国寺」では、来る2月6日(土)に・・・

「豊田岡田 夫婦稲荷大明神大祭」を、厳修致します。

 

以前、このような姿で参道脇にお祀りされていた、“お稲荷さん”が・・・

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このように“改修”され、「遷座式(せんざしき)」が行われたのが、昨年6月のこと。

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時代の流れとともに“紆余曲折”を経て、現在の形に落ち着いたという・・・

“事の顛末”は、以前書かせていただきました。

→ 「紆余曲折を経た、事の顛末」

 

お陰さまを以て、どうやら久々にこの「豊田岡田 稲荷大明神大祭」の・・・

“復活”に、辿りつくことが出来るようです。

 

改修工事を終えた際、数名の方からは・・・

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「何だか、“手すり”に掴まりにくいねぇ。。。」なんて。

 

確かに、通路に比べて幅広で低めのポジションの“手すり”は・・・

やはり、“手すり”ではなく。

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「奉納旗」を固定するための、“土台”なのでした。

 

本日、約50基ほど(本日までの申し込み分)を、染筆させていただきましたが・・・

多くの方が、この大祭のためにお稲荷さんを“荘厳”して下ること、頭が下がります。

 

当日お出でになる、檀信徒の皆さまにとっても・・・

また、お稲荷さんにとっても、佳き一日であるよう、「準備」を進めていく次第です。

 

かの「第16代アメリカ合衆国大統領 リンカーン」は・・・

「もし8時間、木を切る時間を与えられたら、そのうち6時間を、斧を研ぐのに使うだろう」

・・・と、仰ったそうな。

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さて。

 

先日、しばらくぶりに“甥っ子(約2才)”に会った時のこと。

私を見るや否や、「怖い。。。」と。

 

考えるに、年末のこと。

甥っ子と、“追いかけっこ”をして遊んだ訳ですが。

 

その際、「怖い、怖い。。。」と逃げてはいましたし・・・

確かに、私が“キ〇ガイ”じみた追いかけ方をしたのも、事実だったりします。

 

聞けば、その後・・・

甥っ子が、言うことを聞かない際。

 

「(私の名前)が、来るよ!」

「嫌だ、怖い。。。」

・・・なんて件(くだり)が、あったとか無かったとか。

 

最大限に“ポジティブ”に、考えれば・・・

私は、“畏敬の念”を抱かれる存在と、相成りました。

 

そんな訳で(?)、私この度、来る“節分(2月3日)”に向け・・・

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鬼の“マスク”を、ネットにて注文。

 

もしかしたら、この“節分”を以て・・・

私は本当に、嫌われてしまうかもしれません。

 

でも、何なんでしょう。

この、ワクワクは。

 

甥っ子に、日本の伝統文化を教授する「準備」も、万端ということです。。。

背徳感

突然ですが、“ニューヨークマヨネーズ”って、ご存知ですか??

 

某コンビニで販売している、スナック菓子(ひねり揚げ的な。。。)なんですが・・・

私の中では、「お菓子ランキング No.1」ですね。

 

そのパッケージは、秀逸。。。

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製造工場が、我が“千葉県”というのも、誇らしい限り(?)ですが・・・

最近、なぜか店頭で見かけなくなってしまったのが、残念。

 

「どんな味??」と、聞かれれば・・・

私に言わせれば、あの味は「背徳感」そのもの。

 

体に悪い・悪そうなもの(すみません。。。)って、何で美味いんスかね。

“ファストフード”なんて、それを分かってるくせに、皆んな大好きでしょ。

 

さて。

 

先日の、「新年祈祷会」でのこと。

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例年、この行事の際には、境内が“車両”でごった返していましたが・・・

昨年の“境内拡張工事”を経て、初めての「新年祈祷会」。

 

皆さまが、宗勝寺にいらっしゃる様子を・・・

(出仕僧控室を兼ねた)2Fの寺務室にて、高見の見物。

 

・・・と言いますのも、(思うところあって、敢えて)“駐車ライン”を引いていない境内。

もちろん、“誘導員”もいない状態(ある意味実験でした。。。)でのことでしたから。

 

