準備

師匠のお寺「浄国寺」では、来る2月6日(土)に・・・

「豊田岡田 夫婦稲荷大明神大祭」を、厳修致します。

 

以前、このような姿で参道脇にお祀りされていた、“お稲荷さん”が・・・

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このように“改修”され、「遷座式(せんざしき)」が行われたのが、昨年6月のこと。

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時代の流れとともに“紆余曲折”を経て、現在の形に落ち着いたという・・・

“事の顛末”は、以前書かせていただきました。

→ 「紆余曲折を経た、事の顛末」

 

お陰さまを以て、どうやら久々にこの「豊田岡田 稲荷大明神大祭」の・・・

“復活”に、辿りつくことが出来るようです。

 

改修工事を終えた際、数名の方からは・・・

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「何だか、“手すり”に掴まりにくいねぇ。。。」なんて。

 

確かに、通路に比べて幅広で低めのポジションの“手すり”は・・・

やはり、“手すり”ではなく。

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「奉納旗」を固定するための、“土台”なのでした。

 

本日、約50基ほど(本日までの申し込み分)を、染筆させていただきましたが・・・

多くの方が、この大祭のためにお稲荷さんを“荘厳”して下ること、頭が下がります。

 

当日お出でになる、檀信徒の皆さまにとっても・・・

また、お稲荷さんにとっても、佳き一日であるよう、「準備」を進めていく次第です。

 

かの「第16代アメリカ合衆国大統領 リンカーン」は・・・

「もし8時間、木を切る時間を与えられたら、そのうち6時間を、斧を研ぐのに使うだろう」

・・・と、仰ったそうな。

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さて。

 

先日、しばらくぶりに“甥っ子(約2才)”に会った時のこと。

私を見るや否や、「怖い。。。」と。

 

考えるに、年末のこと。

甥っ子と、“追いかけっこ”をして遊んだ訳ですが。

 

その際、「怖い、怖い。。。」と逃げてはいましたし・・・

確かに、私が“キ〇ガイ”じみた追いかけ方をしたのも、事実だったりします。

 

聞けば、その後・・・

甥っ子が、言うことを聞かない際。

 

「(私の名前)が、来るよ!」

「嫌だ、怖い。。。」

・・・なんて件(くだり)が、あったとか無かったとか。

 

最大限に“ポジティブ”に、考えれば・・・

私は、“畏敬の念”を抱かれる存在と、相成りました。

 

そんな訳で(?)、私この度、来る“節分(2月3日)”に向け・・・

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鬼の“マスク”を、ネットにて注文。

 

もしかしたら、この“節分”を以て・・・

私は本当に、嫌われてしまうかもしれません。

 

でも、何なんでしょう。

この、ワクワクは。

 

甥っ子に、日本の伝統文化を教授する「準備」も、万端ということです。。。

背徳感

突然ですが、“ニューヨークマヨネーズ”って、ご存知ですか??

 

某コンビニで販売している、スナック菓子(ひねり揚げ的な。。。)なんですが・・・

私の中では、「お菓子ランキング No.1」ですね。

 

そのパッケージは、秀逸。。。

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製造工場が、我が“千葉県”というのも、誇らしい限り(?)ですが・・・

最近、なぜか店頭で見かけなくなってしまったのが、残念。

 

「どんな味??」と、聞かれれば・・・

私に言わせれば、あの味は「背徳感」そのもの。

 

体に悪い・悪そうなもの(すみません。。。)って、何で美味いんスかね。

“ファストフード”なんて、それを分かってるくせに、皆んな大好きでしょ。

 

さて。

 

先日の、「新年祈祷会」でのこと。

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例年、この行事の際には、境内が“車両”でごった返していましたが・・・

昨年の“境内拡張工事”を経て、初めての「新年祈祷会」。

 

皆さまが、宗勝寺にいらっしゃる様子を・・・

(出仕僧控室を兼ねた)2Fの寺務室にて、高見の見物。

 

・・・と言いますのも、(思うところあって、敢えて)“駐車ライン”を引いていない境内。

もちろん、“誘導員”もいない状態(ある意味実験でした。。。)でのことでしたから。

 

すると皆さま、端っこから順序良く、停めていくではありませんか。

結果、見事にすべての車両が、収まった訳です。

 

それにしても、感心したのは・・・

どの車両でも、境内の出入口を使用出来るように、駐車していたこと。

 

途中で帰る人もいませんし、帰る時は(ほぼ)一斉に帰るんですから・・・

誰かが発車できない状態でも、誰も困らないのに。

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(宗勝寺境内、どなたでも自由にお使いください。。。)

 

「背徳感」とは、いわゆる罪悪感的な、“後ろめたい”感覚をいう訳ですが・・・

その言葉自体は、“造語”なんだとか。

 

日本人は、古来より「恥」というものを意識してきました。

“ルール・マナー”を守らないと、恥ずかしい。

 

恥ずかしいのは、「他人から見て」ということなのでしょうが・・・

「見られていなければ、OK。。。」なんて人こそ、自分自身が恥ずかしいでしょう。

 

また、「ご先祖さまに、申し訳が立たねぇ。。。」なんて・・・

「恥」の相手は、目に見える存在だけではないことも、ありますね。

 

これに対し、欧米人が大切にしたのは「罪」の意識なんだそうですが・・・

自らの行為は“神”が見てらっしゃる、と。

 

日本風に言えば・・・

「お天道(てんと)さまが、見てるよ。。。」ってやつでしょうか。

(最近、めっきり耳にしない気が。。。)

過去最高

本年も、この「SHUSHOJI Blog」を、よろしくお願い申し上げます!

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宗勝寺では、大晦日(夕刻)から本日(正月三が日)までの間・・・

“初詣”の方のために、本堂・鬼子母神堂を解放しておりました。

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堂内でのお参りの姿も、目にすることが出来まして・・・

住職という立場から、有り難く、うれしい限りでした。

 

昨年設置させていただいた“おみくじ”も、初めての正月を迎え・・・

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どうやら、それなりの反響を得たようです。。。

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昨年の“境内拡張工事”の、お蔭もあってか・・・

親戚の子どもたちとの“凧あげ”も、楽しむことが出来ました。

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日が暮れてからは、毎年恒例の“同窓会”に顔を出させせていただきましたが。

(元日に中学校、2日に高校と、連日の。。。)

 

「子どもが、〇〇だ。。。」とか。

「△△が、××と結婚したんだって。。。」とか。

「私はなぜ、結婚できないのか。。。」とか。

 

三十代も半ばとなりますと、話題の中心はこんな感じ。

まぁ、(かくいう私もそうですが)過半数が、“家庭”を持つようになったということですね。

 

そんな中、ザックリまとめますと・・・

「呑みに行くことを隠さないと、妻に叱責される」

・・・という旨の、話題があり。

 

それは、一例として・・・

様々なものに置き換えれば、個々に経験はあるのではないでしょうか。

 

“遊び・趣味・お金・食生活・タバコ・ギャンブル etc.”の娯楽によって・・・

“家族・親族・上司・同僚・友人・知人・取引先 etc.”に叱責される、とか。

 

現場での話題の、“落としどころ”で言えば・・・

「やること(仕事・家事・育児 etc.)やってねぇから、言われんだよ。。。」

・・・という結論に、落ち着いたのでした。

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本日(1月3日)は、仕事初め(?)として・・・

多古町「能満寺」さまの、年頭「祈祷会」に出仕させていただきました。

 

法要終了後には、ご住職より・・・

「丙にも申にも、“伸びる”という意味があり、、、」との、ご法話を。

(平成28年は、丙申(ひのえさる)の年です。。。)

 

私にとって、「過去最高」の年は、昨年でした。

ちなみに、昨年「過去最高」だったのは、一昨年でした。

 

毎年毎年、“紆余曲折”ありますが・・・

今年も人生最高の年、と“感じる”ことが出来る自分でいることが、大切だと思っております。

 

また、今年もそう思えるよう、精進してまいりますので・・・

お付き合いの程、よろしくお願いいたします!