すると皆さま、端っこから順序良く、停めていくではありませんか。

結果、見事にすべての車両が、収まった訳です。

 

それにしても、感心したのは・・・

どの車両でも、境内の出入口を使用出来るように、駐車していたこと。

 

途中で帰る人もいませんし、帰る時は(ほぼ)一斉に帰るんですから・・・

誰かが発車できない状態でも、誰も困らないのに。

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(宗勝寺境内、どなたでも自由にお使いください。。。)

 

「背徳感」とは、いわゆる罪悪感的な、“後ろめたい”感覚をいう訳ですが・・・

その言葉自体は、“造語”なんだとか。

 

日本人は、古来より「恥」というものを意識してきました。

“ルール・マナー”を守らないと、恥ずかしい。

 

恥ずかしいのは、「他人から見て」ということなのでしょうが・・・

「見られていなければ、OK。。。」なんて人こそ、自分自身が恥ずかしいでしょう。

 

また、「ご先祖さまに、申し訳が立たねぇ。。。」なんて・・・

「恥」の相手は、目に見える存在だけではないことも、ありますね。

 

これに対し、欧米人が大切にしたのは「罪」の意識なんだそうですが・・・

自らの行為は“神”が見てらっしゃる、と。

 

日本風に言えば・・・

「お天道(てんと)さまが、見てるよ。。。」ってやつでしょうか。

(最近、めっきり耳にしない気が。。。)

過去最高

本年も、この「SHUSHOJI Blog」を、よろしくお願い申し上げます!

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宗勝寺では、大晦日(夕刻)から本日(正月三が日)までの間・・・

“初詣”の方のために、本堂・鬼子母神堂を解放しておりました。

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堂内でのお参りの姿も、目にすることが出来まして・・・

住職という立場から、有り難く、うれしい限りでした。

 

昨年設置させていただいた“おみくじ”も、初めての正月を迎え・・・

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どうやら、それなりの反響を得たようです。。。

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昨年の“境内拡張工事”の、お蔭もあってか・・・

親戚の子どもたちとの“凧あげ”も、楽しむことが出来ました。

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日が暮れてからは、毎年恒例の“同窓会”に顔を出させせていただきましたが。

(元日に中学校、2日に高校と、連日の。。。)

 

「子どもが、〇〇だ。。。」とか。

「△△が、××と結婚したんだって。。。」とか。

「私はなぜ、結婚できないのか。。。」とか。

 

三十代も半ばとなりますと、話題の中心はこんな感じ。

まぁ、(かくいう私もそうですが)過半数が、“家庭”を持つようになったということですね。

 

そんな中、ザックリまとめますと・・・

「呑みに行くことを隠さないと、妻に叱責される」

・・・という旨の、話題があり。

 

それは、一例として・・・

様々なものに置き換えれば、個々に経験はあるのではないでしょうか。

 

“遊び・趣味・お金・食生活・タバコ・ギャンブル etc.”の娯楽によって・・・

“家族・親族・上司・同僚・友人・知人・取引先 etc.”に叱責される、とか。

 

現場での話題の、“落としどころ”で言えば・・・

「やること(仕事・家事・育児 etc.)やってねぇから、言われんだよ。。。」

・・・という結論に、落ち着いたのでした。

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本日(1月3日)は、仕事初め(?)として・・・

多古町「能満寺」さまの、年頭「祈祷会」に出仕させていただきました。

 

法要終了後には、ご住職より・・・

「丙にも申にも、“伸びる”という意味があり、、、」との、ご法話を。

(平成28年は、丙申(ひのえさる)の年です。。。)

 

私にとって、「過去最高」の年は、昨年でした。

ちなみに、昨年「過去最高」だったのは、一昨年でした。

 

毎年毎年、“紆余曲折”ありますが・・・

今年も人生最高の年、と“感じる”ことが出来る自分でいることが、大切だと思っております。

 

また、今年もそう思えるよう、精進してまいりますので・・・

お付き合いの程、よろしくお願いいたします!