 

先ほど、妻が帰省(実家)からお戻りになる、との連絡を頂戴いたしました。

さぁ、やることやっちゃおう。。。

ご縁

先般、少し触れさせていただきましたが・・・

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この度、旧車(古いクルマ)の隔月刊誌、「Old-timer(オールドタイマー)」に・・・

宗勝寺が、掲載される運びとなりました。

 

表紙の右上を、見ますと・・・

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なんと、特別付録として「宗勝寺×Old-timer(コラボ)」の・・・

“交通安全ステッカー”が。。。

 

記事を“チラ見せ”しますと、こんな感じ。

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「Old-timer」2016年2月号は、本日(12月26日)より、全国の書店にて発売中。

ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。

 

さて。

 

このお話を、出版社である「八重洲出版」さまから頂戴したのは、先月(11月)のこと。

“交通安全ステッカー”を付録として、その監修を、とのことでした。

 

突然の「ご縁」に驚きましたが、内心(クルマ好きの)私の胸は、踊りました。

 

話を伺うと、旧車イベントに関連した“交通事故”もあったとのこと。

「今回は、“まがい物”ではないものを作りたい。。。」

・・・とのお言葉が、印象的でした。

 

出版社さまとの打ち合わせを重ね、トントン拍子に話は進み。。。

 

今月の頭には、「交通安全ステッカーの試作品・原稿データ・読者からのお便り」を前に・・・

鬼子母神堂にて、ご祈祷させていただくことに。

 

そんな中、ある方から(ハイテンション気味の)電話が。

「え?何で?意味分かんねぇんだけど、どういうこと??」

・・・なんて、仰っていたような気がします。

 

全国的に有名な“旧車ショップ”を営む、この方は・・・

出版者さまより、ご祈祷当日の“取材協力”を依頼された訳ですが。

 

実はこの方、古くからの宗勝寺の檀家さんで・・・

そんな「ご縁」に、出版社さまも驚いていたようです。

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当日は、“箱スカ(’71 スカイラインGTR)”に加え、“プリンスグロリア(’64 デラックス)”が。

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鬼子母神堂にてご祈祷後、客殿にて“談笑(取材?)”させていただきました。

 

細かいことを、言うならば・・・

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先般登場したこのクルマに、私が以前乗っていたことも、さらなる「ご縁」かもしれません。

 

紙面内容上、“どストライク”なクルマでしょうし・・・

これも当時、上記檀家さんよりお譲り頂いたものでしたから。

 

また、上記プリンスグロリアは・・・

“東京オリンピック(1964)”の、役員送迎車だったそうですが。

 

宗勝寺のお隣さんは、東京オリンピックの“金メダリスト”ですから、これも「ご縁」・・・

・・・ってのは、言い過ぎですかね。

 

また来年も、「ご縁」を大切に・・・

生き生きとしたお寺を目指し、活動して参ります!

 

どうぞ、良いお年を。。。

年中行事

昨日(12月23日)は、多古町「能満寺」さまにて・・・

冬至「星祭り」祈祷会に、出仕させていただきました。

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古来より、物事の“吉凶”は、天体の運行によって予測出来ると考えられており・・・

それは、人の“運命・運勢”にも影響を与えるものだ、と言われています。

 

運命を左右する、星を“供養”することで・・・

(個人の)一年間の幸いを祈り、災いを除く、というのが「星祭り」の趣旨です。

 

夜が最も長くなる(=星の力が増す)“冬至”は、よりご守護をいただける、とか・・・

天に“三光(太陽・月・星)”が、同時に上る“冬至”に祈りを捧げると、ご利益がある、とか・・・

諸説より、「冬至=星祭り」というお寺も、少なくないのです。

 

余談ですが、クリスマスが“12月25日”と定められたのは、4世紀のこと。

“太陽神を祭る祝祭日”に併せて、キリストの生誕を祝うために設定された、ということです。

 

つまり、「クリスマス=キリストの誕生日」ではなく・・・

(誕生日は、はっきりとは分からないそうです。。。)

「クリスマス=太陽神を祭る日=冬至」と言っても、過言ではないのです。

 

さて。

 

この行事を以て、私の今年の「年中行事(出仕含む)」は・・・

無事、すべて終了いたしました。

 

“お寺の仕事”というものは、中々ひと言では言い難いものがありますが・・・

お寺側が主催し、毎年決まった時期に必ず行う“儀式・行事”を、「年中行事」といいます。

 

お寺から、「年中行事」のご案内をさせていただく中で・・・

もちろん、「毎回出席・時々出席・毎回欠席」と、様々な方がいらっしゃいます。

 

では、「毎回“欠席”したら、どうなりますか??」と、問われたら・・・

・・・別に、どうにもならないと思います。

 

ただ、お寺側から言えば、“無意味”なことは致しません。

お寺は、適した時季に適した行事を行い、豊かに生きることを“プレゼン”しています。

 

・・・年末の“大掃除”も、順序良く進めております。

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さすがに、現在は“戦力外”といったところですが・・・

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その“気持ち”だけでも、有り難いものです。。。

 

息子が誕生し、まだ一年数か月ですが、その間にも・・・

「お七夜・お宮参り・お食い初め・初節句…」と、数々の行事を経てきました。

 

(やらなくても、どうにかなる訳ではない)行事を、ひとつひとつ積み重ねていくことが、いかに大事か。

それは、自分が親になって、改めて気付かされたことかもしれません。

相場

先日、(コンビニで)ふと“バイク雑誌”を手に取りました。

 

いつの間にやら、バイクを降りて指折り数えるほどの年数が、経ってしまい・・・

そのためか、バイク雑誌を開くのも、数年ぶりの事。

 

一番夢中になっていたのは、学生の頃だったかもしれませんが・・・

もちろん、当時は(も)金銭的な“余裕”なんて無いですから。

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確か、あのバイクは、当時(15年前?)は“120万円”くらいで・・・

購入することは“不可能”と決めつけて、興味も今一つ持てませんでした。

 

雑誌を開いて、ビックリしたのは・・・

そのバイクに、“200~500万円”の値が付いていたこと。

 

「無理しても、買っときゃ良かった。。。」

・・・なんてのは、大した後悔じゃないのかもしれません。

 

私の場合、「売らなきゃ良かった。。。」ってやつで。

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10年以上前に手放した、私のクルマ・・・

現在は、当時購入した価格の“倍近い値段”で、取引されているそうな。

 

まぁ、ものの「相場」は“需要と供給”が、原則な訳で・・・

もう製造されていないものに人気があれば、価格は高騰するのが当然。

 

また、“円相場”を仕事や趣味に活用される方も、いらっしゃるでしょう。

(ちなみに、私は1ドル=83円の時に、アメリカからクルマを、、、)

 

さて。

 

“葬儀・法要・ご祈祷”など、お坊さんに法事を依頼した際・・・

その謝礼として包む金銭を、“お布施”と呼びます。

 

・・・という説明は、本義ではなく。

 

本来の“布施”の意味は「分け与える」こと。

他人に、自らの財物・知識などを、見返り無く分け与えることで、功徳を積む・・・

・・・という、“修行”のことを指しています。

41  墓前経

それはそれとして。

 

「いくら包めば良いの??」という疑問を・・・

多くの方がお持ちなのは、事実のようです。

 

これは、はっきりと申し上げます。

菩提寺のご住職に、お聞きください。

 

決して、“マナー違反”ではありませんし・・・

恥ずかしいことでも、ありません。

 