 

先ほど、妻が帰省(実家)からお戻りになる、との連絡を頂戴いたしました。

さぁ、やることやっちゃおう。。。

ご縁

先般、少し触れさせていただきましたが・・・

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この度、旧車(古いクルマ)の隔月刊誌、「Old-timer(オールドタイマー)」に・・・

宗勝寺が、掲載される運びとなりました。

 

表紙の右上を、見ますと・・・

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なんと、特別付録として「宗勝寺×Old-timer(コラボ)」の・・・

“交通安全ステッカー”が。。。

 

記事を“チラ見せ”しますと、こんな感じ。

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「Old-timer」2016年2月号は、本日(12月26日)より、全国の書店にて発売中。

ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。

 

さて。

 

このお話を、出版社である「八重洲出版」さまから頂戴したのは、先月(11月)のこと。

“交通安全ステッカー”を付録として、その監修を、とのことでした。

 

突然の「ご縁」に驚きましたが、内心(クルマ好きの)私の胸は、踊りました。

 

話を伺うと、旧車イベントに関連した“交通事故”もあったとのこと。

「今回は、“まがい物”ではないものを作りたい。。。」

・・・とのお言葉が、印象的でした。

 

出版社さまとの打ち合わせを重ね、トントン拍子に話は進み。。。

 

今月の頭には、「交通安全ステッカーの試作品・原稿データ・読者からのお便り」を前に・・・

鬼子母神堂にて、ご祈祷させていただくことに。

 

そんな中、ある方から(ハイテンション気味の)電話が。

「え?何で?意味分かんねぇんだけど、どういうこと??」

・・・なんて、仰っていたような気がします。

 

全国的に有名な“旧車ショップ”を営む、この方は・・・

出版者さまより、ご祈祷当日の“取材協力”を依頼された訳ですが。

 

実はこの方、古くからの宗勝寺の檀家さんで・・・

そんな「ご縁」に、出版社さまも驚いていたようです。

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当日は、“箱スカ(’71 スカイラインGTR)”に加え、“プリンスグロリア(’64 デラックス)”が。

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鬼子母神堂にてご祈祷後、客殿にて“談笑(取材?)”させていただきました。

 

細かいことを、言うならば・・・

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先般登場したこのクルマに、私が以前乗っていたことも、さらなる「ご縁」かもしれません。

 

紙面内容上、“どストライク”なクルマでしょうし・・・

これも当時、上記檀家さんよりお譲り頂いたものでしたから。

 

また、上記プリンスグロリアは・・・

“東京オリンピック(1964)”の、役員送迎車だったそうですが。

 

宗勝寺のお隣さんは、東京オリンピックの“金メダリスト”ですから、これも「ご縁」・・・

・・・ってのは、言い過ぎですかね。

 

また来年も、「ご縁」を大切に・・・

生き生きとしたお寺を目指し、活動して参ります!

 

どうぞ、良いお年を。。。

年中行事

昨日(12月23日)は、多古町「能満寺」さまにて・・・

冬至「星祭り」祈祷会に、出仕させていただきました。

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古来より、物事の“吉凶”は、天体の運行によって予測出来ると考えられており・・・

それは、人の“運命・運勢”にも影響を与えるものだ、と言われています。

 

運命を左右する、星を“供養”することで・・・

(個人の)一年間の幸いを祈り、災いを除く、というのが「星祭り」の趣旨です。

 

夜が最も長くなる(=星の力が増す)“冬至”は、よりご守護をいただける、とか・・・

天に“三光(太陽・月・星)”が、同時に上る“冬至”に祈りを捧げると、ご利益がある、とか・・・

諸説より、「冬至=星祭り」というお寺も、少なくないのです。

 

余談ですが、クリスマスが“12月25日”と定められたのは、4世紀のこと。

“太陽神を祭る祝祭日”に併せて、キリストの生誕を祝うために設定された、ということです。

 

つまり、「クリスマス=キリストの誕生日」ではなく・・・

(誕生日は、はっきりとは分からないそうです。。。)

「クリスマス=太陽神を祭る日=冬至」と言っても、過言ではないのです。

 

さて。

 