確かに、“結婚披露宴”に招待されて・・・

新郎新婦に「いくら??」って聞くバカは、いません。

 

お布施は(前述の通り)お坊さんへの“謝礼”ではなく・・・

お寺・仏さまへの“奉納”。

 

もちろん、“宗教法人”に納入されるもので・・・

住職個人の財産になることは、有り得ません。

 

だからこそ、菩提寺の住職の多くは、その質問に対して・・・

「お気持ちで。。。」という回答を、高確率で返します。

 

でも、「(聞いてる方は)そういうことじゃねぇんだよ。。。」って。

・・・分かります。

 

そんなあなたに、私からのおススメの聞き方は・・・

「“相場”を、教えてください。。。」

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先日(11月23日)は、匝瑳市「常福寺」さまにて・・・

(私にとって)今年最後の“お会式”に、出仕させていただきました。

 

また、これに併せ厳修されたのは、「三十番神」の“開眼(入魂)法要”。

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「三十番神」に関しては、個人的に頭を悩ませたこともあり・・・

以前、書かせていただきましたが。。。

仏師もお見えになったこの日、貴重な情報も得ることが出来ました。

 

“お会式”が終われば、秋も終わり。

気候的には、「今年は、秋が長げぇな。。。」と思っていた、今日この頃。

 

ようやく、朝晩は冷え込むようになってまいりましたが・・・

「“冬の訪れ”を実感する瞬間TOP10」なんてものを、目にしました。

 

1位 朝、目覚めて布団から出るのが嫌になったとき
2位 風呂上がりに、寒さを感じるようになったとき
3位 日の短さを、実感したとき

 

何とも、当り障りのないデータではありますが・・・

私の場合は、“間違い電話”ですかね。

 

うちと電話番号が“1番違い”の、燃料屋さん。

「〇〇ですけど、灯油を・・・」ってやつ。

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天候にも恵まれた本日は、空き墓地区画などの“草刈り”を。

きっと、今年最後の草刈りですね(そう願います。。。)。

 

さて。

 

宗勝寺では、檀信徒の皆さまへのご案内は・・・

封書の郵送と、させていただいておりますが。

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こちらは、それに同封される“寺報(お寺の新聞)”の原稿。

その名も、「宗勝寺 瓦版」です。。。

 

“情報伝達”と、いうことならば・・・

直接顔を合わせ伝える、ということには敵わないのではないでしょうか。

 

しかしながら。

 

こちらが、懸命にお話ししても、聞き入れられなかったりすることが・・・

同じことでも、“書面”にするだけで伝わる、ということもあったりする訳です。

 

そして、老若男女にお目通しいただけるのも・・・

こういった、「アナログ」のもの。

 

・・・とはいえ。

近年の情報伝達のメインは、やはり“インターネット”になるのでしょうか。

 

まぁ、こうしてブログを書いておいてアレですが・・・

インターネット上の情報に関しては、信頼性(信憑性)に欠けるのが、常識。

(もちろん、“便利”ということに間違いはありませんが。。。)

 

そういえば。

 

どなたか、良い“スケジュール管理(カレンダー)アプリ”を、ご存知ないでしょうか??

iPhoneとPC(windows)で同期出来て、限りなくシンプルなもの。

「11:00~13:30」みたいに、時間指定するものは不必要です。

 

今現在、一番使い勝手が良いのは・・・

IMG_1196結局、この「アナログ」タイプなんですが。。。

 

裾野

先日(11月13日)は、多古町「能満寺」さまにて・・・

“お会式(おえしき)”に、出仕させていただき。

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15日には、(師匠のお寺)「浄国寺」にて“お会式”が、厳修されました。

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うち(宗勝寺)の“お会式”の日程は、毎年10月13日。

これは、日蓮大聖人のご命日の“正当日”ということになります。

→「お会式」について

 

つまり、現在の時期に行われているのは・・・

いわゆる、“月遅れ(旧暦と新暦のズレを、季節を基準に合わせること。。。)”。

 

“(8月に行われる)お盆”と、同じ考えですが・・・

この“お会式”も、11月に行っている寺院の方が、多いように感じます。

 

さて。

 

そんな中、“召集令状”を賜り・・・

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・・・委嘱されてきました。

 

「教化(きょうか)センター」とは、規約によれば・・・

「時代に即応した教化、布教伝道の研究と研鑽の確立を図るものとする。」だ、そうです。

 

メンバーを見渡すに、私がどのような立場で選出されたかは、謎なのですが・・・

“呼ばれるうちが華”なんて、言いますし。

 

早速、「教化センター」の活動の一環として・・・

檀信徒(初心者)向けの“お経本”を発刊、という事業に取り掛かりましたが。

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約4か月後に、“5000~1万部”の発刊を予定しているそうで・・・

時期的なことを考えると、入稿に向けて動き出すには、遅すぎるくらい。

 

・・・とはいえ、本日の編集会議を経まして。

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余裕をかます訳では、ございませんが・・・

すでに“ゴール”が見えたのは、私だけでしょうか。

 

まぁ、実を言うとこの手のものは、経験済みだったりする訳で・・・

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「どんなことでも、経験しとくもんだな。。。」と、思った次第。

 

・・・そういえば。

 

以前、ある方と話をしていた時のこと。

「何がどう転ぶか、分かんねぇよな。。。」なんて。

 

ひとつの事柄を、突き詰めていくことは、それはそれで尊いことですが・・・

興味を持ったことは手当たり次第、ってのも、それはそれで。

 

「裾野(すその)」を広げるだけ広げている割には、積み重ねが無い私に対し、彼は・・・

「お前は、“ビニールシート”みてぇだな。。。」と。

 

何が正しいのかは、分かりませんが・・・

私、日々を楽しく過ごしております。。。

 

そんな「裾野」の、賜物か・・・

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この度、ご縁をいただきまして。

 

そのうち、面白いご報告が出来る・・・かもしれません。

お楽しみに。

 

「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」

・・・なんて“ことわざ”が、イギリスにはあるそうな。。。

覚悟

・・・前回のつづきです。

 

以前にも、少し触れましたが・・・

今回の団参には、私の“息子(1才2か月)”も同行しまして。

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色々と、思案した上で・・・

やはり、大型バスに“同乗”するのは厳しかろう、と。

 

私が運転手として、“伴走車”を出すことになった訳ですが・・・

現地では、(ご高齢の)参加者の“レスキュー車”として活躍出来たのは、結果オーライ。

 

・・・とは言え、当日までかなりの不安はありました。

まずもって、30名以上の参加者の“引率”に、支障をきたしてはなりません。

 

そして、宗勝寺住職として、総本山で“法要”をさせていただくという、緊張感。

息子の“世話”に加え、山梨県までの“運転”も加わったのですから。

 

普段、そんなことが無い私でも、前日は“眠れぬ夜”を過ごしました。

そして、それは(なぜか)“妻”も、同じだったようで。。。

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・・・団参初日を、無事に終え。

安堵と疲れからか、私はあっという間に眠りに落ちました。

 

それでも、身延山久遠寺の“朝勤”に参列するという、気持ちの高ぶりからか・・・

アラーム(目覚まし)をセットした、1時間前(午前4時)に、ふと目を覚ましますと。

 

そこには、iPhoneのLEDを頼りに化粧をする、妻の姿が。

彼女は、“徹夜”をしていました。

 

後から、話を聞くに・・・

隣の部屋から漏れる“マダムのおしゃべり”に、寝入りばなを挫かれ。

 

おしゃべり終了と、バトンタッチするように始まった・・・

“いびきの大合唱”に、寝ることを諦めたそうな。

 

(熟睡した)私が何を言ったところで、気休めにもなりませんが・・・

「ほら、今頃荒行堂では、毎日2時間睡眠で。。。」と。

 