この行事を以て、私の今年の「年中行事(出仕含む)」は・・・

無事、すべて終了いたしました。

 

“お寺の仕事”というものは、中々ひと言では言い難いものがありますが・・・

お寺側が主催し、毎年決まった時期に必ず行う“儀式・行事”を、「年中行事」といいます。

 

お寺から、「年中行事」のご案内をさせていただく中で・・・

もちろん、「毎回出席・時々出席・毎回欠席」と、様々な方がいらっしゃいます。

 

では、「毎回“欠席”したら、どうなりますか??」と、問われたら・・・

・・・別に、どうにもならないと思います。

 

ただ、お寺側から言えば、“無意味”なことは致しません。

お寺は、適した時季に適した行事を行い、豊かに生きることを“プレゼン”しています。

 

・・・年末の“大掃除”も、順序良く進めております。

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さすがに、現在は“戦力外”といったところですが・・・

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その“気持ち”だけでも、有り難いものです。。。

 

息子が誕生し、まだ一年数か月ですが、その間にも・・・

「お七夜・お宮参り・お食い初め・初節句…」と、数々の行事を経てきました。

 

(やらなくても、どうにかなる訳ではない)行事を、ひとつひとつ積み重ねていくことが、いかに大事か。

それは、自分が親になって、改めて気付かされたことかもしれません。

相場

先日、(コンビニで)ふと“バイク雑誌”を手に取りました。

 

いつの間にやら、バイクを降りて指折り数えるほどの年数が、経ってしまい・・・

そのためか、バイク雑誌を開くのも、数年ぶりの事。

 

一番夢中になっていたのは、学生の頃だったかもしれませんが・・・

もちろん、当時は(も)金銭的な“余裕”なんて無いですから。

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確か、あのバイクは、当時(15年前?)は“120万円”くらいで・・・

購入することは“不可能”と決めつけて、興味も今一つ持てませんでした。

 

雑誌を開いて、ビックリしたのは・・・

そのバイクに、“200~500万円”の値が付いていたこと。

 

「無理しても、買っときゃ良かった。。。」

・・・なんてのは、大した後悔じゃないのかもしれません。

 

私の場合、「売らなきゃ良かった。。。」ってやつで。

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10年以上前に手放した、私のクルマ・・・

現在は、当時購入した価格の“倍近い値段”で、取引されているそうな。

 

まぁ、ものの「相場」は“需要と供給”が、原則な訳で・・・

もう製造されていないものに人気があれば、価格は高騰するのが当然。

 

また、“円相場”を仕事や趣味に活用される方も、いらっしゃるでしょう。

(ちなみに、私は1ドル=83円の時に、アメリカからクルマを、、、)

 

さて。

 

“葬儀・法要・ご祈祷”など、お坊さんに法事を依頼した際・・・

その謝礼として包む金銭を、“お布施”と呼びます。

 

・・・という説明は、本義ではなく。

 

本来の“布施”の意味は「分け与える」こと。

他人に、自らの財物・知識などを、見返り無く分け与えることで、功徳を積む・・・

・・・という、“修行”のことを指しています。

41  墓前経

それはそれとして。

 

「いくら包めば良いの??」という疑問を・・・

多くの方がお持ちなのは、事実のようです。

 

これは、はっきりと申し上げます。

菩提寺のご住職に、お聞きください。

 

決して、“マナー違反”ではありませんし・・・

恥ずかしいことでも、ありません。

 

確かに、“結婚披露宴”に招待されて・・・

新郎新婦に「いくら??」って聞くバカは、いません。

 

お布施は(前述の通り)お坊さんへの“謝礼”ではなく・・・

お寺・仏さまへの“奉納”。

 

もちろん、“宗教法人”に納入されるもので・・・

住職個人の財産になることは、有り得ません。

 

だからこそ、菩提寺の住職の多くは、その質問に対して・・・

「お気持ちで。。。」という回答を、高確率で返します。

 

でも、「(聞いてる方は)そういうことじゃねぇんだよ。。。」って。

・・・分かります。

 

そんなあなたに、私からのおススメの聞き方は・・・

「“相場”を、教えてください。。。」

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