すると、妻は・・・

「あの人たちは、それを“覚悟”で入ってるんでしょ。。。」と。

 

「私には、“覚悟”が無かった。。。」と。

そう静かに、そして悲しそうに呟いたのでした。

 

帰宅直後、「妙に静かだな。。。」と思ったら・・・

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カバンから洗濯物を出したところで、力尽きる妻。

 

・・・確かに、振り返ってみれば。

 

「引率・法要・世話・運転」という、ハードな内容の割には・・・

ぶっちゃけ、何ということも無かった。

 

「覚悟」の上でしたから。

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団参(2日間)の天気予報は、しばらく前から“雨マーク”が消えることは無く。

やはり、その通りの天気となりました。

 

しかし、その「覚悟」があったためか、参加者からは・・・

「ほとんど降らなくて、良かった」とか。

「祖廟にお参りするときには、不思議と雨が止んだ」とか。

 

やはり人間、“腹をくくる”ということが・・・

・・・いや、ごめんなさい。

 

私が、熟睡出来たのは・・・

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自分だけ、こっそり“耳栓”を持参したからなのでした。。。

輪番給仕団参

宗勝寺・(師匠のお寺)浄国寺の、共催にて・・・

「輪番給仕団参(りんばんきゅうじだんさん)」を、計画し。

 

先日(11月8~9日)、一泊二日の行程を、無事終えることが出来ました。

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日蓮大聖人が、晩年の“9年間”をお過ごしになった、身延(山梨県)の地には・・・

日蓮宗の“総本山”である、「身延山 久遠寺」がございます。

 

日蓮大聖人の、「いづくにて死に候とも墓をば身延の沢に。。。」とのご遺言に従い・・・

ご遺骨は、この身延山に祀られています。

 

さらに、“六老僧(6人の弟子)”には・・・

廟所(お墓)を、“輪番”で護持するように、と。

 

それを基として、今回行わせていただいたのが・・・

「輪番(ローテーション)給仕(お墓のお世話)団参(団体参拝)」と。

 

つまり、我々も日蓮大聖人のお弟子として・・・

その「ローテーションの輪」に入れさせていただいた、という訳です。

 

まず、「委嘱式(いしょくしき)」が行われます。

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法主猊下(身延山久遠寺の住職)に、なり替わり・・・

日蓮大聖人への、“給仕依頼”を頂戴する訳です。

 

次に「法儀」として、“御真骨堂”にて参拝を。

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読経・唱題に加え、参拝団としての“誓いの言葉”を、代表者が言上します。

ちなみに、「輪番給仕」を行わずして、日蓮大聖人の“御真骨”を拝することは出来ません。

 

最後に、「祖廟(日蓮大聖人のお墓)参拝」をして、終了となります。

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また、終了後は“祖師堂”にて、「御開帳」を。

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この日は、参道(門前町)での自由時間(買い物など)を経て・・・

宿坊(宿泊できるお寺)である「端場坊(はばのぼう)」さまに、参籠させていただき。

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翌朝、“大本堂”で6時から行われた“朝勤”にも参列を。

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身延の地からは、“観光”しながらの帰路道中。

 

個人的には、“沼津港”でいただいた海の幸が・・・

団体の食事とは思えないほど(…って言ったら怒られますが)美味しかったですね。

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画像では伝わりませんが、“紅葉”も始まりつつありました。

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現在は、「ホッとした。。。」の一言。

“主催者・引率者”の立場からすれば、大きな事故もなく帰ってくることが出来ましたので。

 

まぁ、細かいこと(?)を言えば・・・

キリは、ありません。

 

「御札の配り忘れ」とか。

(記念写真・会計報告に同封し、郵送します。。。)

 

宿坊で働く学生さんへの「お小遣いのあげ忘れ」とか。

(働きながら学校へ通う、お坊さんのタマゴさん、ごめんなさい。。。)

 

・・・・・・つづく。

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